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色覚異常から見える世界は、色が他人と違う?

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色が人と違って見えることを「色覚異常」と呼びます。この症状には、先天性と後天性があります。
今回は、「色覚異常」の先天性、後天性の違いから、見え方や性質についてまで、詳しい話を医師に聞いてきました。

先天色覚異常とはなんですか? どんな症状が出ますか?
先天色覚異常とは、生まれつき色が違って見えてしまうことです。最初は自分の見え方が他人と違うということには気づいておらず、不自由も感じていません。
しかし、自動車教習所などで色覚検査を受けたり、絵に色を塗るときに一般的な色遣いをしないなどのきっかけで、自分や周りが気がつくこともあります。

同じ先天色覚異常でも、人によって細胞の数がばらばらですので、全員が同じ見え方をしているわけではなく、実際にどう見えているのかを体験することは難しいです。

先天色覚異常の原因を教えてください。
人間は、眼球の奥のスクリーンである網膜という組織にある「錐体(すいたい)細胞」という細胞が光を捉えることで、色を認識します。
赤を見たときには赤錐体細胞が反応し「赤だ」という信号を脳に送ることで、赤という色が見えます。赤と緑の中間の色は、赤錐体と緑錐体が同じぐらい反応します。

先天色覚異常は、生まれつきの錐体細胞の遺伝子に特徴があり、赤錐体が全く形成されていない、もしくは通常より少ない数しかないために、色の見え方に特徴が出てきます。

先天色覚異常は遺伝性がありますか? 発症しやすい性別は?
日本人では男性の20人に1人、女性の500人に1人が先天色覚異常があるので、病気や障がいというより、見え方の個性と考えたほうがよいでしょう。

なぜ男性に多いかというと、女性はX染色体を二つ持っているため、一つが異常でももう一つでカバーできるのに対し、男性はもともとX染色体を一つしか持っていないため、母親から引きついだX染色体に変化があるとすぐ症状としてあらわれるからです。

後天色覚異常とはなんですか? どんな症状が出ますか?
後天色覚異常とは、網膜や視神経(眼の情報を脳に伝える管)、脳自体の病気により、色の見え方が違ってくる病気です。

眼疾患の一つの症状として起きるので、症状は原因により、さまざまです。

色覚異常で区別がつきにくいのはどんな色ですか?
色覚異常、特に先天性では赤錐体や緑錐体に問題が起こることが多いですが、このような場合以下の状態になります。

・緑の木々の中に紅葉が混じっていても気づきにくい
・緑の黒板の赤いチョークの文字が見づらい
・信号が赤の点滅か黄色の点滅か分かりにくい
・桜のピンクと白色の区別がしにくい
・肉の鮮度が落ちていても見分けがつきにくい

また、緑と青緑と水色など近い色も見分けにくくなり、特にくすんだ色の場合や、薄暗い場所での見分けが難しくなります。


地下鉄の表示、ポスターや掲示物など、不特定多数の方が目にするものについては、色だけに頼った情報の伝え方をするのではなく、合わせて言葉でも表現したりするといった工夫がされています。

もし、お子さんなど家族の色の見え方に「個性があるな」と思われた場合、眼科での検査を受け、見え方の特徴を把握しましょう。見えづらい場面での工夫や危険回避を考えることが必要です。






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