2014年08月05日
お手軽口臭チェックとすぐできる対処法
朝起きた時、なにも食べてない時、にんにくを食べた、または理由はわからないけれど、なんだか、自分のお口が臭うと思うときはありませんか?でも、意外と自分では気がつけないこともあるかもしれません。今回は、手軽に自分の口臭をチェックする方法と対処法をご紹介します。
■ 口臭の原因
口臭の原因はいくつか考えられます。思い当たるものがある方は、あとでチェックしてみましょう。
◎ 生理的な口臭
・寝起きの時の口臭
・緊張やストレスを感じた時の口臭
・空腹時の口臭
・女性の生理や妊娠時の口臭
◎ 飲食に関連する口臭
にんにくやにらなど、においのきつい食べ物などを食べた後に口臭が発生します。
◎ 口の中に原因がある口臭
・虫歯からの口臭
・歯に付着した歯垢からの口臭
・歯周病による口臭
・差し歯や入れ歯などからの口臭
◎ 腸に原因がある口臭
排泄の働きが悪くなった場合など、大腸内に残った食べ物は、 腐敗が進行し、硫化水素やアンモニアなどが発生します。これらの毒素が体内に入り込むことで、口臭の原因になることがあるそうです。
■ 自分の口臭をチェックしてみよう
◎ コップ・ビニール袋で口臭チェック
・コップかビニール袋を用意します。
・中に息を吐きます。
・吐いた息のにおいをチェックします。
少しでもにおいがすれば、これが自分の口臭ということになります。朝が一番臭うので、この時に試すとわかりやすいです。
◎ オキシドールチェック法
オキシドールは、ケガをした場合に使用される消毒剤で、家庭に常備されていることもあるかと思います。もし、家庭にあれば、こちらの方法もお試しください。
・オキシドールを水で2倍に薄めます。
・軽くうがいをします。
・オキシドールを吐き出します。
吐き出したオキシドールに泡が多く発生している場合は、口臭が発生している可能性があります。
◎ 舌チェック
舌を出してみると、白や黄色などのポツポツしたものがついている方がいらっしゃるかもしれません。これは、舌苔(ぜつたい)と呼ばれるもので、口臭を引き起こす原因の1つです。
・舌苔をティッシュや綺麗な布等で拭い取る
・においをかいでみる
においがするようなら、口臭が発生している可能性があります。
■ 口臭を予防しよう(緊急編)
臭いものを食べた!あれ?臭い!!と気がついたときに緊急に対応できる方法をです。コンビニやスーパーにも売っている手に入れやすい食材を食べることで口臭を消すという方法をご紹介します。
※にんにくやお酒のにおいは、口の中に残ったものの匂いだけではなく、体内に取り込まれ、胃で消化され、腸で吸収され、血液を介して全身を駆け巡り、肺から吐き出されるニオイなのでガムでは効かないそうです。
◎ りんご
りんごのアップルフェノン(りんごポリフェノール)には、様々な作用がありますが、その中の口臭の原因となる事が多いメチルメルカプタンを抑制する作用が口臭を抑えてくれます。食後、10分〜20分以内に食べるようにしましょう。
◎ 柿
柿には「柿タンニン」という物質が含まれており、この柿タンニンに含まれるフェノール性水酸基(-OH基)と各種悪臭成分と化学的に結合し、違う物質(ポリフェノール付加化合物)に変化するために消臭することができます。
◎ 梅干
梅干のクエン酸の成分が口の中の細菌を、抑制してくれる働きがあります。また、口の中の口臭の原因である、たんぱく質を分解してくれたり、食べカスが、元気になるのを防いでくれる働きをします。
◎ 牛乳
牛乳は、魚や肉などの生臭さを消してくれ、ニンニクやニラなどの臭いの強い食べ物を食べた後の口臭予防をしてくれます。牛乳に含まれているたんぱく質が、ニンニクの成分のアシリンを胃の中で包み込んでくれるので、臭いが和らぎます。食事の前と後で飲むとより効果的です。
◎ 緑茶
緑茶に含まれるフラボノイドやカテキンといったポリフェノールは消臭作用があるといわれていますので、食事のとき、後に緑茶を飲むとよいと言われています。急いでいるときはペットボトルの緑茶を飲んでみましょう。
■ 歯磨きをする
これは当然ですが、歯にたまった歯垢や食べかすなどが口臭の原因になりますので、食べたら、歯磨きを必ずしましょう。お昼などは難しいこともあると思いますが、朝晩は必ず磨きましょう。また1日1回は、少し時間をかけて、磨き残しのない歯磨きの方法を実践してみましょう。個人ではなかなかうまくいかない場合もありますので、定期的に歯医者さんで歯垢を取ってもらうこともよい方法です。
普段から、歯磨きや正しい食事で唾液を分泌して、口臭を少しでも防いでいきたいですよね。外出先でも、少し時間があれば手に入る食べ物で、口臭予防ができますので、お試しください。
投稿者:タロウ|17:38
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