うちのおじいちゃんがテレサ・テンが好きでね。
私の結婚式の時に、テレサ・テンの「女の生きがい」って古い曲を歌ったんだけど、、、高砂で私の隣に座ってた旦那がぷーって噴き出しちゃって。
いや、おじいちゃん、歌は上手いの。当時カラオケ教室にも通ってたし、「孫の結婚式で歌う」って張り切って練習してたみたいで。
旦那が噴き出した原因は、その歌詞なの。
まぁ、よくある演歌の歌詞なんだけど、「あなたのお世話をさせてほしいの」とか「あなたに心をささげ この身もあげた」って、もうド演歌。
「何をされても惚れた男を信じて待つ」ってテーマなんだよね。
うちのおじいちゃんも「結婚するからには、このくらいの覚悟で嫁げ」ってことを言いたかったらしいの。
新婦のおじいちゃんが熱唱してる横で、新郎が腹抱えて、顔真っ赤にして笑ってる……。
そして、私はなぜか恥ずかしさで顔を真っ赤にしてたわけ。
このテレサ・テンの「女の生きがい」を選曲したおじいちゃんにも腹が立ったし、それを笑ってる旦那にも腹が立ってね。
みんなして私をバカにしてる!って思ったんだ。
だって、、、会場にいる人みんな知ってたもん。私が嫉妬深くて、付き合ってる時から束縛が激しくて、「何をされても黙ってついて行く」タイプの女じゃないってこと。
私、恥ずかしくて穴があったら入りたいくらいの気持ちだったけど、そこでしみじみ反省したんだよねぇ。
女として、私はちょっと足りてなかったんじゃないかって。
TELH掲示板
ツーショットダイヤル
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image