2019年10月12日
オスカル・ルイス・コラース プレミア12欠場か 左手親指を骨折
ACN、2019年10月12日、José Luis López Sado記者
キューバ野球局(DNB)と野球専門記者団はきょう(10月12日)、今季キューバ野球リーグ二次ラウンドに進出する6チームの補強選択にもっとも適した方法論について有意義な交流をおこなった。
このテーマは難しい問題になっていた。というのは、今年は、これまでで初めて、28人の最終メンバーが来月韓国でのプレミア12トーナメントに出場するが、現在のキューバリーグは止めることができない。なぜなら、その優勝チームが2020年2月のカリビアンシリーズに出場するために、同年1月にはリーグを終える必要があるからだ。
そうするとその28選手は二次ラウンドの最低18試合からは除外されることになる。これはそれらの選手が所属する各チームにとっては大きな痛手である。
たくさんのアイデアが議論されたあと、10月18日(金曜日)に5人の補強を選ぶという方法論で合意した。
一巡目には、プレミア12出場メンバーも含まれるが、その選択順は、リーグ順位6位のチームの監督から始まり、1位のチームの監督で終わる。二巡目は逆に1位から6位の順ですすみ、三巡目以降の3回の選択は抽選による。
そうして30人の名前が発表されると、一巡目に選んだのと同じ順番でキューバ代表チームの選手の入れ替えがおこなわれる。
その三巡目では、二次ラウンド進出チーム所属のキューバ代表メンバーの選手が変更される。それはポジションによってのみ、抽選を通じて、おこなわれるが、必須ではなく、監督は自チームの40選手のうちの任意の選手と置き換えることができる。
それらすべての場合において、プレミア12の代表チーム帰国時には、すべての選手は選ばれた各チームに加入し、各チームは5人の補強だけを持つことになる。
各チームの監督は、それらの代表選手たちに休養を与えるか否かを自由に判断できる。
きょうの会合ではまた、サンティアゴ・デ・クーバのオスカル・ルイス・コラースが左手の親指を骨折して日本から帰国したことが発表され、プレミア12のキューバ代表チームに留まるか離脱かの検討がなされている。
Béisbol cubano: entre buenos refuerzos anda el juego
http://www.acn.cu/deportes/50629-beisbol-cubano-entre-buenos-refuerzos-anda-el-juego
MMRワクチン接種後に1歳の女の子が死亡 ほか4人も有害事象 キューバ
Cubadebate、2019年10月12日
今年10月7日から8日にかけて1歳の子ども3人が、おたふく風・風疹・はしかを予防するMMR三種総合ワクチン接種に関係した有害事象と診断された。MMRは公式のスキームにより1歳児と6歳児に実施されているものである。
この3人は全員、ハバナ県東ハバナ市のポリクリニック「ベタンコート・ネニンヘル」で接種を受けていた。症状が出たあとすぐに「ボラース・マルファン」小児病院やセントロ地区の各小児病院に入院し、高度な科学的レベルの専門家による医療を受けた。
その健康地域で予防接種を受けたすべての子供に対して実施された積極的な調査によって、症状のある子どもがさらに2人発見され、それが入院のきっかけとなった。
痛々しいことに、10月9日の夜間、「ボラース・マルファン」病院に入院していた1歳の女の子パロマ・ドミンゲス・カバジェーロちゃんが、合併症の結果、死亡した。ほかの4人の子どもたちは入院を続けている。うち集中治療を受けている女の子は容体が安定しており、ほかの3人は良好に回復している。
全国でおこなっている予防接種に関係した事象の積極的なサーベイランスシステムは、症状を持つこれ以外の子どもを確認していない。
MMRワクチンはキューバでは何年も使われ、インドから輸入されており、世界保健機関(WHO)によって承認され、キューバ国家医薬品医療機器管理機関( CECMED )によって認定されている。
公共保健省の委員会はこの痛ましい出来事を引き起こした原因を調査している。
公共保健省、2019年10月12日
MINSAP informa sobre lamentable suceso asociado a vacunación con PRS en La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/12/minsap-informa-sobre-lamentable-suceso-asociado-a-vacunacion-con-prs/#.XaPS2EYzbIU
サンティアゴ・デ・クーバのレイナルド・ラモセ・プラデス外野手インタビュー ギジェルモン・モンカダ球場がふたたび満員に
TV Santiago、2019年10月12日、Rogelio Ramos Domínguez記者
球場に行くことはひとつの儀式であり、ひとはときおり規則を破ってロン(酒)を持参してその熱意を支える。ギジェルモン・モンカダ球場は、もっとも多くの偉大なキューバ野球選手たちが栄光を築き上げた砦である。凄まじい打棒とキンデラン、パチェコ、ピエーレ、ホセ・フリオ・ルイス、ブラウディリオ・ビネン、マヌエル・ベナビデスのような巨人の場所。球場に行くことはその国に入ることだが、各球場はガラガラになっていた。サンティアゴチームが往年の輝きを取り戻してから、人びとが戻り、ギジェルモン・モンカダ球場を埋め尽くした。
レイナルド・ラモセ・プラデスは、外野と三塁を守り、打率.278を記録している。ソフトボールからサンティアゴチームに移っている。このソンゴ・ラマージャ出身の選手はチームを再生させ、ギジェルモン・モンカダ球場を満員にした主役であった。レイナルドは感動しながらこう語る。
レイナルド・ラモテ・プラデス:2008年か2009年以降は球場がこんなところは見なかった。満員の球場を見るのはとても素敵だ。ときどき見てはこう言ってる。ありえない、って。でも本当に、ここ最近の試合では通路まで埋め尽くされて、ファンはいい試合を見ている。
- サンティアゴチームは今季優勝しますか。
可能だと思っている。私たちは1月5日からトレーニングをしており、若い選手たちは毎日没頭して大きな努力を重ねている。目標はいい順位を獲得することだけど、まだまだ戦いは続く。偉大なチームだ。
- プレミア12の代表候補にはサンティアゴからは3選手、ウルフリード・ガルシア・アンドゥハル、ヨエルキス・ギベルト・ステベンス、オスカル・ルイス・コラース・レオンが入りました。もっと多く選ばれるべきだとは思いませんか。
その観点にはあまり賛成できないが、他の選手たちも可能性はあった。今回のは高いレベルでの判断だ。ほかの大会では別の選手たちの名前も入ってくると思っている。
- 野球かソフトボールか。
私の最高の成績はソフトボールにおいてだ。やめるつもりはないが、野球のために呼ばれればそれを担う。
- オルギンには予想外の3連敗(2対0、9対2、2対1)でした。何が起きましたか。
とんでもないサブシリーズだった。まったく結果が出ず、信じられなかった。首脳陣からはこう言われた。「起き上がるぞ」と。それでマタンサス戦はすべてうまくいって、いい試合をして、より優れているチームとのサブシリーズに勝った。
- 二次ラウンドでの戦いについてはどのように考えていますか。
求められるものは大きくなるが、選手たちはそれを引き受けなければならない。集中して、日々の試合に勝たなければならない。
レイナルド・ラモセ・プラデス、サンティアゴの外野手兼三塁手
キューバTV サンティアゴチーム二次ラウンド進出決定(2019年10月6日)
キューバTV サンティアゴ・デ・クーバ対マタンサス 延長10回〜11回(2019年10月7日)
キューバTV サンティアゴチーム6年ぶりの二次ラウンド進出 スペシャル番組(2019年10月12日)
Emociona ver el Guillermón lleno otra vez
http://www.tvsantiago.icrt.cu/2019/10/emociona-ver-el-guillermon-lleno-otra-vez/