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修了式

本日、娘が幼稚園で修了式を迎えました。

入園前は、ちゃんと過ごせるか心配したものですが、
1年が無事に経過したわけです。

私は出席していませんが、迎えに行った妻によると、
先生も、お母さん方も、子供たちも涙で終了を惜しんだそうです。

とても仲のよいクラスだったのでしょうね。

よい出会いや別れを経験させてもらったようです。


思えば、初日から泣くこともなく出かけていき、
風邪をひいても行きたがり、我々の方が
周囲に迷惑がかかるから休んでくれ、
とお願いするくらい楽しんでいました。

トイレにも行けるようになりました。

学年や年齢の違いを認識できるようになりました。

年下の子にやさしくできるようになりました。

ひとりでできることが多くなりました。

お手伝いができるようになりました。

娘も我々も、たくさんのことを学んだ1年でした。


娘には向いているんじゃないか、という判断で、
おおいに遊ばせてくれる幼稚園を選びましたが、
勉強ばかりでない人間教育をしていただけたと思います。

幼稚園の先生方や役員さんに改めて感謝を表します。

ありがとうございました。


もう来月からは年中さん。

正式に後輩もでき、こみいった工作なども
教えてもらえるでしょう。

クラスはバラバラになりますが、
新しい仲良しさんを作ってくれることも楽しみです。


娘の成長に伴って、自分がどんどん老けていくのが
少々悲しいところですが・・・

第9地区

娘が花粉症なのか風邪なのか、
週末から体調を崩して早寝してくれるので
撮り溜めていた映画を何本か視聴しました。

そのうちの1本がこちら。

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公開当時は、低予算ながら評価の高かったSF映画です。

部隊は南アフリカで、かつてのアパルトヘイト政策が
モチーフのようなのですが…

宇宙人よりも人間が怖いです。

心の闇というか、裏表というか…
特に主人公の義理の父親が怖すぎ。


宇宙人については、明らかにされていないことも多いのですが、
なんだか可哀相。

特に重要人物のクリストファー(地球名)さん。

表だって悪いことしてないのにも関わらず、
周囲から酷い扱いを受けてました。

確かにビジュアル的には(意図的にだとは思いますが)、
醜悪な外見かつ行為も野蛮ですが、
唯一理知的なクリストファーさんの受難は
ちょっと行き過ぎなような…

酷い目に遭いながらも、致命傷を受けないのは
もうひとりの主人公だからでしょうか。


ただ、設定が強引で少々気持ち悪いながらも、
作品としては面白かった、のかな?

その後が気になるところですが、
そうした余韻を残した演出が上手いのでしょうね。

怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス

昨晩、ケーブルテレビで視聴した作品。

最初から見ていないので、通しのストーリーは
理解できていませんが…
あまり聞いたことのない怪獣映画でしたので
先入観を持たずに視聴できました。

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テレビの番組情報によると、1972年の作品で
円谷プロ10周年記念作品とのこと。

出演は、三波伸介さん、クレージーキャッツの犬塚弘さんなど
喜劇系のキャスティングです。

それもそのはずで、シリアスなタイトルからは想像できない
コメディタッチの怪獣映画でした。

小林昭二さんが仮面ライダーとおぼしき変身ポーズをとるなど
パロディ要素も多くて、ニヤリとしてしまう場面も多数です。

それから怪獣同士の対決シーンでは、
強敵ゴリアスの戦闘力のみを奪う
のちの『ウルトラマンコスモス』のような戦いぶり。

しかも、シーボーズのようにロケットで宇宙に
返してあげるのはセルフパロディなのかな。


そんな中、初期の円谷作品らしく考えさせられるセリフも
結構ありまして、さすがに深いとうなってしまいました。

そのひとつが犬塚さん演じる発明好きだけど
失敗ばかりしている物知りオジサンのセリフ。

「地球を包む空気は、生き物たちのためにあるんじゃない。
悪いものが入ってこないように燃やすためのものなんだ。
人間が汚したりしたせいで、その力が弱くなって、
近頃隕石なんかが増えているんだ」

みたいなセリフでした。

作中ではゴリアスが隕石と共に落下してきた
怪獣という設定なんですが、先日のロシアの
隕石のことを連想してしまいました。


もうひとつ、ダイゴロウが飼育されている
島の医者(浜村純)さんのセリフ。

「人間は大切な自然を汚してしまっている。
海が汚れ、空が汚れてしまったら、
一体どこで暮らしていけるんだろうか」

と自然破壊に対する怒りをあらわにして
子供たちに問いかける場面があります。

作中では、小坂一也さん演じるダイゴロウの
飼育員が

「それをなんとかしてきたのが人間の知恵です。
これからもなんとかなります」

と取りなしてシーンは終わるんですが、
40年以上前にそんな問題提起が
なされていながら、手をこまねいてきた
私たちに気が付かされました。

挙げ句の果てに、放射能汚染水を海に流し、
大気にはPM2.5なる粒子状物質も
問題化してきました。


映画で言われていたように、
人間は海も空も失いかけているんでしょうか?

そして、映画で言っていたように、
人類はそれを取り戻すことができるんでしょうか?

見終わった後に、そんなことを考えさせられました。

あれから2年

久々の記事更新。

やはり、震災のことに触れない訳にはいきません。


放射線数値は落ち着いたのか、報道されないだけなのか
話題登ることが少なくなってきました。

最近になって、事故現場の原発にテレビのカメラが
入るようになっているようですが、これもようやくですね。

画像を見ても、全然終息の気配がしません。

東電と原子力保安院の、責任の所在をハッキリさせない
体制も相変わらずですし、新政府は景気対策の話ばかり。

そもそもが自民党体制で原発を推進してきた結果なのに、
民主党の後始末が悪いと言わんばかりの態度が
感じられて不快に感じます。

個人的に復興はまだまだ遠い、と感じています。


なによりも食へのダメージが深刻だと思います。

我が家は震災前からなんですが、
週末に1週間分の食料を買い込むスタイル。

基本的に私が買い物係なんで、
物価がよく見えます。

安売りのスーパーなどを回っているのですが、
震災前に普通に100円で買えていたものが、
100円の水準を全く取り戻せません。

例を挙げれば、まず卵の10個パック。
Lサイズ100円が当たり前だったのに、
特売でも120円を切るのが珍しい。

ジャガイモ、玉ねぎ、プチトマト、ほうれん草、小松菜、
キュウリ、カボチャ、白菜などの野菜類。
100円で買えるときもありますが、
以前より数量が少なかったり、
まるまる1個じゃなかったりします。

冬の鍋シーズンの白菜なんて、
大きいのを1つ買えば食卓の救世主だったのですが、
今は1/4サイズでも100円なら安いレベル。

牛乳も1リットル100円で買えていたのに
150円超に落ち着いてしまいました。


いかに関東の住人が、電気しかり、食しかり、
東北の皆さん、東北の豊かな土地に支えられていたのかを
示しているんだと思います。

これからを生きる子供たちのために、
そんな豊かさを取り戻せるといいのですが、
その豊かさを支えていた土地は
“永遠に”と表現してもいいレベルで消失してしまいました。

もう起こってしまったことを悔やんでも仕方がない、
そのことは分かっていても、失ったものが大きすぎる。

ささやかでもいいので、自分の出来る支援を
できたらいいなぁ、と思いを新たにしました。


ちなみに、娘の地震恐怖症は
おかげさまでずいぶん落ち着きました。

怖がるけど、パニック症状にはならない。

遊んでたり、踊ってたりして気が付かないことも
多くなってきました。
(我々も気が付いても、できるだけ
黙っていることにしています)

もうあんな恐ろしい思いはさせたくないなぁ。
   
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