中国人彼女は白富美(キャリアウーマン)

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偏見

日本と中国の場合は歴史や政治的事情、メディアによるネガティブキャンペーンも相まって、相当な偏見がある。
日本に住む場合、中国人は「モラルが低い」、「ルールを守らない」、「金に汚い」等のステレオイメージがある。
中国に住む場合も日本人は「腹黒」、「中国人を騙そうとしている」、「悪人」、「スケベ」等のイメージは根強く有るため
家族や友人等の偏見の中過ごす事を覚悟する必要がある

食べ物

正直に中国の食べ物より日本の食べ物のほうがおいしい
日本に居ればそれほど食べ物に困らないはず
日本と中国は同じご飯文化であり、中華料理、日本料理ともにアレルギーはない

しかし、故郷の味が恋しくなるのはどの国の人も同じ時々は
故郷の味を食べたくなるのは仕方ないか

実家に帰る費用や時間

実家が近ければ親に頼ることもできるがそうはいかないのが中国人との結婚である。
どちらかが日本か中国で生活しなければならないため、簡単に帰省ができない。
といっても「上海」や「北京」は日本との定期航空便は多いし、飛行機に乗れば3時間で到着する
北海道や沖縄の人とそれほど変わらない

中国人といっても出身によってこのデメリットの大きさは変化してくる

言葉

相手の国の言語を母国語のように扱うのは外国人にとって難しい
簡単なコミュニケーションなら問題ないが、複雑な会話になると相談ができずストレスになってしまう事がある。
家庭にとって重要な話題、仕事、子育て、親の相談は詳細にはできないと考えた方がよい
母国語同士のカップルにはできる相談ができないことは意外にストレスになる

手続き

国際結婚する時にものすごく面倒に感じるのが結婚の手続きである。
また、外国人が外国に住む場合は当然にいろいろな手続きが必要になる

ビザの更新、子どもの国籍など、日本人同士では必要ではない面倒で
お金がかかる事が多く発生する
日本人と中国人の国際カップルは周りにいることが少ないため、先輩に
聞くこともできない

子供の問題

子どもの教育に関しては日本と中国で相当違う。
語学の習得に関して、どちらを母国語から始まる。

日本は子供の可能性を広げようといろいろチャレンジをさせたり、自立を促すような教育を目指すが中国では「詰め込み」教育が主流である。
子供のころは学校の勉強しかさせず、いい大学に入るためだけに子供を教育する

小学生が一人で学校に通うというのは中国では考えられない事である。
「子供は勉強以外しなくていい」と考えられている

老後

外国人の保障はその本国に住んでいる人と同様とは限らない
日本も中国も年金制度は存在するが、年金受給資格は双方とも厳格な基準が存在する

大人の途中から住む事になった外国人は当然のようにその国からの老後援助を施される訳ではないので、不安は付きまとう

仕事

実は最も大きな問題である
どちらかが移り住む場合、その国の母国語を流暢に話せない限り、
また話せたとしても上述した偏見の有るため、良い仕事に就くのは難しい

本国で仕事をする時よりも安い報奨の単純な業務しかできない可能性が
あることを認識する必要がある

中国通な日本人なら一度は中国で言った事があるであろう「海底捞」
これからの季節の火鍋がおいしく、いいサービスで安く食べられる店
この店は他の店とは違うサービスで圧倒的な人気を誇っている

・待合サービス

人気があり常に待たされる店ではあるが、その待たせ方も普通では無い
ネイルが無料サービスで待ち時間で爪が綺麗になってしまう
その他、ポップコーン等のお菓子が待合スペースで食べ放題
ボードゲーム等も用意されており、待ち時間も退屈はさせないサービスが施されている

・味

味は中華風、漢方が効いたもの、激辛や辛くないものまで
多く取り揃えている
具材も比較新鮮で美味しい
中国ならではの豚の脳みそは是非チャレンジしてほしい
白子みたいでなかなかいける

・たれ

鍋を何につけるかの「たれ」であるが
多くのバリエーションから自分で選ぶことができる
海鮮ベースや肉みそ、激辛やビーナッツソース等アレンジにアレンジを
加えるのが一つのイベントとなっている

・サービス

中国とは思え無いサービスのよさで店員が出迎えてくれる
また麺を頼むと、麺を目の前で伸ばすパフォーマンスも見せてくれる
麺をどんどん伸ばして空中で泳がすようなパフォーマンスは一見の価値がある








このような興味あふれる火鍋店が日本でオープンした

海底捞火鍋

住所　　：東京都豊島区南池袋1-21-2 ヒューマックスパビリオン南池袋5・6F
営業時間：10:30〜24:00
電話番号：03-5956-9666

近くの人は是非行ってみて中国の味を体感してほしい

シエン希望のもう一つの場所、奈良に行くことにした
奈良に行ってシカと遊ぶのがシエンの目的
というか中国人は奈良が好きである
友人の中国人からも話題によくあがる奈良

奈良に着くと目につく中国人
京都も目に着いたが、奈良は特に割合が高い気がする
日本人観光客は奈良にあまり行かないせいかもしれない
外国人割合、特に中国、韓国の割合が高い

早速シカを見つけはしゃぐシエン

「この綺麗なシカと写真を撮って！」

小鹿のぶち模様のシカが見た目がいいので一緒に写真を撮る
大きい黒いシカは見た目が悪いので写真は撮らない

途中、チラシを食べているシカがいたので
シエンが慌ててチラシを口から取ろうとする

「食べたらだめよ、出しなさい。」

チラシを引きちぎったが、残りのチラシは食べてしまった

「誰？このシカにこんな悪い事するのは？悪い人がいるね」

普段は優しさをあまりみせないが、心は優しいシエンを見て
心が安らいだ

奈良の大仏にはあまり興味を示さないシエン
中国では仏像にカメラを向けることは失礼であるという考えから
写真を撮らない事が多い

目的はシカと遊ぶ事であるので、奈良公園に入ってすぐに目的達成である

寝る前にシエンが聞いてきた

「日本はおしゃれな人が多いね。綺麗な人もたくさんいる。あなたはどうして私の事を好きになったの？」

「シエンは綺麗だし、優しいし、頭いいし、仕事もしっかりしているからね。完璧だよ」

「日本人には可愛くて、優しい人たくさんいるでしょ」

「優しい人にはバカが多いからね」

「私の悪いところは？」

「いうことを聞かないね。頑固で自分の考えを曲げない。何か指摘すると言い訳がすごいところね」

「努力するわ。確かにあなたのいうことは正しい事が多い。」

「ずっと私にこんなに良くしてくれるの？あなたと出会えたことに神様に感謝しないとね」

うれしいね。でも日本人と中国人なんだよね
国も違うし、付き合う先に未来をどうしていくかわからない事が多い
仕事を辞めて国を渡るリスクを負うことはお互いしないしね
歳も歳だし結論を出し時なんだけど。。。

シエンはスマホをイジリながら

「お父さんからメッセージ来た。彼は日本に行くのが反対で長いメッセージでいろいろ言ってくるの」

内容を見ると確かに長い
（日本で物を買うな！日本政府は尖閣諸島を中国から奪って＊＊＊）
といろいろ書いてある

「お父さんになんて答えるの？」

「うっとおしいの一言よ」

日本の美しい自然の風景もシエンからの希望にあった
美山周遊バスの予定を取って、この日は京都美山町に向かうことにした
京都駅から園部駅に向かい。園部駅からバスで1時間ほどの場所に美山町は位置する
バスに乗り込むとちらほらと中国語が聞こえてくる

「ここには中国人はいないと思ったけど、どこでもいるねえ」

「彼女たちは台湾人ね。でも清水寺や銀閣寺に比べたら少ないからだいぶいいよ。私は中国人の行くところには行きたくないし」

バスでしばらく揺られるとシエンはすぐ眠ってしまった
しばらくは風景を見ながらゆっくりとするうちに到着
バスを降りると一面の山に囲まれた田舎の風景
遠くに茅葺の家が見える。天気もいいし本当に美しい

「綺麗〜ここで写真を撮って！」

昔懐かしの丸い郵便ポストと2ショット写真を撮り、ちょっと歩いては撮影、
ちょっと歩いては撮影の繰り返し
シエンお気に入りの花もたくさんある

「どうして中国人いるところ嫌なの？中国人いたら質問できるし便利でしょ？」

「中国人は民度が低いから一緒にいると恥ずかしくなる。私も中国人だからね」

疲れたので卵屋さんでカフェをしている「cafe美卵」に入って一休み

「ここのおすすめは何ですか？」

「美山の牛乳か、それを使ったジェラートがおすすめですね。あと梅ソーダも手作りですよ」

店の主人さんが答える

シエンは座って店の様子を写真に撮るのに夢中

「どこからいらっしゃったんですか」

シエンをちらっとみて主人が質問する

「上海から来たので、特産のものを食べさせてあげたくて。じゃあジェラートとコーヒーとミルクをください」

席に戻ってシエンに伝える

「どこから来たかって聞かれたよ」

「えっ！見てすぐわかるの？」

「行動を見てでしょ。俺が注文してる横でずっと店の撮影してるしね」

「私の民度が低いってことか・・・でもこのアイス超おいしいね」