2020年12月23日
労働者への給与前払いが始まる キューバ 1月1日からの通貨整備への対処
最低給与は月2100ペソに定められている
Granma、2020年12月23日、ACN
来たる1月1日の通貨整備の開始に向けて、キューバではきょう(12月23日)労働者への給与前払いが始まる。
支払額は1000ペソであり、その狙いは、人びとがゼロ・デイに新たな物価に立ち向かう環境にある、ということである。
その後、1月において、労働者はその分を差し引いた給与を受け取る。
労働者登録をしており、かつ給与または社会保険(医療保険、出産手当)給付を受け取っている状態の全ての給与所得者は、その事業所への加入日には関係なく、前払いを受け取る権利がある。
またこれには、国益のために海外で勉学し平均給与を受け取る人びとや、農業協同組合の給与従事者も含まれている。
給与なしで休暇中の人びとや、勤務が中断した状態で再配置を不当に受け入れなかった人びとは、前払いを受け取れない。
国の新たな経済文脈に従って、金融価格省は最低給与を2100ペソに固定しながら給与レベルを修正した。
2021年1月に対応する規定の家庭基礎食料バスケットの販売が12月30日に始まり、その販売は新たな固定価格で行われる。
配給手帳の取り扱い品は維持され、費用の順に180ペソに達するまで変更がなされる。
キューバTV メサ・レドンダ 給与の前払いはいつでいくらか(2020年12月14日)
キューバTV メサ・レドンダ 給与と年金の前払いはいつになる(2020年12月)
Inicia este miércoles pago de anticipos salariales en Cuba
http://www.granma.cu/cuba/2020-12-23/inicia-este-miercoles-pago-de-anticipos-salariales-en-cuba-23-12-2020-11-12-56
キューバのためにきみの旗をかかげよ 革命勝利62周年に向けて
ハバナの家々にはわが国の国旗が掲げられている
Cubadebate、2020年12月23日
「祝うべき理由が存在し続けている。これまでより一層多くの理由がある。もっとも厳しい中でもわれわれが勝ち抜いてきたことがその証明である。キューバ国民よおめでとう!われわれは”クーバ・ビバ”(力強いキューバ)だ。われわれはもっとも残酷で愚劣な封鎖に抵抗し続けこれを打ち破ってきた国である。そしてこれからもわれわれは、生き続け、抵抗し続け、創造し続け、勝ち続ける」、とキューバのミゲル・ディアスカネル大統領は数日前に、人民権力全国議会での演説で述べた。
キューバ革命勝利62周年を祝う一環として、本紙はこの「クーバ・ビバ」のビデオを読者に紹介する。「キューバのために、きみの旗をかかげよ。ともに人生とキューバ革命勝利を祝おう」
動画「キューバのために、きみの旗をかかげよ」
En video, “Por Cuba, saca tu bandera”
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/12/23/en-video-por-cuba-saca-tu-bandera/