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2019年03月31日

カマグエイで交通事故 1人が死亡 6人が負傷 トランストゥールのバスがマイクロバスに衝突

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(アーカイブ)

Radio Cadena Agramonte、2019年3月31日、Manuel Cano Iglesias記者、Alex López Almaguer記者

きょう日曜日(3月31日)の午前11時ごろ、カマグエイ県の中央道553km地点、インヘニオ・ビエホとして知られる場所で交通事故が起き、1人が死亡、6人が負傷した。

この事故は、シエゴ・デ・アビラのトランストゥールのバスの運転手ユスレイ・ロメロ・ゴンサーレスがハンドル制御を失い、付近に停車していた個人マイクロバスに衝突したことで発生した。

この衝突が起きたエリアで、マイクロバスの乗客でカマグエイのシバニクー市シボネイ在住のアリエニス・ガルシア・ガルシアさん、31歳が死亡した。

同じくシボネイ在住のマイクロバス運転手ハビエル・デ・ロス・レジェス・ダリアス・ガルシアさんも、急性頭蓋外傷と複雑骨折により生命の危険があり、マヌエル・アスクンセ・ドメネク大学病院の集中治療室で特別介護を受けている。

同病院の医療チームはガルシアさんの容態について、意識はなく、補助呼吸をつけている、と語った。

マヌエル・アスクンセ・ドメネク病院の医療警護長エルベルト・ゴンサーレス・デル・ソル医師は、このほかの負傷者たちは将来の合併症を避けるために外科と臨床の観察下にいると発表した。

この事故が知らされてすぐに緊急医療統合システムが作動し、党と政府の要人たちは負傷者の健康状態を知るために同病院にかけつけた。事故原因は県の交通監察官が調査を続けている。

Accidente de tránsito en Camagüey provoca un fallecido y seis lesionados
http://www.cadenagramonte.cu/articulos/ver/86596:accidente-de-transito-hoy-en-camaguey-provoca-un-fallecido-y-seis-lesionados?fbclid=IwAR0XMwxulpJtLmeVrY95KHg2R9JTQjNSjmce3UT6NlGty5ysK7EpAY1Iyf8#.XKE7IHjYWT4.facebook
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2019年03月30日

ラサロ・ブランコ メキシカンリーグとの契約可能性を示唆

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ラサロ・ブランコ

CNC TV Granma、2019年3月30日、Osviel Castro記者

現在パナマ野球リーグで投手成績上位の結果を残しているグランマの右腕投手ラサロ・ブランコは、同リーグが終了後の来月末にはキューバに戻ると語った。

フベントゥ・レベルデ紙がきょう掲載したインタビューによると、ブランコは、野球連盟との話し合い次第としつつ、オファーを受け取っていたメキシコでの今夏の契約可能性に言及した。

一方でブランコは帰国したら、7月26日から8月11日にかけてペルーのリマで開催されるパンアメリカン大会に向けた準備に集中すると語った。同大会でキューバ代表チームは、過去2大会で獲得した銅メダルを上回る成績を目指している。

パナマリーグのチーム「チリキー」に参加している現在キューバ最高の投手ブランコにとって、プレーオフの決戦に向かっている同リーグで投げ、高いレベルにある選手たちがいることを確認することはとても刺激的なことだった。

ヤラ出身のスター投手ブランコは、通常ラウンドでのチームの12勝のうち3勝をあげ、12イニングで22奪三振、防御率は1.96である。

元大リーガーのカルロス・ルイス捕手が加入している自チームの選手たちについてブランコは、「試合のあいだずっと会話が絶えず、それがとても心地よい」、と語った。

ブランコは同紙に対して、第59期キューバ野球リーグの開幕をグランマチームと迎えるつもりだが、新しい契約が発生した場合はそれが原則的にできなくなる、と説明していた。

Lázaro Blanco podría jugar otra liga después de Panamá
http://www.cnctv.icrt.cu/2019/03/30/lazaro-blanco-podria-jugar-otra-liga-despues-de-panama/
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キューバのミゲル・ディアスカネル議長 ジェイムズ・マクガヴァン米下院議員と会談

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ミゲル・ディアスカネル議長(左)と、ジェイムズ・マクガヴァン米下院議員(右)

Radio Habana Cuba、2019年3月30日、PL

キューバのミゲル・ディアスカネル国家評議会・閣僚評議会議長は3月30日、米マサチューセッツ州の民主党下院議員ジェイムズ・マクガヴァンと、キューバと米国の関係について対話した。

ブルーノ・ロドリゲス外相は自身のツイッターアカウントでその会談について周知し、そこで議長と下院議員はともに関心のあるその他の話題についても語り合ったと記した。

キューバを訪問したマクガヴァン議員は、役人や学生たちとの懇談のほか、米国のノーベル賞受賞作家アーネスト・ヘミングウェイが数年間すごしたフィンカ・ビヒアの復旧プロジェクトの進捗確認などをおこなう。

マクガヴァン議員は昨日、ラティーナ通信社に対して、ハバナとワシントンの接近を擁護すると宣言し、自分はその強力な促進者である、と語った。

マクガヴァン議員はまた、米国政府は禁輸(封鎖)を中止し、米国民がキューバへ自由に渡航できるように規制を解くべきだ、と強調した。

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ミゲル・ディアスカネル議長(右)と、ジェイムズ・マクガヴァン米下院議員(左)


ジェイムズ・マクガヴァン インタビュー(2019年3月29日)


ジェイムズ・マクガヴァン、ハバナ訪問(2019年3月30日)

Presidente de Cuba dialoga con congresista de EE.UU. James McGovern (+Foto)
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/187184-presidente-de-cuba-dialoga-con-congresista-de-eeuu-james-mcgovern-(+foto)
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キューバ ブリティッシュ・カウンシルと英語教育分野での協力協定締結

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ブリティッシュ・カウンシルによると、今回の協定は二つの方向、教育学の分野における専門家の育成と文教政策の交流に焦点を合わせている

Radio Habana Cuba,2019年3月30日、PL

キューバの高等教育省とブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)がハバナ市内で、英語教育の分野での共同作業を拡大するための協力協定に署名した。

キューバの同省はツイッターで、ブリティッシュ・カウンシルとの文化関係や教育機会に向けた取り組みの結びつき強化を強調し、一方、ブリティッシュ・カウンシルは今回の協定についてプレスリリースを発表した。

ブリティッシュ・カウンシルによると、この協定は2つの方向に焦点をあてている。教育分野における専門家の育成と文教政策に関する交流である。

今回の協力協定の締結は、英国王室メンバーによる初のキューバ公式訪問となった先日の英国皇太子夫妻の訪問と軌を一にしている。

Ministerio de Cuba y Consejo Británico firman acuerdo para enseñanza del idioma inglés
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/187170-ministerio-de-cuba-y-consejo-britanico-firman-acuerdo-para-ensenanza-del-idioma-ingles
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フレデリク・セペダとロエル・サントス メキシコ査証発給待ち

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フレデリク・セペダ

Escambray、2019年3月30日、Elsa Ramos記者

本紙は、サンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダとグランマのロエル・サントスの契約遅延問題を追跡する。

メキシカンリーグのオルメカス・デ・タバスコとの契約が具体化するのを待っているサンクティ・スピリトゥスの野球選手にわれわれはふたたび話を聞いた。フレデリク・セペダによれば、昨日金曜日(3月29日)にキューバ野球最高幹部陣が彼に連絡をしてきたという。

「金曜日の午前中にわれわれは話し合った。心配しないようにと言われた。契約委員会がまた召集され、われわれの問題を話し合うと。これは査証手続きの問題であり、われわれは領事面談をおこなっておらず、初めて一般パスポートで手続きを進めていたが、そのために動きが遅くなったと。」

この間ずっと連絡を取り合ってきたとセペダは言う。「交渉は彼らのほうがして、われわれはただ決まったときに受け入れるかどうかの権限を持っているだけだ。われわれが伝えられているところによると、今回のメキシコとの契約は一般パスポートでおこなわれているが、それは労働ビザを得るために求められているからで、昨年よりずっと長期だからだ。昨年は公用パスポートで行ったがそれは決勝ラウンドだけだったからで、それで私は「ティフアナ」チームにいることができた。手続きに時間がかかることはわかっている。私はメキシコ観光ビザを持っていて、世界中の多くの人がやっているのと同じ手続きをしていた。しかし領事面談を待たねばならないんだ。思うにメキシコのことはわれわれにはわからない。」

昨年11月か12月あたりからメキシコ側とキューバ野球連盟はこの種のやりとりをおこなっているとセペダは繰り返し言う。「彼らは交渉をしてきたが、おそらく領事面談のことなどについては横に置かれてしまったのだろう。本来ならこの時期にはわれわれが契約したチームとシーズン開始にいられるように面談予定がすでに決まりすべてが確定していなければならなかったと思う。それが遅れてしまい、われわれのチームへの合流はシーズン開幕には間に合わないというのが事実だ。」

「これはわれわれに影響する。なぜならメキシコは1年まるまるを保証しない。1ヶ月の仕事を保証する。もし首脳陣がわれわれに条件を見いだせなかったり、われわれが結果を出さなければ、ひと月で契約は撤回でき、残りの月はわれわれのパフォーマンス次第となる。だから試合に慣れるためにシーズン前に到着しておくことが常に良いんだ。しかしわれわれは常にやっているように、日々いっそう努力しながら、精進しなければならない。」

手続きが遅滞しているあいだになぜキューバ代表候補チームとともにトレーニングしていないのかという質問に対してはセペダは次のように答えた。「われわれはメキシコに行くつもりで、家族と一緒にいる時間も与えられたからそこにいなかったんだ。でもこのあとどの時点かで代表候補チームにあらためて合流し、パンアメリカン大会に出場したい。トレーニングを続けてきたし、すべてうまくいくことを期待している。」

この金曜日の夜、われわれは電話で、キューバ野球連盟のイヒニオ・ベレス会長に話を聞いた。「今回の手続きはなぜこんなに遅れているのですか」。この質問に対する回答全体を以下に記す。

「野球選手の契約手続きにはいくつものプロセスが存在する。まず第一には世界のあらゆる国の(メジャーリーグはまだだが)あるチームが選手に関心を持つ。そのチームがハバナを訪問する。契約グループと会合を持つ。金銭の条件、生活の条件、選手の権利と義務、双方側の権利と義務など契約に関連するすべてのことが確認される。契約のひとつの面が具体化する、つまり契約をするかどうかで、もし双方が合意すれば、これに関する交渉グループをINDERの法務担当のラミーロが主宰し、これに国際関係部やスポーツ活動部なども参加する。」

「ここまでが具体化したら、選手が属する県での手続きに入り、INDER長、県コミッショナー、チームの監督の認可を文書で依頼する。全員が合意すれば、その選手がこの契約を締結することに同意するという文書を署名捺印入りで作成しなければならない。どのような形であれチームはつねに戦力的に影響を受けるからだ。移民手続きに進んだあとは、大使館や査証が関係してくる。通常の査証や観光査証ではなく就労査証になるからで、そのときそれらの査証がいかに適用されるか確認しなければならない。査証を入手したら(これが現在待っているものだが)、チームにキューバに来て公開の場で契約に署名するように伝えることになる。それ以降、チームはこの契約が締結されることがわかり、航空券を手配する。このケースにセペダがいる。キューバにあるメキシコ大使館が査証を発行する、という最後の段階だ。そのためこれは予測がつかず、発行される正確な日にちは誰にもわからない。」

Cepeda y Santos: sigue el compás de espera
http://www.escambray.cu/2019/cepeda-y-santos-sigue-el-compas-de-espera/
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2019年03月29日

キューバ野球 メキシコ高地トレーニング選抜28人発表 サンクティ・スピリトゥスからは4人 セペダはメキシコ契約待ち

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若き投手ペドロ・アルバレス、自身2度目のキューバ代表に

Radio Sancti Spíritus、2019年2月29日、Joaquín Gómez Serra記者

サンクティ・スピリトゥスの4人の野球選手とコーチ2人が5月7日から12日にかけてメキシコで高地トレーニングをおこなう28選手とそのコーチ陣に選ばれた。このトレーニングはリマでのパンアメリカンゲームに向けてキューバ野球がおこなう準備である。

キューバ野球当局が発表した今回のチームでは、捕手3人のなかにユニオル・イバーラ、6人の外野手のなかには若き有望選手ヘイセル・セペダ、そして11投手のなかに右腕ペドロ・アルバレスがいる。

また、レイ・ビセンテ・アングラーダが率いる首脳陣のコーチには、内野コーチのミゲル・ロハス、投手コーチのフアン・デ・ディオス・ペニャがいる。

今回のリストには含まれなかったキューバ代表候補選手のなかには、フレデリク・セペダ外野手がいるが、セペダは4月4日に開幕するメキシカンリーグのロス・オルメカス・デ・タバスコとの契約をキューバ野球連盟が公式手続きするのを待っている。

メキシコ高地トレーニング 選抜選手

捕手(3人)
フランク・カミロ・モレホン(インドゥストゥリアレス)
アルフレド・ファドラガ(シエゴ・デ・アビラ)
ユニオル・イバーラ(サンクティ・スピリトゥス)

内野手(8人)
ヨルダニス・サモン(インドゥストゥリアレス)
ラウル・ゴンサーレス(シエゴ・デ・アビラ)
カルロス・ベニーテス(グランマ)
セサル・プリエト(シエンフエゴス)
アレクサンデル・アヤラ(カマグエイ)
オルランド・アセベイ(サンクティ・スピリトゥス)
アンドレス・エルナンデス(インドゥストゥリアレス)
ホルヘ・エンリケ・アロマー(アルテミサ)

外野手(6人)
ヨエルキス・ギベルト(サンティアゴ・デ・クーバ)
ユリエン・ビスカイーノ(ビジャ・クララ)
セルヒオ・バルテレミー(サンティアゴ・デ・クーバ)
ヘイセル・セペダ(サンクティ・スピリトゥス)
ヨエルキス・セスペデス(グランマ)
ユニエスキ・ラルドゥエト(ラス・トゥナス)

投手(11人)
ウィルソン・パレデス(オルギン)
ヤリエル・ロドリゲス(カマグエイ)
フランク・ルイス・メディーナ(ピナール・デル・リオ)
アライン・サンチェス(ビジャ・クララ)
ヨシマル・コウシン(カマグエイ)
ユディエル・ロドリゲス(ラス・トゥナス)
ペドロ・アルバレス(サンクティ・スピリトゥス)
ダリエル・ゴンゴラ(カマグエイ)
パブロ・ギジェン(ビジャ・クララ)
アンディ・ロドリゲス(インドゥストゥリアレス)
ノルヘ・カルロス・ベラ(サンティアゴ・デ・クーバ)

Peloteros espirituanos a entrenamiento de altura en México
http://www.radiosanctispiritus.cu/es/2019/03/peloteros-espirituanos-a-entrenamiento-de-altura-en-mexico/
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キューバ鉄道 中国製の高性能な新車両80台運行予定

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キューバ鉄道の新車両

Cubadebate、2019年3月29日

キューバ鉄道システムは中国から輸入した高快適な車両80台を所有することになる。キューバ鉄道の関係者がフベントゥ・テクニカに伝えた。2017年から2028年まで展開される「復旧開発プログラム」の一環である。

同プログラムは、列車内の快適さを取り戻すと同時に、進行の質を回復し、旅程の時間を短縮し、急行、ビュッフェ、技術的点検の商業サービスを増やしていくことを目指している。

社内での乗客対応は、改善すべきもうひとつの重要な側面である。関係者によれば、これらの新車両で働く職員のための訓練プロセスが開発されている。

段階的にキューバ経済の可能性に対応し、これらの車両はいくつかの鉄道ルートの修復に役立つ予定である。それらのうちハバナ-オルギン間は、これまで何年もの間、運行停止となっていたルートである。

このほかこれらの新車両が活躍する3つのルートは、キューバの首都ハバナを出発し、サンティアゴ・デ・クーバ、グアンタナモ、バヤモ-マンサニージョにそれぞれ向かう経路である。

キューバ鉄道からの情報はまた、これらの新列車が複合形態であることを示している。つまり、2種類の客車があり、ひとつはエアコン付き、もうひとつは扇風機付きである。新たな設備サービスは運行料金の変更を伴うが、これについてはまた後に発表になる。

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客車種類1の概要:テレビとビデオシステム、空調システム、収容人数:回転リクライニング席72席、トイレ2箇所、冷水器

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客車種類2の概要:オーディオシステム、天井扇風機12機、回転リクライニング席72席、トイレ2箇所、冷水器

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トイレ施設

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設備

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設備

Sistema Ferroviario de Cuba contará con 80 nuevos coches de alto confort (+Fotos)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/03/29/sistema-ferroviario-de-cuba-contara-con-80-nuevos-coches-de-alto-confort-fotos/#.XKBRONIzbIU
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ユニエスキ・ベタンコート キューバ野球に復帰 メジャー経験者として初

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ユニエスキ・ベタンコート、大リーグで9年間プレーした

Juventud Rebelde、2019年3月29日、Norland Rosendo記者

リキンビリの愛称で知られるビジャ・クララ出身の内野手ユニエスキ・ベタンコートは、キューバリーグに4年間出場したあと、メジャーとの契約を目指して2003年にメキシコに渡ったが、今週木曜日(3月28日)キューバの球場にふたたび現れた。この日、ビジャ・クララ県選手権決勝でサンタ・クララのユニフォームに身を包んだベタンコートは、キューバのスポーツシステムに再加入を果たした初の元大リーガーになった。

ビジャ・クララ県のエルネスト・ルイス野球コミッショナーは本紙に対し、リキンビリは帰還プロセスを成功裏に終えた、と認めた。帰還を記念するこの日の試合では3回打席に立ち、四球で1度出塁したが、心身ともに好調だとコミッショナーは語った。

37歳のベタンコートが、昨季準優勝チームであるビジャ・クララのメンバーの座を最終的に獲得できれば、次季チームの活躍に貢献しうる。ベタンコートは2000-2001年シーズンでビジャ・クララの二塁手および遊撃手としてデビューしている。

2004年までキューバで346試合に出場し、打率.281、出塁率.319、長打率.436、333安打、うち26本塁打を記録しているが、その守備の名人芸は多くの賞賛を得た。

2003年1月に亡命し、メキシコに滞在。その2年後にシアトル・マリナーズと契約し、同チームの一員として同年7月28日に大リーグでデビュー。2013年までプレーした。

この間、カンザスシティ・ロイヤルズとミルウォーキー・ブルワーズとも契約を果たした。9年間で1156試合に出場し、主に遊撃手としてプレー。打率.261、出塁率.285、長打率.388を記録した。

そのもっとも最近の活動は、メキシカンパシフィックリーグのアギラス・デ・メヒカリへの参加だった。

メジャー経験を持つシエンフエゴス出身のエリスベル・アルエバルエナ遊撃手も近々その帰還を公にすると見られているが、その帰還先は彼の故郷ではなく、マタンサスになっていると同チームの新監督アルマンド・フェレールが発表した。

第三国に定住する必要なしにメジャーリーグやカリビアンサーキットでの直接契約を保証する2018年12月のキューバ野球連盟とメジャーリーグとの歴史的協定以降、同様の決断を選ぶ選手が増えているのが注目される。

昨季のキューバリーグには帰還後にプレーした選手が30人以上いたが、キューバ野球当局の関係者が少し前に本紙に語ったところによると、ここ数ヶ月で戻ってきた選手たちを加えると、この数字は2倍近くになると予測され、キューバリーグに参加する能力を持った彼らの中には、カマグエイのレスリー・アンダーソンやグアンタナモのヨイラン・セルセなどマイナーリーグ契約選手たちがいる。

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ユニエスキ・ベタンコート

Regresa Yuniesky Riquimbili Betancourt al béisbol en Cuba tras nueve años en Grandes Ligas
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2019-03-29/regresa-yuniesky-riquimbili-betancourt-al-beisbol-en-cuba-tras-nueve-anos-en-grandes-ligas
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2019年03月28日

ボルチモア・オリオールズとの歴史的一戦から20年 キューバ

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ボルチモア・オリオールズ対キューバ代表(1999年3月28日)

Radio Rebelde、2019年3月28日、Rodolfo Durán Almeida記者

この木曜日(3月28日)は、米大リーグのボルチモア・オリオールズとキューバ代表チームが対戦した歴史的試合から20年目を迎える。

1999年3月28日の日曜日にハバナのラティーノアメリカーノ球場でおこなわれたこの試合は、米国のプロ球団がキューバ国内で戦う1959年以降初の試合となり、キューバ議長のフィデル・カストロ司令官が観客として観戦した。

この試合はボルチモアが延長11回に3対2で勝利した。ピナールのアルフォンソ・ウルキオラ監督率いるキューバ代表チームは、2回に先発の右腕ホセ・イバルがジョンソン捕手から2点本塁打を打たれ先制されたが、7回裏と8回裏にそれぞれ4番打者オマール・リナーレスとロベルキス・ビドゥー外野手の適時打で1点ずつを返し、同点に追いついた。

米国チームは10回表、8イニングを投げたキューバの救援投手ホセ・アリエル・コントレラスの降板を機に、救援2番手のペドロ・ルイス・ラソから勝負を決める得点を奪った。ラソは0回2/3で2安打1失点1四球だった。その回の最後のアウトはグランマの右腕エルネスト・ゲバラ・ラモスが取った。

キューバ打線は米国の5人の投手から10安打を放ち、なかでも、スイッチヒッターのルイス・ウラシア左翼手が4打数3安打、アンディ・モラレス指名打者が5打数2安打と活躍した。このほか安打を放ったキューバ選手は、一番打者のホセ・エントラーダ(4打数1安打)、オマール・リナーレス(5打数1安打)、ロベルキス・ビドゥー(5打数1安打)、代打のミチェル・アブレウとダネル・カストロ(ともに1打数1安打)だった。

このほかの出場選手としては、ヨバル・ドゥエーニャス二塁手(5打数無安打)、ロイデル・チャペリー一塁手(3打数無安打)、フアン・マンリケとアリエル・ペスターノの両捕手とフアン・カルロス・モレーノ遊撃手(2打数無安打)のほか、代打で打ち取られたエドゥアルド・カルデナスとオスカル・マチャド、代走で出場したハバナのエンリケ・ディアスがいた。

キューバの4投手はオリオールズに6安打しか許さず、6四球を与えたものの、12三振を奪い、そのうち救援のホセ・アリエル・コントレラスが10奪三振を記録した。

試合スコア
オリオールズ 0-2-0-0-0-0-0-0-0-0-1
キューバ   0-0-0-0-0-0-1-1-0-0-0

orioles-vs-cuba-1999-credencial-de-duran.jpg
ロドルフォ・ドゥラン記者の当時のプレス証

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オリオールズの選手たちと会話するフィデル・カストロ


当時の試合実況(キューバTV)


APアーカイブ

Cuba Vs Orioles, 20 años después
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cuba-vs-orioles-20-despues-20190328/
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フレデリク・セペダ 地元サンクティ・スピリトゥスでトレーニング中

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セペダは今週、来季に向けた県集中トレーニングを開始した

Escambray、2019年3月28日、Elsa Ramos記者

フレデリク・セペダ・クルース。彼はいるはずだったメキシコにいない。いてもおかしくなかったハバナにもいない。彼はいま故郷のサンクティ・スピリトゥスにいる。

セペダはこの時期、メキシカンリーグのロス・オルメカス・デ・タバスコの一員として、4月4日に開幕を迎えんとするメキシコの地にいるものだと私は思っていた。

セペダの同チームへの加入は、第58期キューバ野球リーグの最中の昨年12月に、その前年にもプレーしたトロス・デ・ティフアナでの活動終了が発表されたときから知られていた。

その華やかな発表はあらゆるメディアで繰り返し報じられた。オルメカス・デ・タバスコのチーム自体が今年2月にツイッター公式アカウントを通じて、セペダだけでなく、ロエル・サントスの契約を確認した。そのサントスもまだメキシコに行ってはいない。

数週間まえに始まったメキシカンリーグの事前トレーニングに予想されていたセペダの姿を見なかった私は、ハバナでトレーニングしている大勢のキューバ代表候補のなかに彼を探し、そのリストに彼の名を見つけたが、いるはずのハバナにも彼はいないし、またレイ・ビセンテ・アングラーダ率いるこの代表候補チームですでに発表が始まった降格の対象にもなっていない。

まだメキシコに出発していないのなら、なぜ代表候補チームにいないだろうか。

セペダをウエルガ球場に見つけたときには驚いた。そこでは来季に向けたサンクティ・スピリトゥスチームの県集中トレーニングが今週始まっていた。

- もうメキシコにはいかないことになったの?、と私は質問した。

するとほとんど予想していなかった答えが返ってきた。「わからない。」

選手のシーズンに向けた調整のためにどのプロリーグでも毎年通常おこなわれる春のトレーニングに契約選手が参加しないというのはどういうことだろうか。

まあ、それは起りうるし、いま実際に起きている。契約は存在する。キャンセルされていない、と語るセペダ本人は昨年も同じような状況だった。キューバリーグでサンクティ・スピリトゥスチームが開幕戦をおこなった同じ日に大急ぎでメキシコに向かったのだった。

セペダ本人によれば、メキシコのオルメカスチームも、またすべての「契約選手」の代理人であるキューバ野球連盟(法的手続きはINDERが担当してはいるが)も、つねに彼と連絡をとりあっている。

「メキシコチームは毎日私と連絡をとっているし、私はハバナにもいったりしたが、でもこれは私が決められることではないんだ」。

しかし、ずいぶん前に契約書がキューバに届いたのに、手続きに不足がある。2014年にセペダ自身が日本での契約選手としてその扉を開けてからすでにおよそ4年以上がたったにもかかわらず、今回のようなことが起き、語るべきことが起きるということは、この契約のひどい道のりのなかにも、問題があるといわざるをえない。

Frederich Cepeda no está en Tabasco, ni en el Cuba; está en Sancti Spíritus
http://www.escambray.cu/2019/frederich-cepeda-no-esta-en-tabasco-ni-en-el-cuba-esta-en-sancti-spiritus/
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