2020年03月24日
キューバ 飛行機・鉄道・長距離バスによる運送中止 3月25日より 新型コロナウイルス対策
エドゥアルド・ロドリゲス運輸相
Radio Habana Cuba、2020年3月24日
キューバのエドゥアルド・ロドリゲス運輸相はきょう火曜日(3月24日)記者団に対し、 国のガイドラインを遵守し国民の保護に貢献することが運送事業者の利益である、と語った。
運輸相は、旅行を避けることが必須であり、そのため航空・鉄道・自動車(県間バス)による運送は水曜日未明から休止すると述べ、バスにおいてだけは、きょうこのサービスを望む人たちを移動させるまで、空席待ちリストが短期間維持される、と説明した。
運輸相は、バスの乗車券の払い戻し期間は3か月であり、またイスラ・デ・ラ・フベントゥについては不可欠な貨物と状況により、飛行機が月曜・水曜・金曜に1日1便のみ午前9時に運航する、と述べた。
エドゥアルド・ロドリゲス運輸相は、各空港に到着するキューバ在住者については、家族や友人による出迎えは認められない、と話した。
キューバTV(2020年3月24日)
Ministerio cubano de Transporte adopta medidas frente al Covid-19
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/217703-ministerio-cubano-de-transporte-adopta-medidas-frente-al-covid-19
キューバ 新型コロナウイルス感染者の25歳男性が退院 初の回復者
Radio Habana Cuba、2020年3月24日、PL
キューバはきょう火曜日(3月24日)、新型コロナウイルス感染による陽性反応を示したあと回復した患者一人の退院を発表した。国内状況を知らせる記者会見の場で報告された。
国内初となるこの退院事例は、イタリアから帰国していたボリビア人女性の夫で、3月16日に感染者と診断されたビジャ・クララ在住のキューバ人男性25歳。
妻とともに呼吸器症状を発症し受診して以降、警戒システムが作動し、両者はビジャ・クララ県の軍病院に入院後に、ハバナのペドロ・コウリ熱帯医学研究所(IPK)に移送された。
公式発表によると、厳格な検査後に、同患者は新型コロナウイルス陽性と判断され、数日後に良好な回復を続けた。
退院した同患者は今後14日間、日々の医療観察のもと、自宅待機を続ける。今週月曜日(3月23日)テレビ番組「メサ・レドンダ」では、数名の患者の退院が発表され、その中には、自国への帰国がすでに予定されている外国人旅行者がいる。
キューバは感染者48人、そのうち危篤2人、重体1人を報告している。また同感染症の蔓延を防ぐために国が実施している疫学的監視と統制の一環として、1229人が入院し、そのうち531人が感染の疑いありと診断されて
いる。
PL(2020年3月24日)
キューバTV 記者会見全編(2020年3月24日)
Cuba anuncia primer alta de pacientes recuperados de Covid-19
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/217678-cuba-anuncia-primer-alta-de-pacientes-recuperados-de-covid-19