2014年04月03日
「腸が老化し始めている」危険な兆候
近頃、「風邪をひきやすい」「体調を崩しやすい」と感じているそこのあなた。その他にも、肌荒れやイライラに悩まされていませんか?
もしかしたらそれ、腸が老化している証拠かもしれません。腸が老化すると、なぜさまざまな不調があらわれるのでしょうか?
■腸が老化すると大変なことに
腸が老化すると便秘になります。便秘で便が腸内にいつまでも残っていると腐敗がはじまり、悪玉菌が活発化します。すると、腸内細菌のバランスが崩れて、腸内で増えた有害物質が血流によって全身に運ばれます。その結果、各臓器や肌がダメージを受けることになるのです。
また、精神を安定させる働きがあるセロトニンというホルモンをはじめ、全身の免疫細胞の約6割は腸粘膜に集結しているため、腸が老化することで免疫力がダウンし、病気やアレルギーにかかりやすくなったり、イライラ、くよくよしやすくなるのだそう。
では、自分の腸が老化しているかどうかを知るためには、どのようなことを目安にすればいいのでしょうか?
■腸の老化で出るサイン
近年は、生活環境や習慣の影響から、若い女性でも腸が老化している方が増えているそうです。下記の項目に心あたりがある方は、すでに腸が老化しはじめているかもしれません。
・便秘がち
・便の量が少ない、スッキリしない
・便のニオイが強い
・風邪をひきやすい(体調を崩しやすい)
・肌が荒れやすい
・花粉症
・イライラ、くよくよしやすい
・ストレスを感じやすい
・寝つきが悪い
春は進学や就職、転勤など新しい環境への異動があるだけではなく、花粉の飛散量も増える季節です。これらのツライ症状を悪化させないように、今から腸を若返らせておきましょう。
■腸を若返らせる生活習慣
(1)朝、コップ1杯の水を飲み、便意を促す。
(2)3食バランス良く食べる。大豆、野菜、芋、果物といった植物性の食品や、納豆、ぬか漬け、味噌、醤油などの発酵食品を積極的に食べる。
(3)適度な運動をして腹筋を鍛える。
(4)自律神経のバランスが乱れると腸の働きが悪くなるため、休養をとり、ストレスを溜め込まないようにする。
腸年齢が若いほど、元気な体と美しい肌をキープすることができます。スキンケアで効果を感じにくいという方は、まずは腸のケアをしてみてはいかがでしょうか?
投稿者:タロウ|17:37
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