2019年09月28日
メキシコ人歌手「歌の王子」ホセ・ホセ死去 71歳
ホセ・ホセ
Cubadebate、2019年9月28日
メキシコの歌手でエンターテイメント界ではホセ・ホセとして知られるホセ・ロームロ・ソーサ・オルティスが9月28日に死去した。71歳だった。
報道によると、「歌の王子」ホセ・ホセは、膵臓がんのため、米フロリダ州ホームステッド市の病院で亡くなった。
ホセ・ホセは1970年のOTIフェスティバルでロベルト・カントラル作の「エル・トリステ」の歌唱によって世界的名声を得た。
その後、この若く才能ある歌手は、「ガビラン・オ・パロマ」、「ロ・パサード」、「アマール・イ・ケレール」、「ブエノス・ディアス・アモール」といったヒット曲でその人気を伸ばしていった。
2億5千万枚以上のレコード売り上げを誇るこのアーティストの映像と音楽は、メキシコや米国だけでなく、ヨーロッパやアジアでもファンを獲得した。
この才能あふれる歌手の声は、2000年に不調となった。アルコール依存症とコルチゾール注射がその声帯を損傷し、その年に糖尿病と肺気腫と診断された。
数年前には細菌感染が原因でライム病となり、それによって重度の左半身麻痺となり、歌うことができなくなった。
今年6月にホセ・ホセはファンに対して、「前進するためのセラピー」を続けていることを知らせていた。
ホセ・ホセ「エル・トリステ」(1970年、OTIフェスティバル)
ホセ・ホセ ベスト
Fallece el músico mexicano José José a los 71 años
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/09/28/fallece-el-musico-mexicano-jose-jose-a-los-71-anos/#.XZBrQUYzbIU
キューバ電動バイククラブ(MEC) ボランティア活動で公共交通を支援
Cubadebate、2019年9月28日
60人近くの若者たちが金曜日(9月27日)旅客運搬の状況を緩和するための活動を、電動バイクを使って、ハバナの最も混雑する道路で実施した。
キューバ電動バイク(MEC)は、キューバ社会の喫緊の課題について自覚を促すプロジェクトである。この金曜日の活動は、公共交通の負担を軽減することを目指している。
「今回の活動は、わが国が石油・ガソリンの問題を抱えている状況についてディアスカネル議長が呼びかけたことに端を発し、われわれは国民を助けるために加わった。われわれは皆キューバ人であり、これはその思想である」、とMECのオスカル・ヌニェス副会長は語った。
べダードから、ディエス・デ・オクトゥーブレ市のビボラまで、MECメンバーは多くのキューバ住民をその学校や職場へ運んだ。
MECメンバーのフィデンシオ・モラレスは、その目的は公共交通や人びとを助けることであると語った。一方、MITRANS(運輸省)の検査官は、MECの貢献は多くの規律と組織を伴って実現している、と述べた。
MECの今後の意向は、マリアナオやラ・リサ、コトーロといったこのほかの首都の大動脈でこの活動を続けることである。
この電動バイククラブは、環境に関する作業にも取り組む一方、交通安全をより進めるためのメッセージを発している。燃料を必要としないその運搬は、ハバナで運ばれる人たちから感謝されている。
MEC
MEC紹介
キューバの電動バイクに関する秀逸ルポ
Motos eléctricas en Cuba en apoyo al transporte público (+ Fotos y Video)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/09/28/motos-electricas-en-cuba-en-apoyo-al-transporte-publico-fotos-y-video/#.XZBRc0YzbIU