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posted by fanblog

2018年03月17日

(疾患別脳卒中)片麻痺〜どういう仕組み?どうして片方?〜

本日は、疾患別のざっくり説明第二段。
脳卒中の片麻痺に焦点を当てて説明していきたいと思います


脳卒中になると、左右どちらか片方の手足に麻痺が出現することがあります。


これを片麻痺といいます。
(一般的な読み…カタマヒ)
(専門的な読み…ヘンマヒ)


右側が麻痺したら右片麻痺
左側が麻痺したら左片麻痺

と呼ぶことが多いです。



「なぜ麻痺が起こるの?」

「なぜ麻痺が出る人と出ない人がいるの?」

「なぜ片方だけなの?」


不思議ですよね?


これには、脳の支配領域が関わっているのです。




脳は、身体の全てを支配しています。


もちろん、運動も。



「筋肉よ動け!」


という脳からの命令は、脳内から特定の道順を経て、身体の各部署に届きます。


これが滞りなく行われれば、運動が生じる訳です


しかし脳の血管が破れたり詰まったりした際…


この「運動命令を運ぶ道」がせき止められてしまえば、命令が届かなくなります


これが脳卒中の麻痺の正体です。


同じ脳卒中でも、麻痺の重さは個人差がありますよね?


その理由は、損傷した箇所や大きさが異なるから。


損傷箇所が「運動命令を運ぶ道」にかからなかった場合、麻痺は出現しません。


例えばくも膜下出血の場合、損傷するのは脳の表面です。
脳の表面は「運動命令を運ぶ道」にかかりにくいため、他の2つに比べて麻痺が出にくいのです。



では、なぜ片方だけなのか?


実はこれも、脳の支配領域が影響しています。



「右脳」「左脳」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?


最近はメディアでもよく耳にしますよね


そう、脳は右と左に分かれているのです。


そして手足の運動に関しては、

左半身は右脳
右半身は左脳

が支配しています。

右脳と左脳は、それぞれに「運動命令を運ぶ道」を持っているのです。


そのため…
右脳の「道」が損傷したら、左側の手足に命令が届かなくなり「左片麻痺」になる。

逆もしかり。

という訳です。



なお…
手と足だけが麻痺すると誤解している方がいるかも知れませんが、その間にある「体幹」も麻痺しています。

損傷の部位によっては、顔も麻痺します。

まれに、手と足で麻痺側が異なる場合もあります(交叉性片麻痺)。


全てを説明すると長くなるためこれらは割愛しますが…


以上がざっくりとした片麻痺の解説でした


もっとピンポイントな情報が欲しい方は、キーワードでインターネット検索してみてくださいね!


インターネットの情報では満足できない方は、下のリンク「e-hon」さんに専門書があるため、そちらをどうぞ。






今後もざっくり解説したい事が多過ぎて、どれから行こうか迷っています。


リクエストがあれば、気軽にコメントして下さいね!


それではまた!


〜〜〜〜〜〜〜〜


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