徒然にっき

昨日、妻と娘が、イオン浦和美園ショッピングセンターへと
お出かけしました。
（私は仕事もあって、お留守番でした）

ママ友さんと一緒にドラえもんの映画を
見に行ったのです。


映画の開始前、お買い物などをしているときに、
突然、館内すべての電気が落ちたそうです。

それほどの間を置かずに復旧したらしいのですが、
地震の影響が心理的に残っているせいか、
館内からは悲鳴が上がるなどしていたとのこと。

問題は、我が家の嫁がそのときにしていた
行為にありました。

それは・・・銀行ATMの操作。

我が家では、ポイント優遇などがあるので、
イオングループでのお支払いを、
電子マネーのwaonでするようにしています。

そのカードへの現金チャージ中に起こったのが、
この停電だったのです。

1、1万円を入れて
2、5000円をチャージし、
3、おつりを5000円もらう、

という作業だったのですが、
2、の作業直後に停電が発生。

通電回復後もATMはブラックアウトしたままで
何の反応もしなかったそうです。

備え付けの受話器を使い、センターと連絡を取り、
事故の状況を説明したものの、その場では
特に返金されるなどの作業もなく、
状況を確認して連絡します、と言われて
終わってしまったようです。


映画の開始時間も迫ったので、
映画を鑑賞してから、帰宅してきました。

ちなみに停電で映写機がストップした関係で、
前の回の上映時間が延びていたそうです。

娘にとっては、初めての普通の映画館での
鑑賞だったのですが、暗闇におびえることもなく
楽しんでくれたようです。

昨日帰宅してから、今朝もずっとですが、
ドラえもんのお話ばかりしてくれますので


返金がちゃんと行われるかどうかを
非常に心配していたのですが、今朝電話があって、
5000円は無事にチャージされており、
おつり分の5000円は銀行口座宛に
入金して返却します、との連絡が入り
かなりホッとしました。

でも、今にしてみるとと、
「200万円入金途中でした」とかって
行っておいたら良かったかな、
なんて思ったりもしています、
自分が当事者ではないんだけど


気になるのは、その停電についての
お詫びや原因についてのアナウンスがないこと。

昨日は計画停電も実施されませんでしたし、
施設側の問題だと思うんですけどね。

館内放送で説明があったのであれば、
映画の上映中に聞けなかったのは仕方がないとしても、
ホームページ上でもなんの説明もなされていないのは、
かなり問題だと思うのですが…

あのショッピングセンターでは、頻繁にあることなのかな？

まさか、まさかの新刊が出ておりましたが、
ようやく読了しました。

ヒプノスの回廊 ―グイン・サーガ外伝〈22〉 (ハヤカワ文庫JA) 新品価格 ￥609から (2011/3/30 10:41時点)

2009年の5月に作者の栗本薫さんがお亡くなりになり、
もう読めないと思っていましたが、
短編集でまさかの発刊となりました。

グインやそれに類する短編を集めたもので、
一部は読んだこともあったりしましたが、
それでも嬉しいものです。


私、100巻突破記念の記念イベント『百の大典』にも
参加するなど、このシリーズのことが好きでして・・・
栗本先生ご逝去の報は非常にショックでした。

もう2年近く経つのですね。


巻末のあとがきでは、栗本先生のご主人である
今岡清さんから、5月に『グイン・サーガ・ワールド』
刊行のお話がなされておりました。

早川書房のニュースリリース　→　こちらから


他の作家さんの描くグインってどうなんだろう、
と思いつつも、三国志が様々な作家さんの手で
書かれていることを思うと、それもアリかと思いますし、
期待と不安が入り交じった気持ちでいますが、
おそらく読むんでしょうね。

え〜忘れた頃に、守備篇、打撃篇、に続いての走塁篇です。

今日は盗塁で相手を揺さぶり、攻撃をする、
そんな選手で組んでみましょう。

今回も一部敬称略でお送りします。


投手：思い浮かびません
捕手：飯田哲也（ヤクルト）
一塁：高木大成（西武）
二塁：大石大二郎（近鉄）
三塁：松永浩美（阪急）
遊撃：松井稼頭央（西武・現楽天）
外野：福本豊（阪急）
　 　 　簑田浩二（阪急）
　 　 　緒方孝市（広島）
DH：秋山幸二（西武）


捕手は、ちょっと違和感がありますが、
プロ入り時に捕手を務めていた飯田選手を
第一候補としました。

彼を外野に回すとしたら、
中尾孝義（中日）でしょうか。

凄くスリムな捕手で、子供の頃にかっこいいなぁ、
と思ったものです。

盗塁数の記録が多いわけではないですが、
後に外野手にコンバートされるなどしており、
走力も高かったんだと思いますので。

現役だと、大学時代に盗塁王のタイトル獲得経験のある
鈴木郁洋（オリックス）が候補。

プロ野球選手史上に残るであろう細身の捕手ですが、
フルシーズンの出場経験がないのが玉に瑕ですね。


二塁手は、スーパーカートリオの一角
高木豊（大洋）が、対抗馬でしょうか。

大石選手と甲乙付けがたいところですが、
個人的に当時応援していた西武のライバルであり、
痛い目に遭った印象が強いので、
大石選手に軍配が上がりました。


遊撃手も候補者が多くて、
松井選手以外にも高橋慶彦（広島）、
野村謙二郎（広島・現監督）、小坂誠（ロッテ）。

現役ならば、西岡剛（ロッテ・現ツインズ）、
荒木雅博（中日）、川崎宗則（ソフトバンク）、
石井琢朗（大洋・現広島）、梵英心（広島）
あたりが候補者ですね。

攻守のバランスから松井選手を選びましたが、
西岡選手も捨てがたい。

しかし、カープは伝統的に俊足選手が
ショートを守っていますねぇ。


一番の激戦区は、やはり外野です。

足の速さ＝守備範囲の広さに繋がることもあり、
外野に俊足選手が多いんですよね。

ただ、どんな顔ぶれになっても、
1番センターの福本選手だけは固定で、
あとは悩みどころ。

結局、攻守のバランスで選んだのが上記の3人です。

秋山選手はこれまでにも取り上げていますし、
守備位置が福本選手とかぶるのでDHに回しました。

その他の候補者としては、赤星憲広（阪神）、
松本匡史（巨人）、屋敷要（大洋）、
島田誠（日ハム）、村松有人（ダイエー）、
大好きだった平野謙（中日）。

それから、現千葉ロッテ監督の西村徳文（ロッテ）も
有力候補ですね、二塁手もアリですけど。

イチロー（マリナーズ）も候補者ですが、
メジャーに行ってから走りまくってる印象があって、
日本ではそんなに足のイメージがないです。

ただ、これらの候補者の皆さんは、ホームランが
あまり期待できない顔ぶれですので、
チーム編成上控えとしています。


さて、打順ですが、
福本、飯田、簑田、秋山、緒方、松永、高木、松井、大石
といったところでしょうか。

控えの候補選手を含めてもスキが見当たりません。

小技も利きそうですし、結構ホームランも期待できます。


問題は、投手の候補者が見当たらないことですね。

足が速いだけならドミンゴ・グスマン（横浜・中日・楽天）とか、
岸孝之（西武）が早いとの噂がありますけど、
走塁となると話は別なのかな、と。


盗塁したことのある投手ならたくさんいますが、
投手の走者はノーマークだったりするし、
俊足とか、走塁技術とは関わりがない気がします。

まぁ、本業のピッチングに影響が出ないように、
あまり盗塁に本気になっては困りますし。

というわけで、誰でもいい、かな。


あ、イチロー選手を投手起用すれば良いんじゃない！？

昨日、フジテレビで多くのアーティストが
被災地に向けた応援ソングを歌う番組を
放送していました。

多くのアーティストたちが一言を述べ、
メッセージを歌声に乗せていました。

こういう時には、いいこと・いい番組だと
思ったのですが、これって少なくとも
中学生以上向けの番組だよね、って思いました。


我が家の娘もそうなのですが、地震や津波による被害で
心にキズを負った子供たちがたくさんいると思うのですが、
そういった子供の心を元気づけるようなプログラムが
あまりないように感じています。

ネットで、ウルトラマンがTwitterで応援している、
なんてニュースも見かけましたが、
子供たちがそんなん見るかな？って
ものすごく疑問に思います。

昨日のサザエさんは、番組終了後に
がんばれ日本、みたいなメッセージが
差し込まれていましたが、それだけ？、って
ちょっと寂しい気持ちにもなりました。


こんな機会ですから、放送局の利害や壁を取っ払って、
子供向けに応援メッセージ番組なんかを
作ってもらえると嬉しいんですけどね。

NHKからはワンワンをはじめとする教育テレビの
キャラクター達。

日テレからは、アンパンマンと名探偵コナン。

TBSからは、ウルトラマン。

フジテレビからは、ちびまる子ちゃんにサザエさん、
ドラゴンボールにワンピースもあります。

テレ朝からは、ドラえもんにスーパー戦隊、仮面ライダー、
プリキュアにクレヨンしんちゃん。

テレ東には、ポケモンがいます。


上に挙げたのは、私が知る限りのキャラであり、
子供に支持されているキャラクターが
他にもいっぱいあるんだと思います。

それらのキャラなどが、子供に向けて
応援メッセージを発する番組が
あって欲しいな〜、って。

個別の番組でそういう機会を作るんじゃなく、
集まってくれると、メッセージ性が
高まると思うんですけどね。

そんな番組があるんなら、
何度も放送しても全然構わないですよ。

計画停電で見られない範囲も
出てくるでしょうから、
毎日同じ時間に放送してもいいくらい。


一昨年だったか、NHK教育の番組に
ガチャピン・ムックが出演したり、
NHK総合の紅白の応援団として、
ポケモンやウルトラマンなどが出演したことも
あったような気がします。

NHKでやる分には不可能ではない気がするので、
そうした機会を作ってくれればいいんですが。

チャリティー番組や、寄付金募集もいいですが、
それはテレビでなくても実施できますから。

マスメディア、特にテレビでなければできない、
そんな応援の手段を考えて欲しいなぁ、
って思っています。

プロ野球は、4/12のセ・パ同時開幕に決まったようですね。

最初からそうしておけばいいのに、
本当に某紳士ぶってる球団の考えることはわかりません。

ま、大嫌いなので理解したくもないですが。

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さて、ナンバーの最新号です。

表紙にもなっている斉藤投手ですが、やはり絵になります。

近年まれに見るスター性のある選手ですね。

国内がこうして沈んでいる時に、彼の活躍が
大きな励ましになってくれると思います。

特に楽天・田中投手とのライバル対決は、
被災地の方々にも手に汗握る感動を
与えてくれるのではないでしょうか。


しかし、今号を読んで思ったのですが、
自分がものすごく長いこと野球ファンでいることに、
改めて気がつきました。

特集されている有名選手のルーキー時代のことを
全部見て、覚えているんですよね。

逆に最近の新人王の記憶が薄い。

昨年のパ・リーグ新人王の榊原選手が、
ポジションがどこでどんな選手なのかも
わかりませんでした。
（今急いで調べたら、ご立派な成績で・・・）


さて、あとは開幕を待つばかり。

正直、4月開幕も早いような気もしますけど、
それは言っても仕方ありません。

今年は変則日程などにもなるので、
例年以上に色々なことがあると思いますが、
選手の皆さんが大きなケガなく
プレーを見せてくれることを祈ります。

ここのところ娘が昼寝をパスして早寝してくれたので、
撮りだめた映画を2回に分けて鑑賞しました。

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テレビ放映からずいぶん経ちますが、ようやく続編を見れました。

下町人情といいますか、ご近所づきあいといいますか、
今ではなかなか見られない人間関係ですね。

ウェットな関係ですが、悪くないです。

被災地の皆さんの助け合いに近いものを感じました。


しかし、吉岡君はああいうちょっとダメな人の役が
本当に似合いますね。

というより、彼の演じる立派な人とか、威厳のある人
を見たことがないような気がします。

『北の国から』しかり、『寅さん』しかり、
すっかりイメージが定着しちゃっています。

近年の当たり役である『Dr.コトー』も
腕はいいけど、人の良いのんびりしたイメージがあります。
（ドラマは未見なのでコミックスのイメージですが）

そんな意味からも、日本の映画・ドラマ界における
名バイプレーヤーなんでしょう。
『コトー』は主役ですけどね。


それからCGがすごいな〜、とは思うのですが、
SF映画ほど気にならない。

おそらく、どこかで見たことのある風景だったりするので、
頭が違和感なく受け入れているのでしょう。

人物と重なると、少々境界線が気になりましたが。


さて、映画を見ていて気になったのは、
見たことあるけど名前が出てこない、
ってケースが多いこと。

まぁ、歳のせいなんでしょうが…

手塚理美さんも登場してしばらく
誰だっけなぁ、見たことあるなぁ、という感じでして…
なんとか思い出せましたけど。

須賀健太くんなんかは、ずっと“素朴な少年”ですし、
小清水一揮くんは、エンドテロップで初めて
「あ、ディケイドに出てた子だ」となりました。

鈴木オートで預かることになるミカちゃんも
どこかで見たことがある気がするのですが、
結局判明せず。

テレビ版なのでテロップで紹介されるのは
ごく一部でしたので、名前が見当たりませんでした。

う〜ん、気になるけど、調べてしまうと
妻に負けちゃうような気がするので、
もうちょっと悩もうと思います。

また、ちょっと地震関連ネタですが、
ガッカリしたので記事にします。

震災後、今さらながら防災グッズをまとめようと思い、
懐中電灯、ダイナモ式の充電器、水、保存食、
ラップ、おしりふき、紙おむつ、電池などなどの
確認をしていました。

で、はたと気がついたのは、我が家には
携帯用のラジオがないこと。

懐中電灯の電池もなかったので、
近所のホームセンターで買おうと思ったのですが、
皆さんもご存じの通り、買い占めにあい
店の棚はスッカラカンでありました。


そこで、家の中を捜索してみると、
独身時代に使っていたMDラジオを発見。

裏を見ると、電池ケースのカバーがあり、
単3電池が6本も必要ですが、
電池駆動も可能みたいです。

避難時だけでなく、計画停電中にも使えるぞ！
となったのはいいんですが、
操作が独特でわからないのです。


特にラジオのプリセット選局の設定が不明。

チャンネルをサーチすればいいのですが、
よく聞くチャンネルは、事前に
セットしておきたいじゃないですか。

マニュアルを探したのですが、
あろうはずもなく…
メーカーページに該当製品の
型番の記載すらありません。

結局メーカーに問い合わせをしました。

被災用に使用したいのですが、
操作がわかりません、
教えて下さい、って。


で、返ってきた答えがコレ　↓

お申し出の取扱説明書は、在庫がありますので、
ご注文により購入可能でございます。
なお、取扱説明書は部品扱いのため、
有償での供給になりますので、
ご了承いただきますようお願いいたします。
ご注文の際には、つぎの部品名と部品コードで
ご用命下さい。


うわ〜、やっちゃったよSANYOさん。
この非常時になんとビジネスライクな対応。

住所を見ると大阪のようで、
こちらがどんな状況かおわかりでないようです。


テレビやビデオデッキに、炊飯器、
洗濯機にエネループにエネループバイクと
多くのSANYO製品を利用してきましたが、
今後のつきあいを止めようと決心しました。
（今あるのは壊れるまで使うけどさ）

こんな対応しているから、
メーカーとしての躰を保てなくて
吸収合併されちゃってるんですね。


というわけで、どなたか
SANYO製のMDラジオ“MDG-U4T”
の操作方法をご存じの方は
いませんでしょうか？

球界もいまだ揉めているようですが、
地震関連記事ばかりだと気が滅入っちゃうので、
ちょっと楽しいお出かけ先の紹介を。

地震当日11日の記事の続きなのですが、
Skipシティにあります映像ミュージアムを紹介します。
（公式ページは→　こちら）

映画やテレビなど映像メディアの成り立ちから最新技術までを
子供にもわかりやすく紹介した展示館です。

ミュージアムって名前ですが、博物館、とまでは言えないかな…
それでも、その展示物はなかなか魅力的です。

・黒澤明監督直筆の『トラ・トラ・トラ！』絵コンテ
・平成ゴジラ『ゴジラvsモスラ』の設定資料

だけでなく、ハリウッド映画からも

・『メン・イン・ブラック』で使用されたスーツと銃

メン・イン・ブラック デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD] 新品価格 ￥1,757から (2011/3/22 12:23時点)

↑　スーツはこれですけど、
　　銃はウィル・スミスが渡された手持ちの小さいのです。

・『スターシップ・トゥルーパーズ』に登場する宇宙船の模型
・『スチュアート・リトル』でスチュアートが乗った赤い自動車

スチュアート・リトル コレクターズ・エディション [DVD] 新品価格 ￥1,050から (2011/3/22 12:27時点)

↑　足下にチラッと見えてる車です。

など、実際に撮影に使われた小道具が寄贈され、
展示されているのです。


その他、業務用カメラを使っての撮影体験や、
アニメ『忍たま乱太郎』のアフレコ体験、
モーションキャプチャーを使ったダンスゲームに
人形をつかったコマ撮りでのアニメ作成体験に映像編集体験、
などなど各メディアで専門家がおこなう作業を
疑似体験できるのも楽しめます。

画像合成を駆使したカーレースや世界旅行、
ニュースキャスター、お天気のお姉さんや
うたのお姉さんとの共演など、
自分がテレビに出演しているかのような疑似体験もできます。

有料ですけど、希望すればこれらの疑似映像は
ビデオに録画してくれるようです。

でも、今時ビデオって…見られない家庭の方が多いのでは？
最新技術を紹介、と謳うならDVDやブルーレイにも
対応していただきたいものです。


また、特別展が開催されることもあり、
今は 『ようこそ未来人　手塚治虫からの贈り物』 という
すばらしいイベントが行われています。

このイベントについては、
別ブログで紹介記事を書いています。
（現在節電のために自主休止中ですけど）

興味がある方はご覧下さい。


これらが楽しめて、大人は1日500円で入場できます。
（1回じゃないですよ、再入場も可能なのです！）


通い詰める、というほどではないですが、
特別展が見たかったら足を運んで損はない施設ですよ。

昨日の記事でも書きましたが、
結局というか、やはりというか、セ・リーグは
3月25日に開幕するとの決定が下されたようです。

やれやれ、ですね


電力消費について、こんな記事を見つけました。

節電難しいドーム＝プロ野球　（時事ドットコム）

特に東京ドームは、気圧差を利用して
気球状の屋根を膨らませる構造になっていますので、
他のドーム球場に比べても多くの電力を消費します。

また、ドーム球場全般に言えますが、
試合時は人が入るので、空気循環のために
空調をおこなう必要があるなど、
必要以上に電力を消費します。

ただ、福岡、札幌は解放などもできますし、
西武は上にかぶせただけでサイドは隙間が空いています。
寒かったり、不便な点はあっても、
空調を使用しないでの開催もなんとか可能ではないでしょうか？

その一方で、東京・大阪・名古屋のドームは、
開けられる場所もなく、100％空調に頼らざるを得ないのです
（搬入口などはありますが、空気の流れを生み出すほどの
解放は得られないと思います）。

これだけ電力消費が切迫し、
鉄道会社すら運行本数の調整をしている状況で、
東京ドームで開幕することは嫌がらせ以外の
何者でもありません。

名古屋は関西系の60MHzの電気区域ですから、
被災地に東京ドームほどの迷惑はかけませんが、
それでも心証は宜しくないです。

たとえ、4月12日開幕でも、電力に関して
十分な供給がおこなわれているとは限りませんが、
25日よりは復旧していると信じたいです。


選手会も、いまだに覚悟を決めかねています。

なぜ、25日に開幕する必要があるのか、
リーグはちゃんと説明すべきだと思います。

「被災者を勇気づけるため」なんて言っていますが、
ハッキリ言って迷惑だと思うだけですよ。

少なくとも、全選手が納得してプレーできる
理由がなければ、意味がないでしょう。

覇気がなく魅せるプレーが見られないのならば、
プロ野球として開幕する意味がありませんし、
料金を取ってはいけないと思います。

それでも開幕するならば、復興に目処がつくまでは
球場を無料開放して見せるくらいの策が必要なのでは？


もしかして昨年交流戦で、パ・リーグにこてんぱんに
やられた（1〜6位がパ、7〜12位がセでした）ので、
日程が詰まって強行スケジュールになって疲弊した
パ・リーグの球団に勝てる、なんて思っているのでしょうか？

それで勝っても、誰も（ファンも選手も）嬉しくないし、
世間は認めないと思いますけど・・・
勝てば官軍、だと思っている老害どもには
わからんのでしょうね。

プロ野球の開幕日が、今月25日に設定されていましたが、
今回の震災の被害を受け、
パ・リーグは開幕を4月12日に延期することを決定しました。

一方で、セ・リーグは強行開幕するという方針らしく、
コミッショナーの審議差し戻しや、
選手会などの反対などもあって揉めています。

個人的には、延長がしかるべきかと思います。


開幕を強行したいのは、某在京紳士球団の
球団会長という肩書きのついた、
いつもの老害達らしいです。

彼ら曰く、「戦争に負けた後、3ヶ月で選手、
監督の方から“試合をやりたい”という声が上がって
プロ野球が始まったという歴史がある」
だそうです。

うん、そうね。
3ヶ月経ってたら、多少落ち着くよね。

でも、25日じゃまだ2週間だし、
パ・リーグだって1ヶ月後の開幕で
終戦時より2ヶ月も早いよね。

しかも、今回選手達は反対してますよ。

そんなこともわからんのでしょうか？
それとも、来週にはすべての問題が解決して
落ち着くと思ってるのかな？


仮に開幕したとしても、まだまだ電気も来なくて
テレビやラジオだって使えない人が多い。

関東圏だって試合時間に停電しているかもしれない、
そんな状況で、野球の試合をすることが
被災者を勇気づけるとは思えません。

試合に行くお金があったら、
寄付した方がナンボかマシだと思います。


確かに、野球人ですから、プレーを見せて
被災者を勇気づけることは大切だとは思います。

でも、適切な時期があるでしょう。

今はプレーを見せるより、援助をしたり、
支援物資を持って慰問に回ったりした方が
勇気づけられると思うんですけど。

原発問題だって予断を許さない状況で、
なぜ来週末に開幕する必要があるのか？


選手達のご家族や友人などにも、
まだ連絡の取れない方が
たくさんいらっしゃるはずです。

楽天やロッテの選手たちは、
住居や練習環境にダメージを受け、
満足に練習もできていません。

在京球団も、計画停電で
例年の練習環境とは違っています。

その上、オープン戦だって中止になり、
調整不足は明らかだと思います。


それなのに、なぜ強行に開幕をしたがるのか？
全く理解できません。

なんか利権がからんでるのかなぁ。