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Ｄｒ.倫太郎　　第五話のネタバレ＆あらすじ　堺雅人主演です。

患者にとことん寄り添う事で、患者の心を治療してきた精神科の日野倫太郎（堺雅人）。

ある日、倫太郎（堺雅人）のもとへ葉子（高梨臨）が友人の大滝ナミ（ハマカワフミエ）のことで相談を持ちかけてきた。

ナミはもともと福原（高橋一生）の患者で、一時は症状が落ち着いていたのだが、再発した模様。

その病気はギャンブル依存症だった。

その治療法として、博打（ギャンブル）をするかたナミに6時に診察室に来るよう伝えてくれと、福原に頼む。

しかし、福原は3ヶ月必死にナミと治療してきた事から、診察室に行かないようにナミに言い渡す。

その際、ナミは福原に治療中に書いたノートを与えられる。

そこには「私はギャンブルをしなくて大丈夫」「お母さん、ごめんなさい」など永遠と綴られていた。

必死に、診察室へ行く邪念を抑えようとするナミ。

しかし、診察室へ行ってしまった。

その時、時間は6時1分を指しており、倫太郎は「あなたはギャンブルを1分も我慢できた。」「これから少しずつ治療していきましょう」となだめた。

一方、夢乃（蒼井優）は、再び母親のるり子（高畑淳子）から1千万円を要求され、円能寺（小日向文世）に助けを求める。

円能寺は食事の席である男を盛り上げてくれたら、1000万円を与えると条件をつけた。

その男は倫太郎が治療していた池 正行（石橋 蓮司）だった。

夢乃は見事に池の上機嫌にさせ、円能寺と遠出した際に1000万円もらう事を約束してもらった。

そんな中、夢乃を解離性同一性障害であると診断した倫太郎は、彼女のことを強く心配する。

百合子（吉瀬美智子）からは「医師としての境界を越えるな」と忠告されるが、「医師として向き合い、治療したいだけだ」と反論する。

百合子は倫太郎の先輩である荒木 重人（遠藤 憲一）に最近の倫太郎の様子を相談していた。

荒木は倫太郎は、患者に好意を抱いている「逆転移」ではないかと話す。

そんな中、円能寺の誘いで海辺のレストランへ行った夢乃だが、そのまま失踪してしまう。

円能寺から事情を聞いた益田 伊久美（余 貴美子）は倫太郎の家へ向かい、夢乃の居場所を知らないか尋ねる。

「よりによって、こんな日に・・・」と。
そこで、益田は倫太郎に夢乃が愛情を注がれる事なく育った事を打ち明けられる。

倫太郎は、その事で夢乃の解離性性同一性障害が発症した可能性があると思い、倫理違反とわかったうえで、益田に夢乃の病状を話した。

円能寺と遠出の約束をした夢乃だが、解離性性同一性障害により別の人格「アキラ」が出ていたからか、自分がなぜそこにいるのかわかっていなかった。

倫太郎は、彼女を探しに向かい、浜辺でゆっくりと話をした。

倫太郎がなぜ精神科医になったのか？など倫太郎の生い立ちを話すと、夢乃は「ずっと傍にいてくれますか」と涙ながらに倫太郎に話した。

倫太郎と夢乃は、益田のもとへ帰ると、従業員が誕生日ケーキを用意していた。

その日は夢乃の誕生日だったのだ。

感極まって、泣き崩れる夢乃は「わたしは生まれてきてよかったの？」と倫太郎に問いかけ、倫太郎はそっと夢乃をなだめた。

その帰り、倫太郎の後を付けてきた、夢乃の母、相沢 るり子（高畑 淳子）は、夢乃がお金を渡さなくなってきている事を倫太郎に問い詰める。

倫太郎はるり子に対して、夢乃からお金をとる事を辞めるように願い出るが、開き直ったるり子は「あんたも夢乃に似ている」とつけはなす。

「あなたも私のようなダメでどうしようもない母親に育てられたんでしょ？」「だから地位も金もあるのにお女っ気がないんでしょ？」と。

調子にのったるり子は倫太郎の母の遺影をとり、馬鹿にする。

ついに切れた倫太郎は「あなたのような母親はいらない」と遺影を奪い返す。



感想だが、さすがの倫太郎もあのるり子の振る舞いには怒りを露にした事で今後が楽しみ。

解離性性同一性障害という病気は、主人公（主となる人格？）の方にウエイトを置いて治療をするのが良いと話していたが、実際にはかなり難しい治療だと感じた。

またギャンブル依存症になるとかなり怖い事が感じられた。
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