2012年10月14日
気になること いろいろと(3 経営コンサルタントというもの)
気になること いろいろと(3 経営コンサルタントというもの)
石巻市の復興は、いつなのか。私の事務所は、海から1.5km位である。現在、海まで続く4車線道路には、建設会社の出先機関と、機械・車両のリース会社が並ぶ。今度津波が来たら、津波を遮るものはまだ作られていない。事務所周辺は、原野のような空き地が、広がっている。復興した会社は少ない。日曜日は静かで、人は行き交わない。居間からは、海の明かりが見える。津波は、100年に1回だから、後は来ないだろうが、復興は遅く、寒気がする。
経営コンサルタントというもの
私は、コンサルタントファームにいた経験はない。MBAの資格も持たない。
しかし、それでいいのだ。
元々、「経営コンサルタント」のいうことを聞いて、すべてうまくいくならば、自分で、事業・経営して、お金を稼いでいます。すなわち、アドバイザーなのである。年配になるほど、経験が増していく。
もう資格などいらない。自分の能力を、得意分野を中心に十二分に発揮して、お金が稼げればいい。必要に応じて、これからも多くのものを、学ぶ。私の年齢は、もう、実践であり、他人から教わるというよりも、「教える立場」でなければならないだろう。
いろいろの本を読んでも、定年退職した企業戦士は、引退することなく、「自分の経験を生かした、経営コンサルタント」になるべきだと述べている。本当にすごい人たちが、60才以上になり、第一線を退いて、やっと、自分の番になった気がする。例えば、唐突なたとえだが、人を採用する採用者側をしたことがある人なら、すぐ分かるのである。人を面接する場合、見ただけで、一流と、二流の区別がつくし、今後の展開をそれとなく、はっきりと感じるのである。これは、経験に拠る部分が多いが、よく当たる。
これからは、この分野の話「経営コンサルタント」についても、少しずつしていこうと思う。
ちなみに私の、得意な分野は何か。それは、「一見不条理・不可能なことを、考え方・見方を変えることにより、不可能を可能にするノウハウをある程度身に着けていることである。他人と競った時に1点差で勝つ、負けない行動が、常時であれば、取れること」に、相当な自信を持っていることである。若い時から、私に友人がいて、参謀になれる位の人がいてくれれば、大きなことができたのだが、とよく考えた。しかし、夢は叶わず、馬齢を重ねた。私に、魅力がなかったのであろう。それならば、「いっそ、ある程度の資格を得た今、自分自身が、経営について語ろう」と、勝手に思い始めた。
さて、戯言は、それ位である。
※「コンサルタント業界」でいう、SWOTとは、
Strength、Weakness、Opportunity、Threat、をいう。
SWOT分析は、企業は、自分のことを話すときは、「強み」・「弱み」・「機会」・「脅威」がどの辺にあるのか探り、検討し、有効に組み合わせる。これを念頭に、「経営コンサル」をする。「あなたの会社の強みは、なんですか。・・・」
「税金」について考える。
租税原則は、「公平、中立(効率)、簡素」である。「簡素」とは、徴税するのに、徴税コストが少ないこと・税金計算の仕方が簡明であることをいう。「中立(効率)」とは、租税を徴するのに無駄がないこと、超過負担、死重損失がない・少なく、納税者が意欲を失わないようにすること、と定義していいだろう。引いては税制が、できるだけ個人や企業の経済活動における選択を歪めることがないようにするという意味とされている。「公平」とは、水平的公平と垂直的公平をいう。前者は、同一の所得には同一の税金を課することをいう。他方で、垂直的公平は、所得の多い人ほど、多くの税金を負担することをいう。「税金」の世界は、給付と負担がある。給付はもらえる権利があること、負担は支払う義務があること、を一般的に言う。
政府は、「資源配分」、「所得再分配」、「経済の安定性」を行う。今度、消費税が上がるが、価格への転嫁には、前転(物の価額の上昇)、後転(給与の上昇)、消転(生産現場で消滅)があると思うが、前転が素直で、多分、私達の生活は苦しくなるであろう。それを「給付」で補うと、「税収の増加」を何故計ったのか、わからなくなる。書いてみると、「経済の分野」が弱くなったようである。今後、研鑽を重ねたい。
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それでは、また。
石巻市の復興は、いつなのか。私の事務所は、海から1.5km位である。現在、海まで続く4車線道路には、建設会社の出先機関と、機械・車両のリース会社が並ぶ。今度津波が来たら、津波を遮るものはまだ作られていない。事務所周辺は、原野のような空き地が、広がっている。復興した会社は少ない。日曜日は静かで、人は行き交わない。居間からは、海の明かりが見える。津波は、100年に1回だから、後は来ないだろうが、復興は遅く、寒気がする。
経営コンサルタントというもの
私は、コンサルタントファームにいた経験はない。MBAの資格も持たない。
しかし、それでいいのだ。
元々、「経営コンサルタント」のいうことを聞いて、すべてうまくいくならば、自分で、事業・経営して、お金を稼いでいます。すなわち、アドバイザーなのである。年配になるほど、経験が増していく。
もう資格などいらない。自分の能力を、得意分野を中心に十二分に発揮して、お金が稼げればいい。必要に応じて、これからも多くのものを、学ぶ。私の年齢は、もう、実践であり、他人から教わるというよりも、「教える立場」でなければならないだろう。
いろいろの本を読んでも、定年退職した企業戦士は、引退することなく、「自分の経験を生かした、経営コンサルタント」になるべきだと述べている。本当にすごい人たちが、60才以上になり、第一線を退いて、やっと、自分の番になった気がする。例えば、唐突なたとえだが、人を採用する採用者側をしたことがある人なら、すぐ分かるのである。人を面接する場合、見ただけで、一流と、二流の区別がつくし、今後の展開をそれとなく、はっきりと感じるのである。これは、経験に拠る部分が多いが、よく当たる。
これからは、この分野の話「経営コンサルタント」についても、少しずつしていこうと思う。
ちなみに私の、得意な分野は何か。それは、「一見不条理・不可能なことを、考え方・見方を変えることにより、不可能を可能にするノウハウをある程度身に着けていることである。他人と競った時に1点差で勝つ、負けない行動が、常時であれば、取れること」に、相当な自信を持っていることである。若い時から、私に友人がいて、参謀になれる位の人がいてくれれば、大きなことができたのだが、とよく考えた。しかし、夢は叶わず、馬齢を重ねた。私に、魅力がなかったのであろう。それならば、「いっそ、ある程度の資格を得た今、自分自身が、経営について語ろう」と、勝手に思い始めた。
さて、戯言は、それ位である。
※「コンサルタント業界」でいう、SWOTとは、
Strength、Weakness、Opportunity、Threat、をいう。
SWOT分析は、企業は、自分のことを話すときは、「強み」・「弱み」・「機会」・「脅威」がどの辺にあるのか探り、検討し、有効に組み合わせる。これを念頭に、「経営コンサル」をする。「あなたの会社の強みは、なんですか。・・・」
「税金」について考える。
租税原則は、「公平、中立(効率)、簡素」である。「簡素」とは、徴税するのに、徴税コストが少ないこと・税金計算の仕方が簡明であることをいう。「中立(効率)」とは、租税を徴するのに無駄がないこと、超過負担、死重損失がない・少なく、納税者が意欲を失わないようにすること、と定義していいだろう。引いては税制が、できるだけ個人や企業の経済活動における選択を歪めることがないようにするという意味とされている。「公平」とは、水平的公平と垂直的公平をいう。前者は、同一の所得には同一の税金を課することをいう。他方で、垂直的公平は、所得の多い人ほど、多くの税金を負担することをいう。「税金」の世界は、給付と負担がある。給付はもらえる権利があること、負担は支払う義務があること、を一般的に言う。
政府は、「資源配分」、「所得再分配」、「経済の安定性」を行う。今度、消費税が上がるが、価格への転嫁には、前転(物の価額の上昇)、後転(給与の上昇)、消転(生産現場で消滅)があると思うが、前転が素直で、多分、私達の生活は苦しくなるであろう。それを「給付」で補うと、「税収の増加」を何故計ったのか、わからなくなる。書いてみると、「経済の分野」が弱くなったようである。今後、研鑽を重ねたい。
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それでは、また。
投稿者:日常生活に役立つ税務・法務、経営について|19:17