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2020年06月13日

ユリスベル・グラシアル最新インタビュー キューバ代表として結果を出したい

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ユリスベル・グラシアル

Cubahora、2020年6月13日、Lilian Cid Escalona記者、Andy Lans Garcia記者

ボカ・デ・カマリオカの朝は輝かしい。マタンサス県のバラデロから数キロメートルのところに位置するこの地は、昨季日本リーグのMVPの拠点である。

ユリスベル・グラシアルは体力トレーニングをおこないながら、日本への出発を待っている。若い選手たちが同地の小さな球場で彼に付き添っている。キューバで最も完成された野球選手として複数の専門家から評価されているグラシアルは、日本リーグではソフトバンクホークスと、第59期キューバリーグではマタンサスと、王座制覇を果たしたところである。

グラシアルはトレーニングのあと、本紙とインタビューに応じてくれた。

- 昨季のマタンサスチームは、それまでのシーズンとどこが違いましたか。

現在のわれわれは野球の経験と知識に関して成熟した。過去のシーズンの首脳陣に感謝しなければならない。ビクトル・メサが作業チームを引き連れてやってきてから、われわれはベース間の走塁や守備でのポジショニングなどの詳細を掘り下げた。

昨季のわれわれはコーチ陣によって多くの自信を与えられた。それが、これまでのシーズンでの成長に加わって、キューバでの王座獲得を後押しした。

日本リーグ(NPB)での2019年シーズンで、ユリスベル・グラシアルは410打席で打率.319、出塁率.365、長打率.595の打撃成績を残した。長打46本のうち、28本が本塁打だった。得点は61、打点は68だった。OPS.960は彼の打者としての完成度を明らかに物語るものである。

グラシアルは日本リーグのプレーオフ決勝においてMVPを獲得した。この日本シリーズで、ソフトバンク背番号27のグラシアルは、打率.375、3本塁打、6打点をあげ、読売ジャイアンツを4試合で粉砕した。

キューバのマタンサスに戻ったユリスベルは、マタンサスチームに加わった。プレーオフの10試合で出塁率.313、14打点をあげ、マタンサス優勝への主要な貢献をなした。


- 2019年はキューバ代表として重要な2大会(プレミア12、パンアメリカン・リマ大会)に参加しましたが、日本リーグでの実績レベルのものを出せませんでしたね。原因は何ですか。

準備していたにもかかわらず、期待された結果が出せなかったことは自覚している。思うに、ある国から完全に別の国に渡航する際の時差がわれわれに影響を及ぼした。キューバ代表となるたびに全力を出しているのだが、物事がつねにうまく回るとは限らない。

野球チームは9人の選手で構成される。その責任はたった2〜3人の選手で負えうるものではない。しかしながら、将来すぐれた成績を獲得するという希望を私は持ち続けている。

アルフレド・デスパイネとグラシアルは、最近加入したウラディミール・バレンティンとともに、リーグ三連覇チームの打線でクリーンナップを占めている。オランダ国籍のバレンティンは、日本リーグ通算288本塁打、763打点をあげており、大リーグのシンシナティ・レッズとシアトル・マリナーズでの経験も持っている。

- デスパイネ・グラシアル・バレンティンのトリオからは何が期待できますか。

ひじょうに強力な打線になる。ただし、ホークスには実績のある打者たちがほかにもいる。われわれ3人のベストとソフトバンクチーム全体のベストが期待されている。われわれキューバ人選手とラテン系選手は勝利獲得のための100%の力になっている。

Yurisbel Gracial: Mantengo la esperanza de conseguir resultados con el Cuba
https://www.cubahora.cu/deporte/yurisbel-gracial-mantengo-la-esperanza-de-conseguir-resultados-con-el-cuba
posted by vivacuba at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol

アルフレド・デスパイネ最新インタビュー グランマの「サムライ」

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アルフレド・デスパイネ

La Demajagua、2020年6月13日、Leonardo Leyva Paneque記者

アルフレド・デスパイネ・ロドリゲスにとって、日本に戻る願望を隠すことはほとんど不可能になっている。それも無理はない、その地球の裏側の地で彼はすべての人生を野球にささげてきたのである。

デスパイネは現在の新型コロナウイルスの状況に対して楽観視しており、「状況がよくなり続けて、空港が開くことを期待している。それが唯一足りないことだ」、と語る。6月19日の日本リーグ開幕には間に合いそうにはないが。

デスパイネはソフトバンクホークスで3年連続日本一を成し遂げており、来季にむけた自身の目標を次のように明確にしている。「通常シーズンより短期になるが、ケガをすることなく、得点をあげ続け、最多の本塁打を打ちたい」。

社会的隔離の最中にも自身のトレーニングをおろそかにすることはない。「いつもの通りにやっている。打撃ケージでの練習とウエイト、それから持久力をつける反復練習をしている」、と語る。

この日々のルーチンは負傷から回復したあとに開始した。「日本に行き診てもらったが治らなかった。キューバに戻ってから、磁気とパラフィンをもとにした治療で回復が始まった。おかげさまで外科手術には至らなかった」、とデスパイネは強調する。

デスパイネはまた、ここ数か月間の休養期間も最大限に味わっている。「7〜8年前からこんなに家族と過ごした時間はなかった」、と語り、自身の息子が野球選手になる可能性も指摘する。「いけると思うよ。アンヘル・オルテガ先生が息子にアドバイスしてくれている」。

今月17日に34歳になるデスパイネは、さらにプレーしたいと明かす。「体調はいいし、これまでスケジュールに問題は出ていない」。

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アルフレド・デスパイネ


キューバTV アルフレド・デスパイネ インタビュー(2020年6月15日)

Despaigne, el Samurai granmense
http://lademajagua.cu/despaigne-samurai-granmense/
posted by vivacuba at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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