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「脳のシワ」は紙と同じようにたたまれる

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紙をクシャクシャに丸めると、脳のような見た目になりますね。実は、こうした紙の丸まり方は、実際に脳のシワのでき方とよく似ているのだそうです。

脳は、大きくなればなるほどシワの量も増えていく傾向があります。このため、科学者たちは長らく、脳がシワシワに折り重なるのは、神経細胞(ニューロン)の数と何か関係があると考えてきました。


けれども、科学誌『Science』に2015年7月3日付けで発表された研究によると、脳のシワの量は、実は神経細胞の数とは無関係であり、大脳皮質の厚さや表面積との関係が深いとわかったそうです。
を行ったリオデジャネイロ連邦大学(ブラジル)の研究チームは、大規模なデータセットを調べ、さまざまな動物種の神経細胞の総数および大脳皮質の表面積と厚さ、脳の容積、シワの量を比較しました。その結果、脳が現状の形をしている理由を哺乳類全般にわたって説明できる、たったひとつの方程式が見つかりました。それによると、大脳皮質が厚くなるほどシワの量は減っていくけれど、大脳皮質が薄くなり、表面積が広くなるほど、シワの量は増えていくのだそうです。

さらに研究チームは、この方程式が紙をクシャクシャに丸める時の法則とよく似ていることに触れています。脳の表層にある大脳皮質は、シワをほぐして広げてからまた丸めたら、紙のように折り重なって元のように収まります。粘土のように勝手にくっついて形を変えてしまうことはありません。今回の研究の共著者であるSuzana Herculano-Houzel准教授は、自宅のダイニングテーブルで、大きさや厚みの異なるいろいろな紙をクシャクシャに丸めて、脳と同じだと気づいたそうです。厚手の紙は、丸めようとしてもシワがつきにくいのに対し、薄く表面積の大きな紙は、細かなシワができて簡単に小さくまとまります。

シワの量と神経細胞の数に関係はないと書きましたが、それでも、シワが多いことには優位性があります。大脳皮質のシワは神経信号の伝達時間を短縮するので、結果としてシワが多いほど、脳が高速に機能するのです。

「脳が大きくなると、情報交換に時間がかかってしまいます。脳はできる限り小さくまとまっていたほうが好都合です。そうなっているのはシワのおかげです」とHerculano-Houzel准教授は言います。

それなら、哺乳類以外の動物の脳も、小さなスペースにみっしり折り重なっていた方が良さそうなのに、実際にはあまりシワがないのはどうしてでしょうか? Herculano-Houzel准教授によると、その主な理由は、必要がないということだそうです。脳は、その動物種が生きていくのに十分なだけの機能があれば良いので、大脳皮質が薄ければシワの数を増やせるという利点は、ほとんどの種にとっては必要ではないのです。

また、今回の研究は、「滑脳症」という脳の形成異常を考える上でもヒントを与えてくれます。滑脳症では、大脳皮質にシワがなく、脳の表面が平滑になります。この疾病の子どもたちには、一般的に、発達の遅れや認知機能の重篤な問題などが見られます。

滑脳症の研究では、脳のシワの形成に関与する遺伝子の特定が目指されていますが、今回のHerculano-Houzel准教授の研究によって、大脳皮質の厚さと表面積を制御する遺伝子にも目を向けるべきであることが窺えます。

今回の研究は、革新的な科学研究には、多額の予算は必ずしも必要でないということを示すものでもあります。

「私がこの研究で一番クールだと思っているのは、これが自宅にあったオフィス用紙だということです。紙をクシャクシャに丸めたこれらの模型を、私はダイニングテーブルで作りました」とHerculano-Houzel准教授は言います。「リソースがほとんどなくても、面白い研究をして、興味深い疑問を投げかけることはできる――そういう素晴らしい側面が科学にはあるのです」。





海水浴に行く前に絶対知っておきたい「危険な水の流れ」の新常識

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東京では一週間連続して猛暑日となり、今もなお記録を更新しています。こう暑いと、涼を求めて川や海へ遊びに出かける機会が多くなりますよね。
ですが、今年も既に子どもの悲しい水難事故のニュースを耳にしています。
警視庁によりますと、去年起きた水難事故件数は1,305件、水難事故に遭った人数は1,491人もいたそうです。死者・行方不明者数は740人で、子どもに至っては55人でした。
海での水難事故は全体の47%と約半数も占めているそうです。
そこで今日は海に行ったら気をつけたい“怖い水の流れ”とその対処法をご紹介します。


■知っておきたい!海の「怖い水の流れ」2つ
海で最も気をつけたいのが水の流れ。ちょっとした隙に水の流れに巻き込まれ、大人でも最悪な事態を引き起こす可能性があるのです。海へ行ったら気をつけたい水の流れは以下の2つです。
(1)水泳選手でも流さる!「離岸流(りがんりゅう)」とは?
遠浅の海岸で起こる可能性があり、毎秒2mという速さで浅瀬から一気に沖合まで流されてしまいます。陸に向かって泳いだとしても、離岸流に流されてしまったら水泳選手でも流されてしまう恐ろしい現象です。


小さい子供がいると浅瀬で遊ぶ事が増えるので、巻き込まれないよう注意を払う必要があります。夢中で遊んでいると流されている事に気付きにくくなるので、親が子どもの側を離れず、目安となるものを定めて、今いる地点を確認しておくことが大切です。

●もしも「離岸流」に流されたら
戻らなければ!という気持ちから陸に向かって最短距離で泳ごうとしがちですが、陸と平行に、もしくは陸に向かって45度の角度で泳ぎます。
離岸流の幅は30m程なので、まずは落ち着いて沖への強い流れから抜ける事が大切です。離岸流から抜けてから沖へと向かいましょう。


●「離岸流」が起こる場所の見分け方
ゴミが集まっているところや、海岸地形が凹んでいるところ、白波が立っている中にほとんど波が立ってない場所は離岸流が発生する可能性があります。土地の低い浜辺からではありますが、ある程度現地で目で見て判断する事ができます。お子さんをこのような場所に近づけないなど注意を払いましょう。


(2)脚や腰をすくわれる!「逆潜流(ぎゃくせんりゅう)」とは?
海底に沿って引きずり込むような強い流れの事をいいます。離岸流よりも流れが早く、大人でも脚や腰をすくわれ流されてしまう危険性があります。


●もしも「逆潜流」に巻き込まれたら
離岸流に巻き込まれたら海面に浮かび上がるのを待ち、流れから抜けてから落ち着いて沖へ戻りましょう。


●「逆潜流」が起こる場所
離岸流は遠浅の海で起こりやすいですが、逆潜流は波打ち際が急に深くなるようなところで起こる可能性があります。波打ち際が急であること以外に、砂利や石が沢山ある海岸であることが多いようですので、このポイントを確認して注意しましょう。


水難事故が多く発生するのは、やはり水辺のレジャーが増える7、8月のようです。
夏といえば海水浴ですが、海にこの様な危険な流れがある事を知っていると万が一の時にも正しい対処ができます。
これからお盆休みで帰省した先で海水浴へ出かける家族も多いかと思いますが、海には「怖い水の流れがある」という事を頭に入れて、楽しい夏休の思い出を作ってくださいね!







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