2021年01月02日
パナマのコパ航空 ハバナへの運航週3回に減少 サンタクララとオルギン行きは休止
Cubadebate、2021年1月2日、PL
コパ航空は、キューバ政府が決定した国際旅行者入国の減少のため、パナマとハバナ間の運航を週3回に減少した。
この運航便は、キューバ首都のホセ・マルティ空港と、パナマ首都のトクメン空港の間を、火曜日、水曜日、木曜日に運航する。
同航空会社はまた、サンタ・クララおよびオルギン各空港への運航便の「次回通達までの」キャンセルを発表した。
さらに、コパ航空は、キューバにいる旅行者がその出発地点に戻れるように、特別運航便を運航する、と同社のウェブサイトに掲載された声明は記した。
往復の旅程の前半を完了した旅行者は、同航空会社の予約センターか営業所まで連絡しなければならない。
キューバ人の帰国のためには、駐パナマのキューバ領事館にあらかじめ連絡をとることが必要条件である、と声明は述べている。
コパ航空は、購入済みの航空券は今年の12月31日まで有効であり、これはリコンファームを実施する必要はなく、利用者は旅行代理店や同航空会社のカスタマーセンターを通じて、その出発日を繰り延べることができる、と説明している。
利用者に提供されるその他の選択肢は、航空券の価値に基づく返金か、または、航空券の価値に20%を加えた旅行チケットの発行である。
Copa Airlines redujo a tres sus vuelos semanales entre Panamá y La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/02/copa-airlines-redujo-a-tres-sus-vuelos-semanales-entre-panama-y-la-habana/
ハイチの航空会社サンライズ・エアウェイズ キューバへの運航はサンティアゴ・デ・クーバ行き週1回に
サンライズ・エアウェイズ
Cubadebate、2021年1月2日、PL
ハイチの航空会社サンライズ・エアウェイズは、。旅行者の入国を減らすというキューバ政府の決定により、キューバへの運航は週1回だけになる、と発表した。
1月6日以降、同社の航空便はポルトープランスとサンティアゴ・デ・クーバの間を毎週水曜日に運航し、最短滞在を1週間とする。
キューバへの帰国便が影響を受けるハバナ、カマグエイ、オルギンからの乗客たちは、空席状況に応じて、サンティアゴ・デ・クーバでのみ庇護されうる、と声明は説明した。
キャンセル便でのキューバ行きあるいはキューバ発での旅行を予定していた人びとは、サンライズ・エアウェイズがスケジュールを調整できるようになるとすぐに、手数料や期日制限なく、改めて予約することができる、とその声明は述べている。
キューバに入国するすべての乗客は、その運航便出発72時間前のPCR検査による陰性証明を取っていなければならない、と声明はつけくわえた。
新型コロナウイルス持ち込み事例の増加に対して、キューバ当局は12月末に、米国、ドミニカ共和国、メキシコ、ハイチ、バハマなどの国々からの航空便の制限を発表した。
キューバ民間航空協会は、疫学的状況が許せばすぐに、これらの国々からの航空便の頻度を段階的に復旧する、と述べた。
サンライズ・エアウェイズは2010年に設立され、翌年国内での運航を開始した。2017年2月にキューバでのオペレーションを開始し、そのとき以来、ハイチのトゥーサン・ルーヴェルチュール国際空港からキューバの4都市への、安定した直行便を維持している。
同航空会社はまた、ドミニカ共和国首都のサント・ドミンゴとハバナ間も就航している。
Aerolínea de Haití operará un solo vuelo semanal a Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/243556-aerolinea-de-haiti-operara-un-solo-vuelo-semanal-a-cuba
キューバ コロナ禍においても乳幼児死亡率を下げる 2020年は4.9を記録
Radio Habana Cuba、2021年1月2日、PL
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって生じた衛生危機にも関わらず、キューバは2020年、乳幼児死亡率が1000人あたり4.9を記録した、とキューバ公衆保健省(MINSAP)が発表した。
同省の医療統計記録局によると、この数字は前年と比べて36人減を示している。
キューバでは10万5030人の子どもたちが生まれ(2019年と比較して4686人減)、全国32都市では1歳未満の死亡者は発生しなかった。
キューバはまた2020年に、先天奇形による死亡率が出生1000人あたり0.7という史上最も低い数字を記録し、5歳未満の死亡率(出生1000人あたり)は、2019年の6.6から、2020年は6.2に減少した。
一方、1歳から4歳までの就学前の年齢層の死亡者の指標は、1万人あたり3.5から2.8に減少し(死亡数は37人減)、5歳から14歳までの就学児童の死亡率は、1万人あたり2.0から1.6へ減少(死亡数は50人減)した。
妊婦や産後の女性、小児科の患者のケアのためにそれぞれ定められた保健ガイドラインのおかげで、国は新型コロナウイルス感染症による母親の死亡も乳幼児の死亡も報告する必要なく1年を締めくくった。
今回の報告によると、2020年の妊産婦死亡率は10万人あたり40人であり、これは37.4だった前年よりも多い死亡数を示している。
例年と同じく、母子ケアプログラムは国家保健システムにおいて優先して継続され、より良い結果を確保する行動は引き続き強化され、より良い産前産後の健康と、健康な乳幼児へとつながっていく、とMINSAPは説明した。
キューバ各県別の乳幼児死亡率(2020年)
キューバTV(2021年1月2日)
Cuba redujo mortalidad infantil en 2020 pese a Covid-19
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/243528-cuba-redujo-mortalidad-infantil-en-2020-pese-a-covid-19