2016年06月15日
アメリカ人は、なぜ歯への意識が高いのか?
アメリカの人は”歯がきれい”というイメージがありますが、最近ではアメリカ同様に、日本でも歯への意識が高まってきました。かつては、八重歯は可愛い! といった風潮がありましたが、今は“白く整った歯”を目指す方が確実に増えてきています。これは、若い年代の方に限ったことではなく、幅広い層の共通認識になりつつあるようです。そんな美しい歯について、世界的にもっとも意識が高いと言われる、アメリカでの考え方をシェアしたいと思います。
■ キレイな歯=自己意識の高さ
アメリカでは運転免許証の写真もスマイル。その際、歯がキレイだと自分の笑顔にも自信がもてますよね。そういったことも歯列矯正に積極的な理由のひとつであるようです。もっとも、白くて美しい歯は一種のステータスでもあり、歯が汚いはビジネスシーンでも不利に働いてしまうこともあるとか……。また、キスやハグといった生活習慣が根付いていることから、日本人より口臭対策への意識も高いといえるでしょう。
■ 歯科治療への意識も違う!
日本とアメリカでは、まず医療保険制度が異なります。そのため、歯科治療ひとつとっても治療を細分化した、”専門医”に治療を受けることが素流です。日本でも保険外診療として、このように専門で治療を実施している医師も増えてきていますが、アメリカほどではありません。
そもそも日本には、歯科治療にも保険を適用しますが、アメリカでは治療費が非常に高く、そのため“チェックアップ”といって、日本でいう定期検診へ行き、日常的に歯を大切にすることが根付いているようです。
■ 日本でも定期検診が根付きつつある
最近では、日本でも歯医者へ行くのは虫歯治療だけではなく、定期検診という形で歯のメンテナンスをすることも当たり前になりつつあります。この定期検診で、ご自分の歯の状態をより深く理解でき、歯に対する意識もより高まってくることでしょう。
気になることがあればすぐ相談できるような、かかりつけのクリニックがあるといいですね。 きれいな”スマイル”のために、ぜひあなたも定期検診を