2020年04月30日
駐米キューバ大使館を銃撃 一人逮捕 負傷者は無し
駐米キューバ大使館が銃撃された
Radio Habana Cuba、2020年4月30日
ワシントンのキューバ大使館の外できょう木曜日(4月30日)の未明、一人の人物がアサルトライフル銃を発砲し、逮捕された、と当局が述べた。
この事件は、午前2時ごろ、ワシントンの北東地区にあるキューバ大使館の外で発生した。発砲音を聞いた近隣住民が通報し、ワシントン警察が現場にかけつけた、と当局は述べた。
警察官がアサルトライフルを所持した容疑者を発見し、無事取り押さえた、と警察は発表した。捜査当局は、その人物が大使館に向けて発砲していたと考えているが、その動機についての詳細はまだ明らかになっていない、と報道は伝えている。
この容疑者の身元や、その罪状についてはすぐに公表されなかった。銃撃により負傷した者はいなかった。
ネット上で公開された現場画像には、発砲後の大使館の外にいる警察や、現場に駐車していたSUVトラックを調べている捜査官たちが写っていた。
ワシントン警察の警察官および米国シークレットサービスのエージェントたちが、事件の捜査をしていた。
(クーバデバテより)
大使館の外に停まっていた乗用車。警察は事件に関係しているとにらんでいる
大使館職員に被害はなく安全に保護されているが、建物には銃撃による損傷が発生
キューバ大使館の建物への銃撃痕
RTスペイン語放送(2020年4月30日)
キューバTV ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相声明(2020年4月30日)
Individuo dispara con fusil de asalto contra embajada cubana en Washington; no hay heridos
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/221334-individuo-dispara-con-fusil-de-asalto-contra-embajada-cubana-en-washington-no-hay-heridos
2020年04月28日
ベネズエラ 全国民に無料でPCR検査を実施 人口100万人あたりラテンアメリカ最多の検査数
ベネズエラ、ラテンアメリカで人口100万人あたり最多の新型コロナウイルス検査を実施
Cuba Si、2020年4月28日、Telesur
ベネズエラ当局は、国内での感染可能性を検出するための検査が全国民に無料でおこなわれている、と強調した。
ベネズエラはラテンアメリカ・カリブ地域のなかで、人口100万人あたり最も多い数の新型コロナウイルス検査を実施している国として抜きんでている。このように語った同国のホルヘ・ロドリゲス通信情報相は、同日まで1万5千以上の試験を行っている、と述べた。
「ベネズエラはラテンアメリカ・カリブ地域で人口100万人あたり最多の検査を行っている国である。きょう現在、人口100万人あたり1万5500件以上の検査を実施している」、とロドリゲス大臣は新型コロナウイルス対策の大統領府委員会の会合で述べた。
現在まで、実施した検査と陽性事例の数の割合は国にとって良好なものであり、そのため、ベネズエラは試験実施における同地域のリーダーとして位置づけられている、と大臣は述べた。大臣はまた、診療や医療サービスに関係したすべてのことに支払いが必要なチリのような国々とは対照的に、ベネズエラは無料で試験をおこなっている、と強調した。
一方、ニコラス・マドゥーロ大統領は、次の段階では1千万件の試験を実施し、疫学的管理を強化しなければならない、と指示した。
きょう火曜日(4月28日)ベネズエラは新型コロナウイルスの新たな感染事例が一つも確認されていない。これは感染事例が初めて出始めた段階で大統領が宣言した社会的かつ自発的な隔離によって可能なことである。
ベネズエラにおける新型コロナウイルス感染症にかかわる数字は以下の通りである。感染者329人、回復者142人、病院での患者89人、統合診断センターでの患者64人、民間診療所での患者24人、死者10人。
ロドリゲス大臣は、新型コロナウイルスの封じ込め対策をとらなかった場合の感染可能性を計算し、その数は感染者30万人以上、死者はおよそ5千人に上っただろうが、政府がとったすべての措置によって、マスクの使用と隔離がパンデミックとの戦いにおける不可欠な道具であるベネズエラ・モデルが語られるようになっている、と述べた。
ベネズエラTV(2020年4月28日)
Venezuela, país con más test de Covid-19 realizados por millón de habitantes en la región
http://cubasi.cu/es/noticia/venezuela-pais-con-mas-test-de-covid-19-realizados-por-millon-de-habitantes-en-la-region
キューバ 新型コロナウイルス感染の国内ピークが来週と予想
Radio Habana Cuba、2020年4月28日
ハバナ大学数学学部のラウル・ギノバルト・ディアス学部長によると、「今回の予測が示しているのは、国際的平均より先んじて、キューバではおそらく来週にピークが来るだろう、ということだ。これは、これから数日間における同感染症の進展状況で変わりうる予測である」。
しかし、社会的隔離の措置なしでは、この予測モデルはふたたび上昇し、危機的シナリオに向かう可能性がある。「この感染症は取られる行動に対して脆弱だが、それは社会的ふるまいや政府の対策次第である。私たち自身がこの感染曲線を変えられるということが示されている」。
このシナリオでは、ワクチンが、伝染力の高い病原体である新型コロナウイルスによって生じるパンデミックの唯一の解決策として考えられている。世界保健機構(WHO)は全世界で進められているワクチン開発プロジェクトは70件あると発表している。キューバの保健当局は公式メディアを通じて、陽性者や感染が疑わしい患者への治療においてインターフェロン・アルファ-2b(遺伝子組み換え)を主とする幅広い薬品一式を用いるとともに、4つのワクチン候補に取り組んでいると述べている、とグランマ紙は報道している。
ワクチンはいつ用意できるだろうか。ワクチンがHIV(すでに発生から36年がたつ)や、新型コロナウイルスの前に発見されたコロナウイルスに対しても見つかっていない、ということを思い起こさねばならない。
ただし、われわれ一人ひとりの中には規律と責任というワクチンがある。この2つは、感染力を食い止める基礎的要素である。伝染の連鎖を断ち切るからである。
われわれは無症候性陽性者の50%を抱える数週間を過ごしている。誡め:あなた自身でワクチンを接種しなさい。不要な外出をしないでください。誰がキャリアかわからないのです。どこに新型コロナウイルスがあるかもわからないのです。もっとも効果的な抗コロナウイルスは距離を保つことであり、その習慣を、あなた、私、わたしたち、彼女、彼はみな持っています。
このウイルスを克服するのは先進国ではなく、もっとも規律のとれた国である。それを確認するには世界を見さえすればよい。米国は世界最高の経済大国であるが、最大の被害国である。
解決策を手にするまで、フランシスコ・ドゥラン博士のことばに従おう。「ワクチンとは保護であり、社会的隔離、手洗い、マスクの使用である」。
(グランマ紙による)
テレスール(2020年4月27日)
Prevén que el pico de la Covid-19 será la próxima semana en Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/221088-preven-que-el-pico-de-la-covid-19-sera-la-proxima-semana-en-cuba
2020年04月27日
海外足止めのキューバ人2000人が15か国から帰国 キューバ外務省が発表
2000人以上のキューバ人が15か国から帰国している(キューバ外務省)
Radio Habana Cuba、2020年4月27日、Cubaminrex
新型コロナウイルス感染症の対策予防の国家計画の一環として3月20日からキューバ当局が適用したキューバからの渡航およびキューバへの渡航の規制の発表以降、2000人を超えるキューバ人が、十数か国以上の国々から航路や海路でキューバへ帰国している。
これらのキューバ人は、ドイツ、アンゴラ、バルバードス、グアテマラ、ガイアナ、ハイチ、ホンジュラス、イタリア、ニカラグア、ペルー、ポルトガル、ドミニカ共和国、メキシコ、パナマ、赤道ギニアなどの国々から帰国した、とキューバ外務省は発表した。
これらのキューバ国民およびキューバ在住外国人の帰国便は、国際的に定められた規範を厳守する中で、キューバ当局と各関係国の対応機関との間で用意されている。
パンデミックの開始以降、キューバの各領事館は、海外にいるキューバ国籍を持つ人びとに、当該国内での感染症の状況と領事手続きに関する適切な情報を提供している。
あわせてキューバ当局は、各国で足止めされているキューバ人同胞の状況へのフォローアップを常に維持しながら、可能な場合にはいつも帰国を実現するよう努力をおこなっている。
同じく、在住キューバ人およびキューバとの連帯組織のメンバーたちの行動は、賞賛に値するものである。
彼らは帰国が可能になるのを待っているキューバ人たちに対し、食料や医薬品を提供し、安価な宿泊先を手配している。
(キューバ外務省の情報による)
キューバTV(2020年4月27日)
Gobierno de Cuba garantiza el regreso de más de 2 mil cubanos varados en 15 países
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/221068-gobierno-de-cuba-garantiza-el-regreso-de-mas-de-2-mil-cubanos-varados-en-15-paises
サンティアゴ・デ・クーバで今年4回目の有感地震 マグニチュード4.0
グアンタナモ県カイマネーラ市の南東25kmで地震が発生した
Cubadebate、2020年4月27日
きょう4月27日の午後5時50分、キューバ国立地震観測所ネットワークは有感地震を記録した。震源地は北緯19度84分、西経75度46分の地点で、震源地の深さはおよそ20kmである。
この地震の規模はマグニチュード4.0で、グアンタナモ県のニセト・ペレス市の南東31kmの地点で発生した。今年4回目の有感地震となる。
きょうの地震ではグアンタナモとサンティアゴ・デ・クーバの両県で揺れが報告されている。本稿時点で物的被害や人的被害は報告されていない。
今回の地震データ
発生:2020年4月27日午後5時50分(キューバ時間)
継続時間:54分間
(キューバ国立地震研究センターCENAIS提供)
Reportan sismo perceptible esta tarde en Santiago de Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/04/27/reportan-sismo-perceptible-esta-tarde-en-santiago-de-cuba/#.XqhrCqgzbIU
キューバ 世界20か国に医師1500人を派遣 新型コロナウイルスとの戦いを支援
新型コロナウイルス感染症に立ち向かうキューバ国際医療救助隊の派遣先地図(2020年4月22日現在)
Radio Habana Cuba、2020年4月27日、PL
世界の大半の国に影響を与えている新型コロナウイルス感染症との対決に貢献するため、ここ数週間でおよそ1450人のキューバ人医療従事者が、さまざまな国へ渡航した。
彼らは、自然災害や、新型コロナウイルスのような感染症という状況に対処するためにキューバの歴史的指導者フィデル・カストロが2005年に設立した、ヘンリー・リーブ救助隊のメンバーである。
およそ1500人の医師と看護師が、22の医療援助隊を構成し、新型コロナウイルス感染症への対処に貢献するため、世界各地の国々の申し出に応じてハバナから派遣されている。
217人の医療従事者からなるもっとも最近結成された援助隊は、昨日南アフリカに到着した。
彼らはキューバでは保健大使とみなされており、最近ではヨーロッパ、ラテンアメリカ・カリブ、アフリカ、中東の20か国以上に派遣されている。
テレスール キューバ医療援助隊が南アフリカに到着(2020年4月27日)
キューバTV イタリアに向かったヘンリー・リーブ援助隊の医師の物語(2020年4月25日)
Cuba desplegó casi mil 500 médicos frente a la Covid-19 en el mundo
http://www.radiohc.cu/noticias/salud/220991-cuba-desplego-casi-mil-500-medicos-frente-a-la-covid-19-en-el-mundo
2020年04月25日
私の家が私の広場だ 恒例のパレードは中止 自宅や職場からメーデーを祝う キューバ
メーデー万歳!私の家が私の広場だ
Radio Habana Cuba,2020年4月25日、ACN
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、今年のメーデー(国際労働者の日)では自宅が広場になる、と述べた。
自身の公式ツイッターアカウントで大統領は、国民はすでに、当日歴史的に中央式典が開催される首都ハバナの革命広場の代わりに、社会的隔離から行進するための最も美しい取り組みを生み出している、と述べた。
ロベルト・モラレス・オヘダ第一副首相は同じくツイッターアカウントにおいて、フィデル・カストロによって表現されたキューバ革命の歴史的概念から20年のこの日が重んじる体験を呼び起こしながらキューバ国民は、新型コロナウイルス感染症との戦いの塹壕から国際労働者の日を祝う、と述べた。
上述の投稿に返答する形で幹部や各組織は、国でこの日を祝う手段に対する自身の姿勢を述べた。その一人、ビオ・クーバ・ファルマのエドゥアルド・マルティネス・ディアス総裁は、同組織の全労働者は今度のメーデーにはそれぞれの職場におり、そこでパンデミックとの戦いにおける貢献をもたらしていることだろう、と語った。
経口液医薬品研究所MEDILIPは、今度のメーデーではキューバの革命的労働者階級の勢いによって新型コロナウイルス感染症に立ち向かいながら、MEDILIPのわれらの塹壕から祖国と社会主義とを擁護し続けていることだろう、と語った。
ビオ・クーバ・ファルマに提供されている総合サービス企業SERVIGENや、キューバ神経科学センター、アダルベルト・ペサント血清血液製剤企業などの他組織も、それぞれの仕事を継続するという使命を表明した。
デジタル医療技術COMBIOMEDは、現在のパンデミックに対する戦いにおいて自分たちをよりよく防御する道具である科学を毎日打ち勝つために刷新しながら、国際労働者の日を祝う、とツイートした。
キューバTV マリソル・フエンテ・フェレール通信労働者組合書記長インタビュー(2020年4月24日)
El 1ro de Mayo #MiCasaEsMiPlaza
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/220888-el-1ro-de-mayo-#micasaesmiplaza
2020年04月24日
キューバでの感染者数 良好な進捗 ロベルト・モラレス・オヘダ第一副首相が発表
感染者数想定グラフ
縦軸:リアル感染者数(=累計感染者数-回復者数-死者数)
横軸:3月11日を基点とした経過日数(4月24日は44日目)
赤線:危機的シナリオ、緑線:中程度のシナリオ、青線:好ましいシナリオ、黒線:リアル実数
Radio Habana Cuba、2020年4月24日、ACN
キューバの専門家たちが発表した数理モデルによると、世界保健機構(WHO)がパンデミック(世界的大流行)を宣言した新型コロナウイルスに対処するために政府がとった措置の有効性が確認される。
このように自身のツイッターアカウントで発表したキューバのロベルト・モラレス・オヘダ第一副首相はさらに、社会的隔離の順守義務とその必要性、全国民に対する積極的な調査の実施、および国の経済の基礎的機関で労働を続けている労働者たちの保護とバイオセーフティの強化を改めて強調した。
「数理モデルは新型コロナウイルス感染症に立ち向かうためにキューバ政府がとった措置の有効性を裏付けている。社会的隔離の順守、積極的な調査、労働者および公衆保健省機関におけるバイオセーフティ対策の強化を続けなければならない」、と第一副首相はツイートした。
このSNSにモラレス・オヘダ第一副首相が公開したグラフでは、日々の入院患者数について3つの予測パターン(危機的シナリオ、中程度のシナリオ、好ましいシナリオ)が示されており、4月24日までのキューバの現状は、政府の最高機関によって定められた規制のおかげで、この最後の「好ましいシナリオ」に合致している。
それにもかかわらず、多くの場合、国民における危険認識の割合はいまだ不十分であり、そのため、通りや集落における多くの人びとの不要不急な動きや、一部の商業施設での人混みがもたらされ、ウイルスの蔓延を引き起こしている。
本日の公衆保健省による発表では、キューバでの新型コロナウイルス感染者はこれまで1285人が確認されており、そのうち416人はすでに退院、49人が死亡し、現在3393人が観察のため複数の医療施設で入院を続けている。
Modelos matemáticos confirman efectividad de medidas ante la COVID-19 en Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/salud/220864-modelos-matematicos-confirman-efectividad-de-medidas-ante-la-covid-19-en-cuba
パンデミックの時代の日常 キューバの人びと
食品販売所
Cubadebate、2020年4月24日、Abel Padrón Padilla記者(写真と文)
危機のなかで生活を続けること、それほど日常的ではない日常を遵守すること、正常さとは今やわれわれを守るという新たな形なのだということを強いていくこと。
そうやって生活が続いていくだけであり、そうやって繰り返しの作業がまた日々のルーチンになるだけであり、人びとや街や国はふたたび日常の場所に思えてくることだろう。
老人は通りに出るべきではない
Embarazadas en tiempos de pandemia.
パンデミックの時代の妊婦たち
キューバ対新型コロナウイルス
新型コロナウイルス時代の日常のなかのキューバ人
新型コロナウイルスの前で停止
En fotos, cotidianidad en tiempos de pandemia
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2020/04/24/en-fotos-cotidianidad-en-tiempos-de-pandemia/#.XqNhAmgzbIU
アレホ・カルペンティエール没後40年 キューバ
アレホ・カルペンティエール
Radio Rebelde、2020年4月24日、Andrés Machado Conte記者
ジャーナリストで文学評論家のフェルナンド・ロドリゲス・ソーサは、1980年4月24日にパリで死去した凄まじいストーリーテラーのキューバ人作家で音楽学者のアレホ・カルペンティエールがその人生の最後の日まで現役で活動していた、と回想した。
1977年セルバンテス賞受賞作家カルペンティエールの各重要作品の序文書き手であるロドリゲス・ソーサは、かルペンティエールがカール・マルクスの娘婿であるサンティアゴ・デ・クーバ出身のポール・ラファルグについて書いていた小説に言及した。その唯一の断片は「ラ・ベリーディカ・イストリア」(真実の歴史)という仮題で雑誌「カサ・デ・ラス・アメリカス」に掲載された。
2005年「ホセ・アントニオ・フェルナンデス・デ・カストロ」ジャーナリズム賞受賞者のロドリゲス・ソーサは、上述のストーリー断片にはポール・ラファルグとラウラ・マルクスの有名な自殺に関する兆候は何ら存在しないが、この天才小説家が同作にこれを含めようと考えていたかどうかは明らかでないと語った。
「カルペンティエールが彼の時代およびその後の時代の小説創作へ与えた重要な貢献は、驚異的現実の理論であり、これに基づいて書かれた偉大な小説である「光の世紀」、「この世の王国」、「失われた足跡」などには、歴史学的探究が存在している」、とロドリゲス・ソーサは述べた。
ジャーナリストで文学評論家のフェルナンド・ロドリゲス・ソーサは、この偉大なキューバ人小説家で音楽学者のアレホ・カルペンティエールは、現在の現代的現実にてらしてみると、書かれるべき21世紀の小説創作の主人公であろう、と主張した。
長年アレホ・カルペンティエール財団の副局長と副会長を務めた傑出した文化促進者のロドリゲス・ソーサは、カルペンティエールの2冊の本「ラ・パラブラ・イ・ス・ソンブラ」(ことばと影、ビヒア・デ・マタンサス出版)、「アモール・ア・ラ・シウダ」(都市への愛、ウニオン出版)の序文執筆者であった。
アレホ・カルペンティエールは1980年4月24日にパリで癌のため死去した。遺体はハバナに送還され、キューバ国民は革命広場のホセ・マルティ像のもとで追悼をささげた。
このニュース音声はこちらから。
フェルナンド・ロドリゲス・ソーサ
Alejo Carpentier: La novela de la Revolución (+Audio)
http://www.radiorebelde.cu/noticia/alejo-carpentier-novela-revolucion-audio-20200424/