フードマイレージゼロのやさいづくり

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昨日、ながいもの芽が出たことを書きました。早速、今朝畑に上がって、竹を地面に挿して、上部にきゅうりネットをかけながら横に渡しました。

予定していたよりも１つの芽が少なかったこともあって、ネットの長さが余ってしまったので、箸でまとめて固定しました。下部はネットを引っ張って、ビニールひもで固定しました。

これから伸びてくる芽をネットの方に誘引して、つるが、ネットに絡むようにしていきます。

そろそろ追肥をしようかと思います。有機質の肥料は元肥で十分入れましたので、植え付けた芽に負担の少ない化成肥料をまこうと思います。

それから同じ畑Ａのかぼちゃが、こづるが増えてきましたので、いらない分を鎌で切り落としました。結構たくさんありました。

ながいもを植えつけた畑Ａの畝を見に行きました。なかなか出ないなあと数日前にも見に行ったのですが、何と見落としていたようです。すでに今日は20�pほどにも伸びた芽を見つけました。

この桜の散った後の時期は、さつまいも、じゃがいも、ながいも、そしてさといもと見事に揃って発芽するものだなと思いました。

そこで芽が伸びたながいもにはネットの準備を始めました。ネットに芽を沿わせて、つるが伸びていけるようにします。

温かくなってもう芽を出して大丈夫だと地面から顔を出すようです。そして一気に葉を展開させます。あとはショウガぐらいでしょうか。まだ芽だし中で発芽する気配はありません。

植えたものが発芽するときほどほっとすることはありません。今年は寒かったので、なおのことその思いが強いです。

ナスはほとんど発芽に成功していません。ピーマン、ししとう、唐辛子、トマトなどほかのナス科の植物はどれも何とか発芽にこぎつけて、何とか苗の数も確保できそうです。

その一方で、ナスは今から発芽できても、すでに秋口に実をつける時期になってしまいそうです。ここまでうまくいかないのは初めてです。

畑Ａに準備していた場所に長いもを植え付けました。波板をななめに敷いてそこへ長いもが伸びていくようにしています。昨年ごぼうを作った場所です。そのまま肥料を追加して、今度はながいもを作ります。

ながいもの種いもは昨年の春にむかごを蒔いて秋に収穫したものです。15センチほどに育っているものを冬の間室内の段ボール箱中で保存しておきました。

それと昨年栽培して収穫した長いもを大きく切り分け、草木灰を切り口に浸けてしばらく置いて乾かしたものを植え付けました。全部で20株ほどです。

それに加えて伊勢いも（つくねいも）が１個ありましたので２つに切り分けて、これにも切り口だけでなく全体に草木灰をまぶして植え付けました。

いずれ芽が出たのを確認できれば、上部にネットを張ろうと思います。

ナガイモを収穫しました。ナガイモはそのまま植えると地面深く何十センチにもまっすぐ伸びていきます。したがって折れやすい長いもを収穫にひと苦労することになります。

そこで、ナガイモを楽に収穫するためにパイプ（市販品）を使ってみました。種芋を芽を出させてから植え付けました。その際にちょっとしたコツがあって、芽が上方に向かって出るのと反対方向にまっすぐ地下に向かって芋になる根が伸びていきます。

それをパイプの受け口で捉えるようにできています。パイプの受け口と反対側が低くなるように角度をつけて設置します。芋はその勾配にそってパイプの中で伸びていきます。

つまり収穫の際に斜めに据えつけたパイプを芋ごと取り出せばよいわけです。こうしてあまり深く掘らなくて済むように工夫されています。でもそんなにうまくいくかなと半信半疑で植えつけました。

植え付けて3か月目にイノシシが襲来し、半分は茎が切られてしまいました。6か月経ってつるが枯れましたので掘り上げることにしました。

出来は8本植えて2本が60cm余りの長さで直径が7cmぐらいでした。3本は40cmぐらいでした。おそらく先端が枯れていますので、イノシシに食いちぎられた分でしょう。


そしてパイプから外れたものが3本。残念ながらパイプを避けて地中深く芋が伸びてしまいました。これはいずれも直径が8cm以上あり、まだ地中に残してあります。今度時間をかけて掘らねばなりません。