2014年07月11日
土曜日の午後は手術患者の死亡率が17%高くなる?
ちょっと怖いお話?でももし入院の予定があるのならば、まずは一読。東北大学が5,500万人の患者の統計をもとに行った調査によると、土曜日の午後は手術患者の死亡率が17%上昇、最も高くなることが明らかに。
「週末効果」と呼ばれ、「週末」と「午後」はともに世界中で同様に死亡率が高まる傾向が確認されています……。
また、ストックホルムで開かれた欧州麻酔学会議(ESA)では、午後、もしくは2月に行われた手術後の死亡率が高くなるとの報告があったそう。この調査では、ベルリンの医療機関における21万8,758人の患者のデータを用い、日中、週間、月間、そして季節ごとに病院内での患者の手術後の死亡率を分析。
そうしたところ、午後に行われた手術の死亡率は、他の時間帯に行われた手術よりも21%高く、週末に行われた手術では、平日よりも22%上昇したそう。2月の危険度はその他の月に比べ16%の上昇とのこと。
こうした結果につながった原因については現在も調査中とことですが、週末や午後に大きな怪我が発生しやすかったり重篤な症状が出る傾向がある可能性や、日中、もしくは平日と週末の看護・治療水準の違いによる可能性も考えられています。
例えばイギリスでは、週末には経験の浅い若い医師が勤務することが多く、相談役の医師が電話で対応するというシステムが一般的となっている、という背景も。
入院や手術の日を選ぶようにする、というのも手段のひとつかもしれません?が、まずは怪我や病気をしないように気を付けることを第一に心掛けましょう!
Patients more likely to die at the weekend: Global study reveals higher mortality rates among people who go under the knife on aSaturday afternoon
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2645236/Patients-likely-die-weekend-Global-study-reveals-higher-mortality-rates-people-knife-Saturday.html
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投稿者:タロウ|19:42|気になった話題・ニュース
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