2014年08月17日
地元でとれる旬の野菜や果物が体にいい理由
日本語には「地産地消」という言葉があるが、健康な食生活を語るとき英語でも「Local」と「Seasonal」というのはキーワードなのだという。
Local(地元)でとれたものをたべるとき、それは必然的にSeasonal(旬)なものになる。米国の栄養士Jacqueline Banks氏が指摘する、地産地消が体にいい理由をニュースサイト「Fox News」から紹介する。
体調を整える作用あり
まず、認識しなければならないのは、人間の体は自然とつながっているということ。自然はよくできていて、暑い夏にとれる農産物には人間の体を内側から冷やす作用があったり、水分を多く含んでいたりする。
冬の作物にしてもしかりだ。殺菌作用や体を温めるような作用のある農産物をとることで、風邪にかかりにくくしたりしてくれる。これは、「医食同源」的な考え方と共通するところがあり、旬のものを多く摂取することでその季節が過ごしやすくなるという理論だ。
また、最近では世界各地の食べ物が手に入る時代になったが、自身が住んでいる国や街の旬ではないものを多く摂ると、体に間違った”メッセージ”を送ってしまい、体調を狂わせる原因にもなりかねないのだという。
本来の旬のものが栄養価高く
一方、旬の野菜や果物は栄養価が高いという点も見逃せない。最近では多くの作物がハウス栽培などで1年中出回るようになった。しかし、トウモロコシやスイカは夏、イモやリンゴは秋、根菜類は冬という、本来の旬にとれるものが一番栄養的に優れている。
また、遠いところから何日もかけて運ばれるものより、地元でとれたものならフレッシュなのは言わずもがな。味はもちろんのこと香りなど、丸ごと楽しめる。
ファーマーズマーケットや、行きつけのスーパーの地産地消コーナーを活用し、旬のものを積極的にとるように心掛けたい。
投稿者:タロウ|18:02
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