2014年04月20日
正しく寝るだけの夢のようなダイエット「3・3・7睡眠法」とは
ただ寝るだけでダイエットができる…「そんな夢のようなことあるわけない!」と思いますよね?しかし、私たちの身体は睡眠中ただ休んでいるだけじゃないのです。ここでは、寝るだけでカロリーを消費できる「3・3・7睡眠法」をご紹介します!
■ ポイントは「成長ホルモン」
私たちの身体は睡眠中、成長ホルモンを分泌しています。このホルモンは身体の疲労を回復させる働きをしますが、それだけではありません。なんと、脂肪燃焼もしてくれるのです!成長ホルモンが1日に消費してくれるカロリーは約300kcal。なんとこれはジョギング1時間と同じカロリー消費なんだとか。目安としては、1ヶ月毎日続けると大体1キロ減らせるということになります!夢のようですね!ただ適当に寝ればいいというわけではありません。重要なのは、「正しく眠ること」。正しく眠るとはつまり、質の良い睡眠をするということです。これが満たされていなければカロリーの消費はごく小さなものになってしまいます。それでは、質の良い睡眠はどうやってできるのでしょうか。ここで使えるのが、「3・3・7睡眠法」なのです!
■ 「3・3・7睡眠法」とは?
◎ 午前3時には眠っていよう!
人間の身体は3つのリズムがあります。それぞれ、24時間周期、12時間周期、90分周期で刻まれています。そしてそれらが重なるのが、午前3時頃。つまりこの時間までに眠っておけば、深い眠りが得られるということです。
◎ 眠りはじめ3時間はまとめて眠ろう!
実は、先ほどご紹介した「成長ホルモン」は、眠りはじめてから3時間にまとめて分泌されるのです!そしてその後はあまり分泌されないとのこと。最初の3時間はノンストップでしっかり寝たいですね!
◎ トータル7時間の睡眠を!
コロンビア大学の研究により、睡眠時間が短ければ短いほど太りやすくなることがわかりました。心身ともに1番健康的な睡眠時間は、7時間。そして睡眠時間が短くなっていくにつれて、肥満率も上がってしまうのだそうです。
■ 質の良い眠りをするために
「3・3・7睡眠法」に挑戦したくても、なかなか質の良い睡眠を得られない人は多いと思います。そこで、質の良い眠りをするための準備をご紹介します。
◎ 眠りやすい環境づくりを
良質な睡眠に欠かせないのが、寝室を整えること。照明はどうか?寝具は自分にあっているか?など、細かいところをチェックしてみましょう。薄暗い暖色系の照明は、リラックス効果があるのでオススメです。
◎ 呼吸法「ドローイン」
インナーマッスルを鍛えられる呼吸法の「ドローイン」。これは、深い呼吸ができる方法なので、良い睡眠の助けになります。また筋肉を鍛えるので直接ダイエット効果もあり!ぜひ取り入れてみてください。
・両足を肩幅に開き、両手を下腹部にあてる
・胸とお腹の間(横隔膜)を下げるように意識しながら息を吸う
・横隔膜を下げ、下腹部をへこませるイメージで息を吐く
お腹が膨れたりへこんだりしたら正しくできている証拠です!
◎ 激しい運動や熱い風呂は避ける
「寝る前に運動をして、身体を疲れさせたらぐっすり眠れるんじゃない?」と思ってしまいがちですが、これは間違いです。激しい運動をすると、副交感神経が刺激され、逆に覚醒してしまう恐れがあるのです!それでは本末転倒ですよね。また、熱いお風呂を避けるべきなのも同じ理由。副交感神経が刺激されないように、ぬるめのお湯につかって、火照りをとってから床につくとGOODです。
■ 賢い睡眠でダイエット!
質の良い睡眠をするだけでカロリーを消費できるなんてうれしいですよね。良い睡眠はダイエットだけでなく、肌や体調を整えるなど、他にもたくさんの良いことが。5人に1人は不眠症と言われている現代ですが、なんとしてでも正しく眠りたいところです。