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食べ物を飲み込めない人のための「胃ろう」って何?

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高齢者や食道の病気などで、普通に食事を取るのが難しい場合「胃ろう」を作る、という方法があります。

胃ろうとはどんなものなのでしょうか?今回はこの胃ろうについて、医師に聞いた話をお伝えします。

胃ろうってどんなもの?
胃ろうとは、口から食道に問題があり、食べ物をうまく胃まで運ぶことができない場合に、お腹の皮膚から胃の中につながるトンネルを作って直接胃に食べ物を入れる方法です。

通常、内視鏡(胃カメラ)を用いて局所麻酔のみで30分から1時間程度の処置でできます。トンネルの中にやわらかいチューブを通しておき、そこから流動食や液体、ゼリー状のものなどを食事として入れます。自宅では家族と同じものをミキサーにかけて流動食にする場合もあるようです。

胃ろうはいつか中止できるのか?というと、近年増えている認知症や脳梗塞、パーキンソン病に伴う嚥下(えんげ)障害で胃ろうを作る場合には、もともとの疾患が徐々に進行する場合が多く、9割のかたが中止できないのが現状です。

胃ろうを作ると寿命は延びる?
胃ろうをするときちんと栄養が補えるので、寿命は延びるように思われます。

しかし近年の研究では重度認知症患者の嚥下障害で胃ろうを作っても、それほど寿命が延びないという報告があります。もともと低栄養状態だと胃ろうを作ること自体がリスクとなること、胃ろうを作っても寝ている時間が長いと食べ物が逆流して肺に入り肺炎を起こしてしまう事例が多いことなどが理由として考えられます。

ただ、中には食べ物が肺に入って起こる肺炎(誤嚥性肺炎)をよく起こしていた患者が、胃ろうをつくることで改善が見られた例もあるようです。なお、がん末期の食欲不振に対しては、通常胃ろうを作ることは行われません。

胃ろうは作るべきか、否か?
例えば、のどのがんの完治手術後の方など、疾患が進行しない場合、栄養補給方法として胃ろうから食事をとることは大変有効です。しかしながら、特に家族の顔もわからないような重度の認知症患者における嚥下障害のかたに胃ろうを作るべきかどうかは意見が分かれており、病院では家族の希望に沿って、どうするかを決めることが多いです。

数十年前であれば「ぼけたのかしら」といわれ、食が細くなって痩せ「寿命ですね」と看取られていた患者さんが、現代では「認知症」という病気と診断されることで、進行を遅らせる薬などを使えるとともに「嚥下障害」という末期症状を胃ろうで「治療する」ことができるようになりました。

ひょっとしたら寿命を延ばすことができるかもしれませんが、このような患者さんでは胃ろうから栄養を入れている間に管を引き抜いてしまうことがあるので、胃ろうを使っている数時間は手に特殊な手袋をつけてベッドに縛らざるを得ないことが多いです。

なお、ゼリー状の栄養を使い短時間で食事を済ませる方法なども開発されていますが、値段が高い既製品を用いるか、手間をかける必要があるため、一部の在宅で面倒をみている方に限られているのが現状です。

家族が「長生きさせてあげたい」と思う気持ちは当然ですが、患者はこのように縛られたり、家族に大きな負担をかける状態でも長生きしたいと思っているでしょうか? 医師や看護師と相談しながら、患者が胃ろうを望んでいるのか考え、判断することが求められています。

「胃ろうを作らない」という選択をすることは、家族にとって大変な重荷です。もしあなたが「胃ろうを作ってほしくない」と思うならば、そのことを家族に伝えておきましょう。そうすれば、もしかすると将来家族の葛藤をなくし、自分が望む最期を迎えることができるかもしれません。




パーキンソン症候群って一体何?

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パーキンソン病という名前はよく耳にするかと思いますが、実際どんな病気なのか、その原因や改善方法について医師に解説していただきました。


■ パーキンソン病ってどんな病気?
パーキンソン病は、脳が出す運動の指令が筋肉にうまく伝わらず、なめらかな動作ができなくなってしまう病気です。
これは、脳の黒質という部分の神経細胞が減ってしまうのが原因です。
この神経細胞は「ドパミン」という神経伝達物質を作り、「ドパミン」を使って体を動かす機能を調節する働きをしています。
黒質の神経細胞が減るとドパミンも減ってしまうために運動の情報が伝わらず、様々な症状が出てきます。


原因
薬剤性:飲んでいるお薬が原因です。
胃薬、降圧剤、抗不安薬などが原因薬剤になり、飲みはじめてから数ヵ月程度であらわれることが多いようです。薬剤性パーキンソン症候群は、原因薬剤を中止することで消失します。

脳血管障害性:動脈硬化により脳の基底核(運動を司る神経がたくさん集まっている場所)小さな血管が詰まることが原因です。

その他:脳炎などの感染症の後遺症、ケガや中毒で起こります。


■ 手足の震えや動きの低下……気になる症状は?
震戦:手や足の震え
最初に気づくことが多い症状で、体の左右のどちらか片側でより強い症状があらわれます。
この震えは何もしていないときに目立ち、何かしようとすると止まるので、患者さんご自身はあまり不便を感じません。

筋個縮:筋肉がこわばる
患者さんの手首を持ってゆっくりと前後に動かすと、歯車のようなカクカクとした抵抗感があります。
患者さんご自身が日常生活で気づくことはほとんどありませんが、病気が進むと動作がぎこちなくなったり、歩くときに腕の振りが悪く足が引きずり気味になったりします。

無動:動きが遅くなったり、少なくなったりする
速く歩けない、寝返りが打てないなどの症状があります。
また、顔の動きが少なくなるために、表情が乏しくなります。

姿勢反射障害:バランスがとりづらくなる
バランスをとろうとして、膝をまげて、少し前かがみになった姿勢になります。
転びやすくなったり、歩いているうちに前のめりで小走りになってしまうこともあります。


薬剤性パーキンソン症候群は原因薬剤を中止することで改善します。また、脳血管障害性、感染症、ケガや中毒などが原因の場合はリハビリテーションが有用です。

加藤さんのように原因の薬剤をやめた途端、劇的に改善する可能性もありますので、当てはまる症状がおありの場合は神経内科医にご相談ください。





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