寒い季節になると気になってくるのが乾燥。一日中乾燥した部屋にいるのは、肌が荒れたり喉が痛くなって風邪を引きやすくなったりと、デメリットがたくさんあります。とはいえ、加湿器は置く場所やしまう場所に困ってしまうもの。また、「わざわざ加湿器を買うのはちょっと…」という人もいるかもしれません。そこで今回は、加湿器がなくても部屋の乾燥を防ぐ簡単な方法をご紹介します。
■ 加湿器なしで部屋の乾燥を防ぐ7つの方法
◎ 1:床を水拭きする
手っ取り早く部屋の乾燥対策をしたいならフローリングの床や浴室の床、玄関の床を水拭きをしましょう。水拭きは、乾燥対策だけでなく掃除機だけではとれなかった汚れや、地面に付着しているウイルスを取り除くこともできます。清潔感を保ちながら湿度をアップさせることができるのは嬉しいですよね。水拭きを習慣づければ、ピカピカに磨かれた綺麗な床と、乾燥知らずの部屋で毎日を心地よく過ごせます。こまめに掃除ができるよう、濡れたタオルなどを部屋に置いておくだけでも乾燥対策になりますよ。
◎ 2:洗濯物を室内に干す
外干ししている洗濯物を室内干しにするだけでも、湿度アップの効果があります。室内干しは、ころころと天候の変わるこの季節も気にせずにすむのが嬉しいですね。また、お気に入りの柔軟剤を使えば、部屋のなかも好きな香りで満たされます。洗濯物の室内干しに抵抗のある人は、バスタオルだけを室内干しにしてみても効果がありますよ。
◎ 3:観葉植物を置く
観葉植物は「天然の加湿器」と呼ばれるほど置いておくだけで効果のあるアイテムです。植物はあげた水を葉っぱから蒸発させるので、効率よく部屋の中を加湿してくれます。植物を置くなら葉っぱが大きめのものを選ぶのがベター。葉が大きければ大きいほど蒸発する水分量も増えます。リビングだけでなく、玄関やトイレに観葉植物を置くと金運アップにつながったりと、風水的にもいいようです。
◎ 4:ルームミストを使う
消臭効果のあるスプレーや、いい香りのするルームミストをこまめに吹きかけるようにしましょう。「消臭スプレーが家にない!」という人は、アロマオイルを水でうすめたものを霧吹きでまいても代用できます。ソファやベッド、カーテンなどの布製品のものに吹きかけると加湿効果がアップします。ルームミストは部屋の嫌な匂いを消してくれるので、習慣づけて使うようにすると一石二鳥ですよ。
◎ 5:お風呂場の戸を開ける
入浴後に浴室の戸を開けておきましょう。浴室の熱気や蒸気が伝わって部屋の乾燥を防いでくれます。入浴後にしばらく戸を開けっ放しにすることを習慣づけてしまえば、乾燥しない部屋になりますよ。お風呂に入った後の、ぷるぷるのお肌をキープできるようなお部屋づくりができるといいですね。戸を開けておく時間はだいたい1〜2時間が目安です。
◎ 6:水を張って部屋に置く
洗面器やグラスなどに水を張って置いておくだけでも加湿効果があります。乾燥した部屋では時間が経つと水が減るので、こまめに取り替えて清潔な状態を保つようにしましょう。「ただ水を張って置いても不自然だし、見栄えが気になる…」という人は、大きなお皿に水を張って花を浮かべてみるとお洒落になりますよ。枯れそうな花は茎の部分ではなく花の下のところをカットして水に浸すと、復活することがあります。
◎ 7:カーテンを洗濯して干す
大掃除をするときでないとなかなか洗わないカーテン。カーテンはひだにそってネットに入れて洗濯をしましょう。乾かすときは洗濯機から出した湿ったままの状態でカーテンレールにかけてしまいます。加湿効果も期待できるうえに、カーテンも綺麗になるなんて最高ですね。カーテンを洗濯するときは濃いめの香りの柔軟剤を使うと、部屋がいい香りになりますよ。
■ 冬も潤っていこう!
身も心もぱさぱさに乾いてしまいそうな季節ですが、こまめに乾燥対策をしていくことで、肌荒れや風邪と無縁の生活を送ることができそうですね。部屋の乾燥対策はどれも簡単にできるものばかりなので、今日から自宅で試してみてはどうでしょうか?