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2019年10月31日

ヨスバニ・アラルコン プレミア12開幕前インタビュー チームはパンアメリカン大会より優れている

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ヨスバニ・アラルコン

Radio Rebelde、2019年10月31日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者

プレミア12に出場する捕手3人のうち、ラス・トゥナスのヨスバニ・アラルコンは、もっとも経験豊かな選手であり、そのため多くの人が彼を正捕手として認めている。

35歳のアラルコンは、WBC、カリビアンシリーズ、パンアメリカン大会、中米カリブ選手権で経験を重ねている。また世界野球ソフトボール連盟主催の大会に繰り返し出場している選手の一人でもある。

ヨスバニは、キューバリーグに没頭していた選手たちは、パンアメリカン大会での代表チームよりもすぐれた状態で韓国に到着するだろうと考えている。「われわれに可能なもっともすぐれたトレーニングというのは、今回やってきたように、プレーしていることだと思う。それぞれが最適な状態にある。今大会ではキューバリーグの各チームでやってきたことをただ続けていくだけだ」。

アラルコンは、チームが厳しいグループにいることはわかっている。キューバのほか、カナダ、オーストラリア、地元韓国チームがいる。しかしパンアメリカン・リマ大会でのネガティブなイメージを消し去るメンタリティーで進む。

「いいチーム状態だ。2015年にはグループラウンドを勝ち抜いたし、第二ラウンドでも勝てていた。スポーツとはそういうもので、勝つこともあれば負けることもある。WBCで戦ったのととても似た非常に高いレベルと対戦しにいく。われわれにはすぐれた投手陣がいるし、第一回大会でやったように戦えると思っている」。

キューバ野球リーグ王者チーム、ラス・トゥナスのホバボ市出身の捕手アラルコンは、今回のチームはパンアメリカン大会のときのチームよりすぐれていると考えている。「間違いなく、あらゆる面で上回っているし、よりよく準備できていると思う」。

キューバチームの捕手には、ヨスバニ・アラルコンのほかに、今回初代表となる23歳のアリエル・マルティネス(マタンサス)と、パンアメリカンリマ大会が国際大会デビューだった24歳のユニオル・イバラ(サンクティ・スピリトゥス)がいる。

「キューバは野球選手の宝庫だ。私のポジションにはほかに2人のすぐれた捕手がいる。みな準備ができているし、大事なのはチームであり、国に勝利を持ちかえり、パンアメリカン大会とは違う喜びを与えることだ。われわれ3人は協力しあっており、誰がプレーするとしても、チームに貢献することを確信している」。

ラス・トゥナスのヨスバニ・アラルコンは、プレミア12でキューバ代表のユニフォームを着る捕手のなかで、もっとも経験豊かな選手である。

この記事のニュース音声はこちらから。


ヨスバニ・アラルコン インタビュー(本記事とは別インタビューだが、内容は一緒)

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ヨスバニ・アラルコン

Yosvani Alarcón: La experiencia detrás del home
http://www.radiorebelde.cu/noticia/yosvani-alarcon-experiencia-detras-home-20191031/




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キューバ代表 台湾のプロチーム中信兄弟に2対1で勝利 ラサロ・ブランコらが好投 強化試合第四戦

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ラサロ・ブランコ

JIT、2019年10月31日、Roberto Ramírez記者

ラサロ・ブランコの確かな立ち上がりと、それ以外の投手の好投が、野球のプレミア12に向けた強化試合での中信兄弟戦でのキューバの2対1の勝利を特徴づけた。

「満足している。ハバナでのトレーニングのときあったような自分の力強さをふたたび感じた」、とブランコは語った。中華台北のプロリーグのチームに対し4イニングを投げ、わずか2安打、5三振、1四球という投球後のことだった。

「みんな知っての通り、私は今季のキューバリーグではいいスタートを切れなかったが、自分の通常のレベルにふたたび戻ってきて、チームが必要とするものを提供できるようになっている」、と安定して90マイルを超える速球を投げた長身の右腕ブランコは話した。

ほとんどつねに霧雨が降り続け、それが土砂降りになる恐れをかかえながらおこなわれたこの試合は、この相手チームが、台北市でのキューバの対戦相手のうち最もすぐれたチームであることを示した。これで同市でのキューバの成績は3勝1敗で終わった。

ふりかえると、今週月曜日から水曜日のあいだ、新荘球場でキューバ代表チームは、中華台北のアマチュア代表チームとは1勝1敗で分け(4対1、5対7)、現地プロリーグのもう一つのチーム味全ドラゴンズを破った(6対1)。

今回、キューバは2回に先制した。フレデリク・セペダがセンターに二塁打を放ち、ヨルダニス・シモン一塁手の一塁方向への適時打で本塁に還った。

4回の2死後にあげたもう一点はポジティブな内容のものだった。セペダが四球で出塁し、サモンがこの日3安打のうちの1本を放ち、指名打者ウィリアム・サアベードラがライト方向に安打を放ち打点をあげた。

地元チームは5回に得点をあげた。リリーフのブラディミール・ガルシアが二塁打を含む3安打を献上し、代わった左腕ユディエル・ロドリゲスがスリーアウト目をとった。

そのあとヨウシマル・コウシンが3イニングを投げ、わずか1安打、4三振、91マイルの投球で勝利投手となり、アンディ・ロドリゲスが9回に2三振を奪い、セーブを獲得した。

「よい試合だった。われわれは最初から最後まで戦いを続け、目標が達成された。私はやるべきことに集中して、リードを保ちながら抑えるという課題を達成できた」、とアンディ・ロドリゲスは語った。

一方、ミゲル・ボロート監督は、最少得点差のプレッシャーに対する自チームの応答と、90マイルを超えて投げ続ける投手陣と対戦する有益さを称賛した。

「きょうのような種類の試合は、われわれが準備している大会に向けて重要である」、と話した監督は、土曜日と日曜日に台中市でおこなう残りの2試合はきわめて大きなものとなると回想した。

「プレミア12でグループBに入っている中華台北代表チームおよびベネズエラ代表チームと戦う。これでソウル移動前に予定しているすぐれた取り組み期間が終える」、とボロート監督は話した。

ボロート監督が指揮するチームは、11月6日にグループCでのカナダ戦でデビューするが、同グループにはこのほか地元韓国とオーストラリアが入っている。

きょうの試合結果

勝利投手:ヨシマル・コウシン

敗戦投手:Lei Chou

キューバチーム打撃陣:

ロエル・サントス(中堅)4-1

セサル・プリエト(二塁) 3-0

アレクサンデル・アヤラ(遊撃)3-0

パベル・ケサダ(三塁)3-0

フレデリク・セペダ(左翼)2-1 (二塁打)

ヨルダニス・シモン(一塁)3-3、1打点

ウィリアム・サアベードラ(指名打者)2-1、1打点

アリエル・マルティネス(捕手)2-0

ヨエルキス・ギベルト(右翼)3-0

ユイオル・イバラ(捕手)1-0

ヨスバニ・アラルコン(指名打者)1-0


キューバ対中信兄弟(2019年10月31日)

Tercera victoria cubana rumbo al remier 12
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=133295




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オスカル・ルイス・コラース インタビュー サンティアゴ・デ・クーバの優勝を目指す

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オスカル・ルイス・コラース

JIT、2019年10月31日、Rosa María Panadero記者

日本プロ野球リーグの王者チーム「ソフトバンク・ホークス」のファームでの3年間のあと、サンティアゴの才能ある野球選手オスカル・ルイス・コラース・レオンは今年6月24日に同球団の一軍に昇格した。

ホークスの選手育成プログラムによるファームにおける道のりでは、47試合でリーグ2位の打率(.296、179打数53安打)、9本塁打、36打点をあげ、さらにリーグトップの二塁打数(12本)を記録した。

「このファームでの期間は私の野球選手としての成長にとって不可欠だった。とても感謝している。特に日本人と韓国人のコーチには、私がここサンティアゴで野球を始めて以来持っていた技能を磨く手助けをしてもらった」。

「そのあと打者としてのキャリアを発展させるよう勧められた。というのはファームでは投手としても活動していて、90マイルを超える速球を投げていたから。でも日本では投手部門でいい結果が残せなかった。この二刀流から抜け出せたのは良かった」、と21歳の若者コラースは笑顔で話した。

コラースは今年8月に日本リーグの一軍でデビューした。ソフトバンクの本拠地球場で、初打席でソロ本塁打を放ち、西武ライオンズに対する勝利に貢献する、華々しいデビューだった。コラースはその試合を4打数1安打で終え、打率を.250とした。

「少し緊張した。屋根付きの球場でプレーしたの初めてだったし、おまけに満員の観客だった。コーチが近づいてきて、きょうおまえは一軍でデビューするんだぞ、と言ったんだ。その試合は9番打者としてスタメンでプレーして、同じキューバ人の同僚グラシアル、デスパイネ、モイネロ、アリエル・ミランダたちと一緒にできてとても良かった」。

「いま自分の責任は増えている。なぜなら向こうで続けるために自分を成長させ続けなければならない。だって契約が伸びるか、終わるかは、自分の成績次第なんだから」、とホセ・マルティ地区生まれの若者コラースは語った。

オスカル・ルイスは、キューバ代表チームを夢見ており、国際大会でキューバを代表することが自身最大の憧れであると全く躊躇なく認める。

この点についてコラースはこう話した。「下部カテゴリでは、9-10歳からユースまで、キューバ代表にいることができた。今年はプレミア12で成人代表チームでのデビューがかなえられるはずだった。でも残念なことに日本から負傷して帰国した。左手の親指に問題があって、もう今はほとんど治りかけているけどね。落ち込んだけど、ヨエルキス・ギベルトに自分と交代する可能性が与えられて、誇りに感じているし、彼にはこれを利用してほしい。だってこの大会でのサンティアゴの代表者になるんだから」。

第59期キューバリーグでのサンティアゴ・デ・クーバの抱負について、左打ちコラースはこう話した。「まだ退院の許可は下りてないけど、チームを応援するためにダウアウトにいるつもりだ。たぶんもう少し先で、私には守備でも打撃でも多くの責任が与えられるだろう。チームは二次ラウンドでいいスタートを切れていないが、一次ラウンドではとびぬけていた。いまチームはギジェルモン・モンカダ球場に戻るし、これから勝利の道を再開することを期待している。ファンの応援をお願いする。われわれはリーグ優勝を争うために全力を尽くすから」。

恥ずかしがり屋で人のいい同志であり、試合のグラウンドでは大胆なオスカル・ルイス・コラース・レオンは、献身と規律をもとにして、サンティアゴとキューバの野球界のすぐれた代表選手のひとりになるために、自身の道のりで成長を続けていくにちがいない。

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オスカル・ルイス・コラース


オスカル・ルイス・コラース、プロ初打席初本塁打(2019年8月18日)

Oscar Luis Colás: la avispa “japonesa”
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=133292




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2019年10月30日

ラサロ・ブランコ プレミア12開幕前インタビュー われわれには東京五輪出場という大目標がある

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ラサロ・ブランコ

Radio Rebelde、2019年10月30日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者

ここ近年のキューバの中心投手ラサロ・ブランコは、プレミア12のキューバ代表チームの力になる用意ができている。ヤラ市生まれの右腕ブランコは、今季キューバ野球リーグで自身の成績を復調させてきた。

パナマで開催された前回のカリビアンシリーズではベストナインにも選ばれているブランコは、その武器が変化球であることは知られてはいるが、今回のトレーニング終盤では時速92マイルまで記録した。「ひじょうに体調が良い。大きな責任をわれわれ投手陣やチーム全体が持っている。私は完ぺきな状態にある。少し前には92マイルは届かずに89〜90マイルが普通だった。われわれには五輪に出るという大きな目標がある」。

まだ発表されてはいないが、ここ最近の国際大会では初めて、ラサロ・ブランコはキューバチーム初戦の先発ではない可能性がある。

「先発ローテーションについてはまだ話されていない。もしカナダとの初戦に投げる可能性を告げられたら、全力を尽くしてつねにやっているようにマウンドに向かう。最も重要なことは、われわれ全員がなすべき課題に集中して、チームの力になることだ」。

第56期と57期のキューバ野球リーグで王座についたグランマの「軍馬」ブランコは、ラジオ・レベルデに対し、今回のチームはこの前のパンアメリカン大会に出場したチームよりも優れている、と話した。「リマにはいなかった選手たちが加わっており、彼らはわれわれの大きな力になるだろう。大きな団結がある。ミゲル・ボロート監督からは大事なのは規律だと言われた」。

ブランコはリマでのピッチング戦略を変更しなければならない。というのは相手チームが、彼の攻撃的でつねにカウントを先に取るのが好きな投手であるという特徴を知っているからだ。「代表チームに数年いるので、すでに私のことがよく知られている。パンアメリカン大会で、コロンビアの監督は私のことを研究したと言っていた。ブランコは序盤に攻撃すべき投手だ、なぜなら乗ってくると打つのはとても難しい、と。それで序盤で私が打たれて、われわれは大会から敗退した。もし私の変化球の調子が良ければ、相手チームとの試合をつくることができる」。

ラサロ・ブランコはグランマのファンにメッセージを送り、シエンフエゴスのファンには、第59期キューバ野球リーグ二次ラウンドでシエンフエゴスチームに加わる気構えを示した。

「グランマのファンには、私のベストの姿を期待してほしい。シエンフエゴスのファンには、プレミア12から戻ったら、シエンフエゴスのユニフォームを着て、つねに補強したチームでやっているように全力を尽くす」。

このニュースのラジオ音声はこちら


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ラサロ・ブランコ

Lázaro Blanco: “Tenemos el gran reto de llegar a Tokio”
http://www.radiorebelde.cu/noticia/lazaro-blanco-tenemos-gran-reto-llegar-tokio-20191030/




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キューバの家庭でのネット接続サービス「ナウタ・オガール」 すでに11万人以上が利用中

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Cubadebate、2019年10月30日、ACN

キューバ電信電話会社(ETECSA)がきょう水曜日(10月30日)に発表した内容によると、すでに全国11万1100人のキューバ国民が「ナウタ・オガール」のサービスを利用しており、そのうちおよそ10万7800人が1メガ以上のブロードバンドを使っている。

このサービスが開始された2017年から現在まで、カマグエイのシバニクーを除く全国すべての市がこのサービスの提供に加わっており、そのためにETECSAは技術的環境をつくってきた。

今月にETECSAは、回線速度1024/256Kbpsの新たなサービスの提供を発表した。月々の料金は20時間のネット接続で10cucと決められたが、このサービスを始めて利用するユーザーは、はじめの30日間に相当する月額料金を無料にできる。

現在ナウタ・オガールのサービス料金は、アカウントに含まれている時間以外にユーザーが契約している回線速度によって決まる。

ETECSAのこのサービスを利用するには、データ送信のためのリンクを確立するために必要な技術的条件を持つ2つの電話回線が必要で、サービスが提供されている地域に住んでいなければならない。

ナウタ・オガールは、ユーザーに自宅からのネット接続を可能にし、その間、電話でも話せ、このサービスとリンクさせたナウタのアカウントをWIFIエリアやネットルームで使いやすくしている。

Más de 110 mil familias cubanas poseen el servicio Nauta Hogar
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/30/mas-de-110-mil-familias-cubanas-poseen-el-servicio-nauta-hogar/#.XbrLC-j7TIU




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キューバ代表 4投手継投で台湾プロチームに勝利 ブラディミール・バーニョスらが好投 強化試合第三戦

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きょうの試合2安打のフレデリク・セペダ(右)、コーチのオマール・リナーレス(左)と

JIT、2019年10月30日、Roberto Ramírez記者

2イニングで得点をあげたキューバがきょう(10月30日)、野球のプレミア12に向けた強化試合として台北でおこなわれた第三戦で、味全ドラゴンズ(ウェイチュアン・ドラゴンズ)を6対1で破った。この強化試合ではここまで現地のアマチュアチームと1対1のイーブンだった。

2回に、ヨエルキス・ギベルトが適時打を放ち、この試合2安打を放ったフレデリク・セペダを本塁に返し、3回に、セサル・プリエトの三塁打でこの回4点目をあげ、キューバチームのこの試合の全得点がこの2イニングに集中した。

この3回では、アレクサンデル・アヤラとヨルダニス・サモンが連打し、セペダがさらに安打でアヤラを本塁に返し、ウィリアム・サアベードラが犠飛でさらに1点を加えた。

ヨスバニ・アラルコンがセンターへの安打を放ち、ギベルトのゴロの間にセペダが本塁に還り、先発Chien Wuに代わった左腕Chia Kai Liuからプリエトが三塁打を放ち、きょうの新たな勝利を決めた。

現地プロリーグの選抜チームは5回、この回から先発ブラディミール・バーニョスに代わって登板したフレディ・アシエル・アルバレスから、Wei Han Hongの適時打を含む3安打を放った。

ヨアンニ・ジェラとライデル・マルティネスがそれぞれ8回と9回に登板した。

彼ら一人ひとりの働きはどうだったか?

バーニョスは4イニングで13人の打者に対し3安打、1三振、2四球だった。フレディは3イニングで12人に対し3安打、1自責点、2三振、1四球だった。ジェラは1イニング、4人に対し、1安打、3三振、1四球。ライデルは1イニングで1安打、3三振だった。

「選手たちはより"リラックス"して、かなり違う時差への適応に関するプレッシャーから解放されたようだった」、とミゲル・ボロート監督は、13安打、1失策の試合後に語った。

「同じく積極的に評価できるのは、われわれの投手陣が、正確なコントロールと、平常時の速度で好投したことだ。ライデルは96マイルに届き、バーニョスは先発として支配した」、とボロート監督は、145球でそのうちストライクが97球だったきょうの投手陣の働きについて語った。

これまで確認できたことで、カナダ戦でデビューする11月6日には望むべき形にチームを到達させるための調整過程を積極的に評価できる」、と監督は強調した。

キューバチームの台北市での最後の試合は、今週木曜日(10月31日)、現地のもう一つのプロチーム、兄弟エレファンツとの対戦になる。

その翌日には台中市に移動し、そこでの土曜日と日曜日には求められるものが増えるだろう。なぜなら、プレミア12の中華台北代表チームおよびベネズエラ代表チームと戦うからである。


プレミア12強化試合第三戦 キューバ 対 味全ドラゴンズ(2019年10月30日)

El Cuba del Premier 12 celebra segundo triunfo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=133286




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シエゴ・デ・アビラのロヘル・マチャド監督勇退 3度のリーグ制覇

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ロヘル・マチャド

Cubadebate、2019年10月29日

きょう火曜日(10月29日)発表されたところによると、シエゴ・デ・アビラの県スポーツ局は、ロヘル・マチャド・モラレスを、キューバ野球リーグのシエゴ・デ・アビラ・チーム監督としての役職から解任することに合意した。

同局から出された声明は、県スポーツ局評議会、チーム委員会のメンバー、県コミッショナー、マチャド・モラレスが出席しておこなわれた会合の目的は、チームの指揮における変更を評価することであり、それはただスポーツ的結果に帰するものではなく、チームの戦略における刷新の自然な過程としてのものである、と述べている。

その会合において、満場一致で、キューバ代表チームの往年の捕手ロヘル・マチャドに、野球界での新たな課題に取り組んでもらい、さまざまな場所でその仕事への称賛を受けてもらうために、シエゴ・デ・アビラ・チーム監督から解任する承認が合意された。

この公式声明は、シエゴ・デ・アビラの野球チームを、国技の王座に3度押し上げた、ロヘルのすべての実績が評価された、と述べている。

Vale recordar que Machado al mando de los “Tigres” es el mentor con mejores resultados en las Series Nacionales en los últimos 10 años con presencia en cinco finales por el título, logrando coronarse en tres oportunidades (2012, 2015 y 2016).

シエゴ・デ・アビラチームを率いたマチャドは、5回決勝戦に進出し、3度リーグ制覇(2012年、2015年、2016年)を果たした、直近10年間のキューバ野球リーグでもっともすぐれた成績を収めた監督であることは、想起に値する。

( ACNインバソール紙の情報による)


ロヘル・マチャド インタビュー(2019年8月)


シエゴ・デ・アビラ 第55期優勝決定の試合(対ピナール・デル・リオ)


シエゴ・デ・アビラ 第51期優勝決定の試合(対インドゥストゥリアレス)


シエゴ・デ・アビラ 第51期優勝決定のシーン(対インドゥストゥリアレス)

Liberan a Roger Machado como director del equipo de béisbol de Ciego
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/30/liberan-a-roger-machado-como-director-del-equipo-de-beisbol-de-ciego/#.Xbmm4uj7TIU




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2019年10月29日

ユリスベル・グラシアル プレミア12キューバ代表の鍵

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ユリスベル・グラシアル

Cuba Si、2019年10月29日、Harold Iglesias Manresa記者

ユリスベル・グラシアルは語られるべき野球選手である。そのスターダムへの道のりは駆け足で、キューバ代表メンバーとしての活躍ではまだ多くの人を納得させてはいないが、このマタンサスの野球選手は、厳しい日本野球で熟練の確固とした証を見せ、自チームのソフトバンク・ホークスが読売ジャイアンツを4対0のストレート勝ちで破ったリーグ決勝戦でMVPに選ばれた。

グラシアル(1985年10月14日グアンタナモ生まれ、身長185cm、体重83kg)は、結局3連覇を果たすことになる福岡ソフトバンクの攻撃陣の重要な役割を、決定的な場面でも背負いながら、16打数で3本塁打を含む6安打、このほか多くの打点をあげ、打率.375を記録し、文句のつけようのない受賞とした。

しかし、かなり精彩のないパンアメリカンリマ大会というトーナメントを経験したこの野球選手グラシアルについて話そう。このマタンサスのユーティリティープレイヤー(外野でも三塁でも、場合によっては遊撃も守れる)は、国際大会ではまだ真価を見せていない。

ただし、わが国の国内リーグでのその力強さや、カンナムリーグ、そして今回の日本野球での成果は、確かなものである。この確信を確認するために、グラシアルの野球キャリアにおける興味深い数字をいくつかあげてみよう。

11シーズンで、3378打数のグラシアルは、1062安打(二塁打160本、三塁打33本、本塁打140本)を放ち打率.314をあげ、さらに616打点、626得点、537三振、415四死球も記録し、出塁率.396、長打率.506、OPS.902という率を残している。これらの数字に1708塁打と57敬遠が加わる。

自身3年目の2009年-2010年シーズンからマタンサスチームの打順で責任ある位置を占め、すでにそのデビューにおいて、立派な打者になる兆候を見せた。この年グラシアルは111打数35安打、打率.315、17打点をあげ、翌年この打点数は62打点と飛躍的に増加した。

これはタイムリーなグラシアルという尺度を与えるもので、今季のホークスとのレギュラーシーズンでは68打点をあげ、さらに28本塁打、打率.319を記録し、間違いなく同リーグでの自身を確立させたシーズンとなった。

マタンサスチームやソフトバンクでいわゆる上位打線の3番か4番か5番を受け持つのが当たり前となっているグラシアルが、現状に甘んじることはない。その打順では打席での最大の責任が求められ、それゆえに最大のプレッシャーが与えられるからである。

差し迫ったプレミア12を前にして、日本野球で活動しているキューバ連盟傘下のすべてのキューバ選手のチームへの参加によって(負傷したオスカル・ルイス・コラースを例外として)、ミゲル・ボロート監督は、特に、飛行機での極端な長旅や、時差ボケの可能性や、時差や食べ物に関連するその他の問題に関係しない今回の機会に、グラシアルの好調さを利用したいところだろう。

キューバが属するグループは韓国での対戦となり、グラシアルはリマ大会で直面したときよりもはるかによく適応するだろう。その他の要因としては、個人的には、グラシアルは勝ち抜いてきたし、われらのキューバ野球リーグよりも質的にすぐれたレベルを持つ野球で、重みのある打順をふたたび占めることを実証してきた。個人的にはグラシアルを2番、3番、あるいは5番か6番の打順で見てみたい。

しかし私は監督ではない。ただの野球ファンだ。締めくくりに、グラシアルに関する興味深いいくつかのデータを。

1、日本シリーズでMVPを獲得した2人目のラテン系かつキューバ選手になった。1990年にこれを獲得しその後大リーグのマーリンズでプレーしたオレステス・デストラーデ以来である。

2、グラシアルの価値ある貢献でソフトバンク・ホークスは3連覇を達成し、2000年に2対4で敗れたジャイアンツとの直近対決のリベンジを果たした。ところで、ホークスは10度目の優勝となり、これは読売22回、西武ライオンズ13回に次ぐ、日本リーグ史上3番目に成功したチームとなる。

3、グラシアルはキューバリーグに到達するために我が国のスポーツピラミッドを通過していない。グラシアルは任官しマタンサス郊外にある特別コマンド部隊にいた。完全に野球に専念するために除隊するのは骨が折れた。キューバリーグ9年間で打率307、74本塁打を記録している。

そのため、グラシアルはキューバリーグではまだ自身の恐るべき打者の感覚に出会っていなかったが、プレミア12がもたらす間もなくの機会にふさわしい。今回が彼にとって勝利の機会となることを信頼しよう。


ユリスベル・グラシアル 今季日本リーグ本塁打集

Yurisbel Gracial: Pelotero de madurez y las dos caras de un MVP
http://cubasi.cu/cubasi-noticias-cuba-mundo-ultima-hora/item/99895-yurisbel-gracial-pelotero-de-madurez-y-las-dos-caras-de-un-mvp




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2019年10月28日

キューバで外貨での製品販売始まる ハバナとサンティアゴ・デ・クーバ

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Trabajadores、2019年10月28日、ACN

自由兌換通貨(MLC)での販売がきょう月曜日(10月28日)ハバナで始まり、多くの人びとが夜明け前から各店舗にかけつけた、とキューバニュース通信社(ACN)が報じている。

べダードの23yCに位置するショップ「SASA」の客、サンドル・パチェコさんはACNの取材に対し、ここにいる客の大半のお目当ては電動バイクで、これまでの値段は700cucくらいだったが、今回550MLCで買うことができる、と説明した。

手続きは少し長くかかっているが、どんなことでも最初はいつもそんなもんだし、客の数もかなり多いし、でもその甲斐はある、と話した。

今朝、自分のバイクに必要だった部品を手に入れることができたというオマール・ガルシアさんにとって、店内での手続きはとても速く有能で、1日のうちに1か所で欲しかったものが見つかった。

きょう月曜日に同じくサービスを始めたもう一か所はプラヤ市のアベニーダ41にある店だった。そこでラモン・ソーサさんのお目当ては冷凍庫だった。価格が手ごろだから、と彼は言った。

行列はあったが、みんな整然としており、開店前に店員が情報を提供もしてくれた。カードの入手は簡単で、申請しに銀行に行き、お金を入金するだけだった、とソーサさんは話した。

ミゲル・ロマン・バスケスさんは、ハバナの場合、ピナール・デル・リオからマタンサスに至る客も対象としているので、混雑を避けるために、販売拠点をもっと増やさなければならないだろう、と意見した。

これはすぐれた選択肢だ、なぜならパナマなどの国からの輸入で多くのお金が失われていたからだ、これはとても重要で、キューバに外貨が残ることになる。これらの機器の販売は多くの人びと、とりわけ自営業者の人たちの助けになるだろう、とバスケスさんは語った。

今回の新たな対応を始めたもう一か所のお店ガレリアス・パセオで、客のレネー・エスポシートさんは、行列は少しだけ長く、それは人びとがお目当てのものが売り切れるのを心配しているからで、それで初日はとても混雑している、と考えを述べた。

自分の場合は冷凍庫が必要で、料金を比較するとよい選択肢であると思う。その証左が人々がここで初日に購入しているということだ、とエスポシートさんは話した。

フォクサで購入することを決めたオダリス・ミランダさんは、これはすぐれた選択肢であり、とても早くから電話する必要はあったが、お店の人たちはとても注意深く対応してくれた、と考えている。

CIMEX経営陣から記者団に提供された情報によると、MLCでの購入は、磁気カードを通じておこなわれ、データ通信による良好な接続の維持が確保されており、それが売買手続きを保証している。

将来には、全国にこの種の店舗が77か所設けられるが、初期段階では13か所を予定しており、そのうち8か所が電化製品・家電製品向け、5か所が自動車関連製品向けであり、首都ハバナに12店舗、サンティアゴ・デ・クーバに1店舗で、この後者もすでに販売を始めた。


キューバTV サービス始まる(2019年10月28日)


キューバTV サービス開始前の説明(2019年10月26日)

Comenzó en La Habana venta de productos en moneda convertible (+Fotos)
http://www.trabajadores.cu/20191028/comenzo-en-la-habana-venta-de-productos-en-moneda-convertible/




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キューバ代表 台湾アマチュアチームとの強化試合初戦に勝利 4投手継投策を採用

Beisbol-cuba.jpg

JIT、2019年10月28日、Roberto Ramírez記者

キューバ野球代表チームはきょう(10月28日)、プレミア12に向けた台北市での中華台北アマチュアチームとの強化試合の初戦で、4対1で勝利した。

同市に到着してわずか2日後のキューバチームは時差の悪影響も乗り越え、ウィリアム・サアベードラ、ヨエルキス・ギベルト、アレクサンデル・アヤラはそれぞれ2本の安打を放った。

チームが放った3本の二塁打のうちの1本を放ったセサル・プリエトがその一打で2打点をあげ、サアベードラとパベル・ケサダは残りの二塁打を放ち、1点ずつをあげた。

「打撃陣のタイムリーな打撃が積極的な要素だった。与えた四球が一つだけというのも良かった。というのもわれわれは適応の論理的非調和に直面しているから」、とミゲル・ボロート監督はチームが10安打を放った試合後に語った。

「今回はわれわれがここに来てまだ2日目であり、選手たち一人ひとりの気構えと関心を際立たせる必要がある」、とボロート監督は話した。「彼らにはモチベーションがあり、ベンチでは、やればできる、という声が繰り返し聞こえた」。

スター選手によってではなく、そのときどきで必要な選手たちのローテーションで勝つというコンセプトにこだわって、抑えを含む4人の投手の基本体制は維持される、とボロート監督は語った。

「そのため、抑えの役割にボールを渡すまでに、3イニングごと、あるいは45球ごとに一人の投手を起用するという戦略を適用する」、とボロート監督は説明した。

ブラディミール・ガルシアは最初の3イニングを投げ、2安打無四球、2三振、無得点という働きを見せた。

しかし勝利投手の権利は、次の3イニングを3安打3三振で地元チームを無得点に抑えたヨウシマル・コウシンが得た。

中華台北の唯一の得点はヨアンニ・ジェラからで、ジェラは2イニングで4安打、4三振だった。

キューバのもう一人の投手はアンディ・ロドリゲスだった。94マイルのリズムでわずか1安打で試合を締め、セーブを獲得した。

地元チーム中華台北も10安打を放ち、7人の投手を起用した。 先発のYi-Chengは2点を献上し敗戦投手となった。

明日火曜日は両チームの第二戦がおこなわれ、水曜日と木曜日にキューバは中華台北のプロリーグチームと対戦する。

キューバチーム個人成績

ロエル・サントス(中堅)5-1

エリスベル・アルエバルエナ (指名打者) 4-0、 1四球

アレクサンデル・アヤラ (遊撃) 4-2

パベル・ケサダ (三塁): 4-1、二塁打1本、1打点

フレデリク・セペダ (左翼) 4-0

ウィリアム・サアベードラ (一塁): 4-2、二塁打1本、1打点

ヨスバニ・アラルコン (捕手) 3-0

ヨエルキス・ギベルト (右翼) 3-2、1犠打

セサル・プリエト (二塁) 2-1、二塁打1本、2打点

ラウル・ゴンサーレス (二塁) 2-1

ユニオル・イバラ (捕手)1四球

投手

ブラディミール・ガルシア: 3回、11人、2安打、2三振

ヨウシマル・コウシン: 3回、13人、3安打、3三振、1四球

ヨアンニ・ジェラ: 2回、9人、4安打、1失点、4三振

アンディ・ロドリゲス: 1回、4人、1安打、1三振


キューバ対中華台北 親善試合第一試合(2019年10月

Cuba vence a amateurs taipeyanos rumbo al Premier 12
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=132271



posted by vivacuba at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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