暮らし雑感

葬祭業には許認可が必要ないため、新規参入が容易な業界です。




葬祭を行う業者は大きく分けて「専門の葬祭業者」（いわゆる葬儀社・葬儀屋 ）、積立金を基に葬儀を行う「冠婚葬祭互助会」、組合員を対象にした「JA（農業協同組合）」や「生協」の3種類あります。




■一般葬儀社


葬儀社の仕事は、葬儀という儀式を施行していくことですが、葬儀というものは、葬儀社を始め、仕出し業者、ギフト会社、霊柩車会社など、様々な人たちの協力で行われます。


こうした、複数の業者のコーディネイトをするのも葬儀社の重要な仕事になります。


規模は、家族経営の小さなところから、都道府県をまたいで多数の事業所を持つ大規模な企業まで多岐にわたります。 　


また、ホールを持っている葬儀社と、持っていない葬儀社もあります。




■互助会


互助会は、会員が毎月、掛け金を積み立てて生前予約を行う形の葬祭業者です。


民間の営利団体ですが、「割賦販売法」の適応を受けるので、互助会が倒産すれば、積立金の1/2が保全されます。


それでも全額が保証されないため、経営状態を考えて、自己責任で判断する必要があります。


また、積み立て金で葬儀の全費用がまかなえるのではないので、積立金でどこまでできるのかの確認が必要となります。




■JA、生協


専門の葬儀社と提携しているところもありますし、逆に、独立して株式会社化しているところもあります。


多くのJAは、組合員以外の葬儀も手掛けています。また、生協も多くは専門の葬儀社と提携しています。一般に生協の特徴は価格が明朗な点です。




■共済


入会金を支払って会員になると、葬儀費用が割引かれるという会員システムをとっております。


複数の葬儀社や互助会がネットワークして運営されており、地域の葬儀社がネットワークしている場合もありますし、全国的なネットワークの場合もあります。


また、他業種と提携して特典を付ける、企業や団体の厚生制度と提携している、あるいは、保険会社と提携している場合もあります。


ただ、共済とは言っても、ほとんどが法的な根拠のないものです。


共済によってシステムは様々ですが、互助会と同様、入会する場合には規約をよく読んで理解する必要があります。



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遠くに1人で住んでいた父親が他界したため、遺品の整理に行く必要があるけど、仕事が忙しくてなかなか時間が取れない


遺品が多すぎて、整理したいけどとても1人じゃできそうにない


こんな悩みを抱える方にとっては、遺品整理を請け負ってくれる遺品整理業者はとても心強い存在です。


業者に遺品整理を依頼した場合は、遺品整理を行なう部屋数や広さにもよりますが、最低の価格は、


1R・1K: 30,000円∼ 80,000円


1DK∼ 1LDK: 50,000円∼ 200,000円


2DK∼ 2LDK: 100,000円∼ 200,000円


3DK∼ 3LDK: 150,000円∼ 500,000円


4LDK∼: 250,000円∼


一般的な戸建: 300,000円∼ 800,000円


遺品整理作業には、基本的な仕分け作業、遺品の買取、貴重品の捜索、不用品の処分などが基本サービスの内容に含まれています。


また、それ以外にも遺品整理が終わった後の掃除や梱包も基本サービスに包括している業者もあります。


ゴミ屋敷のように不用品が多かったは、家全体のクリーニング等を行ってくれる業者もありますので、求めるサービスによって業者を見極める必要があります。


そのため、遺品整理を業者に依頼する前には必ず見積もりを取るようにしましょう。


ほとんどの遺品整理を行なう業者は無料で見積もりしてくれますが、中には見積もりだけでも費用を請求してくる業者も存在しますので注意が必要です。


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故人が残した品物を整理するにあたっては、できれば家族や親族だけで整理したいところでしょうが、遺品の数が多い、一人暮らしであったため部屋が乱雑で手の付けようがない、孤独死したなどの特殊な場合は、素人の手には負えません。


また、遺品の種類によっては、リサイクルや廃棄処分などに分別する必要があります。


冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、洗濯機などの電気製品やタンスなどは粗大ごみとして行政に処分を依頼しなければなりませんし、エアコンの取り外しは電気工事が必要になりますから、電気工事業者に依頼しなければなりません。



こうした煩雑な作業は、遺品整理業者に依頼すれば、全て一括で処理してくれますので、複数の業者から見積もりをとって価格を比較しながら選びましょう。



遺品の種類にも、リサイクル可能な品物が多い場合もあれば、廃棄処分品だけの場合もあるため、同じ遺品の量であっても費用には違いがあります。




業者の形態は、会社、個人営業、フランチャイズなどがありますし、リサイクルショップが母体となっている業者や、引越しや運送業者が行っている場合もあります。



サービスは、遺品整理専門業者の方が良いようですが、リサイクルと兼業で行っている業者だと、リサイクルと処分を合わせて行うことが出来るため、費用を安く抑えることが出来るかも知れません。


遺品整理・特殊清掃なら「ライフリセット」にお任せ

高齢者が生前整理したり、親族が故人の遺品を整理したりするのにお勧めの方法は、生前整理業者や遺品整理業者に依頼することです。


生前整理業者や遺品整理業者は、部屋の片づけや清掃に加え、不用品の処分も基本料金に含まれていることが殆どですので、生前整理や遺品整理をきっかけに、不用品を回収してもらうことができます。


また、たとえ不用品であっても大切に取り扱ってもらえるだけでなく、不用品の中からリサイクルできるものは買い取ってもらえるというメリットがあります。



生前整理業者や遺品整理業者は、部屋を片付けながら一つ一つ大切に取り扱うので、不用品の中に必要なものが紛れていても、これらを見落とすことがありません。



また、所有者が不用品と判断したものでも、リサイクルできるものは買い取り、利用料金に還元してもらうことができます。



リサイクル品が多ければ多いほど、ゴミとして処分する量が少なくなり、それだけ、より安く不用品を処分することができます。



その一方で、生前整理業者や遺品整理業者への依頼は、生前整理や遺品整理が主目的でないと依頼できませんし、生前整理や遺品整理がメインの作業であるため、不用品の回収だけを依頼することはできません。



料金は、部屋の整理、片付け、清掃、不用品の回収などがパック料金となっている場合が多いため、普通の不用品回収だけを依頼するよりも高額になる場合が多いようです。




遺品整理&不用品処分「バイセル」