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武田鉄矢(67)ら3人組フォークグループ・海援隊が10日、東京・早稲田予備校東京本校で『マルちゃん がんばれ！受験生 応援会2017』に出席。

受験生を前に、武田が激励を込めた講義を行うイベントも今年で9回目。武田は「勉強になりますよ。若い人と接する、それだけで影響を受けるようになりましたね。自分が老いてきたせいもあるかもしれないけど」と若者との交流に充実感をにじませた。




武田は「3年B組（金八先生）の教え子と酒飲めるようになってきましたので、一番最近送り出した卒業生と、時々一杯やってる」といい「芸能界に進んだ奴、実社会に進んだ奴といるけど、そいつらと飲みながら話すんですけど、それだけで一概に『近頃の若者は』ってまとめられないのね」としみじみ。

「みんな必死になって考えてるし、必死になって勉強してる。ベテランなんて言葉にあぐらかかないように本当勉強しないとなと思う」と姿勢を正した。

今年の抱負について武田は「今までの生き方とか今までのやり方がぼちぼち通用しなくなってきている」と危機感を示し「別種の新しい仕掛けとか考え方とかそういうもので己を磨かないといけない時代にきたんじゃないかな」と話した。

イベントでは、武田が受験生ひとりひとりと言葉を交わしながら、激励の言葉と固い握手を交わしエールを送り、ギタリストの中牟田俊男(67)、千葉和臣(65)と共に、「人として」「贈る言葉」の2曲を演奏し、受験生の背中を押した。