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2024年02月25日

キューバ男子バスケットボール代表 53年ぶりの米国戦勝利 コパ・アメリカ予選

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ペドロ・ボンビーノ

Cubadebate、2024年2月25日、Prensa Latina

バスケットボールのキューバ代表チームが、2025年に予定されているコパ・アメリカ予選での米国代表チームとの第二戦で、81対67で勝利した。

開始のホイッスルが鳴って以降、キューバチームは素早いトランジションと強い守備圧力を組み合わせたダイナミックなプレーで試合をコントロールし、米国チームはスリーポイントシュートを狙ったが、決まったのは6%だけだった。

ペドロ・ボンビーノがキューバチーム最多の19得点5リバウンドをあげ、米国チームではジェイス・ジョンソンが9得点10リバウンドで最多だった。この試合は両国間の第二戦であり、初戦は2月22日にホームチームの米国が100対79で勝利している。

今回キューバチームはメンバーのうち4選手が査証拒否にあうという著しく制限された試合となった。そのなかでボンビーノはきょうのシウダ・デポルティバ競技場でおこなわれた試合の最優秀選手になった。

キューバのミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス大統領は、自身のXアカウントで勝利を祝った。

「なんと歴史的で、衝撃的で、希望に満ちたことか!バスケットキューバ代表チームの2025年コパ・アメリカ予選での米国戦での勝利を国民は祝っている。おめでとう選手たち。1971年以来わが国のチームは米国チームに勝てなかった。われわれはできる!」、と大統領は投稿した。

現時点で、両チームが3得点で予選グループDの首位に立ち、2得点のバハマ、1得点のプエルトリコがこれに続いている。


キューバ対米国 ハイライト(2024年2月25日)

!Histórico! Cuba vence a Estados Unidos en segundo partido clasificatorio para la Copa América de 2025
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/02/25/cuba-vence-a-estados-unidos-en-segundo-partido-clasificatorio-para-la-copa-america-de-2025/
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2023年11月04日

キューバ人ボクサー ロニエル・イグレシアス メキシコでのプロサーキットで4戦全勝

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ロニエル・イグレシアス

JIT、2023年11月4日

プロボクシングにおけるキューバ選手ロニエル・イグレシアスの4勝目は、各方面で好評なコメントを受けた。

メキシコのアグアスカリエンテスで、五輪二大会覇者のイグレシアスは、地元のマウリシオ・グティエレスをTKOで破り、自身の無敗記録を更新した。グティエレスは、148ポンド級8回戦の第五ラウンド開始を自身のトレーナー陣に阻止された。

ウェブサイト「ESPNノックアウト」のレビューは、ボディへの攻撃で相手をキャンバスに沈めた最初のラウンドから安定していた、2009年世界選手権王者でもあるイグレシアスの働きを称賛した。

そのあとも、イグレシアスは試合を支配し続け、これを同メディアの専門家たちは、力強さ、パンチ、スピード、スキル、頭脳と関連付けた。

鼻に大きなダメージを負ったグティエレスは、第四ラウンドから先に進むことができず、今回のサーキットで8戦して2敗目を喫した。

「破壊的なキューバ選手のパフォーマンス、打撃の雨あられで、"ブル"は大きなダメージを受け敗れた」、とJITによって参照されたこの文書は結んでいる。

Triunfo y elogios para Roniel en boxeo profesional
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=708638
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2023年11月03日

キューバ女子 4×100mリレーで26年ぶり2個目の金メダル パンアメリカン競技大会陸上

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4×100mリレーで優勝したキューバ女子チーム

Radio Habana Cuba、2023年11月3日、Alejandro García記者

報道陣や専門家はきょう金曜日(11月3日)、サンティアゴ・デ・チリで開催されているパンアメリカン競技大会での女子4×100mリレーでのキューバの活躍を称賛している。

若き女子選手4人組によって、キューバは、26年ぶりにこの壮観な種目で表彰台の頂点に復帰し、ここサンティアゴ2023大会でキューバ陸上界の忘れがたき記録の一つをきざんだ。

サン・サルバドール2023(中米カリブ選手権)大会で優勝したときに達成した43秒17のタイムは上回ることはできなかったが、もっとも重要なことは、王座につくことだった。

これまでキューバのリレーチームがこの種目で優勝できたのは、ウィニペグ1967大会が唯一であった。ホセ・フェリシアーノ・ビリルス(エル・ビリ)率いる女子選手たちの活躍は大いに楽しませるものであり、繰り返すが、ライバルたちがあまり考慮に値しなかったのは確かなため、結果の評価はおいておくが、成長が見てとれた。

ラウラ・モレイラ、エニス・ペレス、ヤリーマ・ガルシア、ユニスレイディ・ガルシア・アブレウの4選手は、パンアメリカン競技大会での4×100mリレーにおける二番目のキューバ人王者チームとして歴史に名を残し、これで今大会のキューバのメダル獲得数は現時点で10個(金2個、銀7個、銅1個)になった。

きょうの達成以前にこの種目で表彰台のトップに立っていたのは、26年前のマルシア・ガルベイ、ビオレタ・ケサダ、クリスティーナ・エチェバリア、ミゲリータ・コビアンのみであった。

また、パンアメリカン競技大会で最後に表彰台に上った女子4×100mリレーチームは、サントドミンゴ2003大会で銀メダルを獲得した、ダイネルキ・ペレス、ロクサナ・ディアス、ビルヘン・ベネビデス、ミスレイディス・ラソであった。


女子4×100m決勝 パンアメリカン競技大会



キューバ女子4選手の優勝インタビュー

Relevo 4x100 (f) de Cuba sorprende con su oro en Santiago 2023(Audio)
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/338397-relevo-4x100-f-de-cuba-sorprende-con-su-oro-en-santiago-2023audio
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2023年11月01日

ユニスレイディ・ガルシア キューバ陸上女子100mで32年ぶりの金メダル パンアメリカン競技大会

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ユニスレイディ・ガルシア

Radio Habana Cuba、2023年11月1日

キューバ女子選手ユニスレイディ・ガルシアが、パンアメリカン競技大会の陸上女子100mで、キューバに30年以上ぶりの金メダルをもたらした。

今季絶好調の23歳ユニスレイディは、パンアメリカン競技大会の100mで、1991年ハバナ大会でのリリアナ・アレン以来、同競技を制した2人目のキューバ人女性選手になった。タイムは11秒36だった。

火曜日(10月31日)の決勝でユニスレイディは、ガイアナのジャスミン・アブラムス(11秒52)や、五輪・世界選手権で3度決勝出場のミシェル=リー・アイ(トリニダード・トバゴ、11秒53)を余裕で上回った。

「これまでにないほど集中していた。金メダルに手が届くとわかっていたから。号砲と同時に素早くスタートして、これは私の一番苦手なところだけど、改善していって、すべてがうまくいった、とガルシアは、チリ首都のフリオ・マルティネス・スタジアムのミックスゾーンで報道陣に対して答えた。

ユニスレイディスは、準決勝(11秒53)での状況から、金メダルに手が届く可能性があるとわかった、と強調した。「これまで多くのトレーニングをおこなってきたから、今回の偉大な結果が出た」、とビジャ・クララのロメディオス出身のスプリンターは語った。

「ライバルたちを過小評価するのは好きではないが、自分が王者になれるといつも考えていた。スタート地点に立ったとき、自分に言い聞かせた。ついに私はここにいる、今は全力を尽くすときだと」、と説明したアスリートの大きな夢は、五輪の100mでファイナリストになることである。

一方、彼女のコーチであるホセ・フェリシアーノ・ビレルスは、決勝での教え子の働きを称賛した。「戦闘的で技術的な彼女の走りがしっかり見れた」、と語った。

「われわれは銅メダルを計画していたが、午前中に北米の選手がいないのを見て、金を狙おうと言ったんだ。」

「もうすぐ11秒を切るだろう。筋肉面と技術レベルをもう少し改善したら、すぐに10秒90か10秒88で走る状況になり、それで五輪決勝に残れる」、とコーチは説明した。

ユニスレイディ・ガルシアの今回のタイトルは、サンティアゴ2023大会でのキューバ陸上初の王座であり、キューバ選手団としては14個目の金メダルで、国別獲得数では現在6位につけている。


パンアメリカン競技大会陸上女子100m決勝


パンアメリカン競技大会陸上女子100m決勝

Yunisleidy García pone a Cuba otra vez en el trono de la velocidad 32 años después
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/338057-yunisleidy-garcia-pone-a-cuba-otra-vez-en-el-trono-de-la-velocidad-32-anos-despues
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2023年10月27日

フリオ・セサール・ラ・クルース 大会史上初4個目の金メダル獲得 パンアメリカン競技大会ボクシング

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フリオ・セサール・ラ・クルース

Radio Habana Cuba、2023年10月27日、Prensa Latina

キューバ人ボクサー、フリオ・セサール・ラ・クルースがきょう(10月27日)、パンアメリカン競技大会史上、4個目の金メダルを獲得した初のボクサーとなった。今大会のキューバ選手団の団長を務めているラ・クルースは、チリ郊外の五輪トレーニングセンターでのブラジルのケノ・マーレイ・マチャドとの決勝戦で、第三ラウンド目に追加の打撃を決め、金メダルを獲得した。

今回で19回目となるパンアメリカン競技大会において、わずか5人のボクサー(全員キューバ人選手)が、3度の栄冠に輝いていた。オレステス・ソラーノ、フリオ・ゴンサーレス、ロランド・ガルベイ、ラサロ・アルバレス(今回はメダル無し)、そしてラ・クルース自身(すでに4大会王者となった)である。

プレンサ・ラティーナとのインタビューのなかで、ラ・クルースは、今回の金メダルが彼の大きな目標の一つであった、と告白した。地球上で最高のボクサーの一人として歴史に残るという彼の熱望によるものであり、それは五輪二大会制覇(2016年リオデジャネイロ、東京2020)、世界選手権五大会制覇(2011年バクー、2013年アルマトイ、2015年ドーハ、2017年ハンブルク、2021年ベオグラード)のおかげで確信していることである。

ラ・クルースは、すべての相手選手をつねに尊敬していると改めて表明し、これまで対戦していようと、していまいと、「私にとっては、すべての相手選手は強敵であり、彼らはメダルを求めて、自国をベストの形で代表しようとし戦っている」。

「私は、行っているトレーニングによって自身の大会に勝ち、そこから結果が生まれる。われわれは、あらゆる相手と戦う用意ができており、そしてベストの者が勝つ」、と誇った。

ラ・クルースは、今回のサンティアゴ2023での勝利により、2024年パリ五輪の出場権も確保したが、そこで彼は五輪3個目の金メダルを達成するかもしれない。

自身の将来について、このキューバ中部カマグエイ生まれの34歳のボクサーは、まだ正確な時期はわからないが、グローブを置くことを考えている、と告白した。

ちょうどハバナで第一回大会が開催されてから40年がたつ来年の世界選手権の開催地にキューバがえらばれた場合、そこで盛大におこなうことを彼は夢見ているようである。


フリオ・セサール・ラ・クルース、決勝後インタビュー


決勝 フリオ・セサール・ラ・クルース対ケノ・マチャド


3試合目 フリオ・セサール・ラ・クルース対フリオ・セサール・カスティージョ


2試合目 フリオ・セサール・ラ・クルース対アンドレウス・サルガド


1試合目 フリオ・セサール・ラ・クルース対ジャマール・タリー

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Cuarta Cruz panamericana para Julio César
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/337656-cuarta-cruz-panamericana-para-julio-cesar
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2022年07月02日

キューバ人ボクサー、ロニエル・イグレシアス判定勝ち プロ2勝目を飾る

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ロニエル・イグレシアス判定勝ち

Cubadebate、2022年7月2日、JIT

メキシコのモンテレイで、キューバ人ボクサーのロニエル・イグレシアスがきょう金曜日(7月2日)、地元メキシコの選手アグスティン・ルゴに勝利し、プロとして自身2勝目をあげた。

キューバ選手イグレシアスはきょうの8回戦でルゴに対し優位を示し、それは審判の判定に反映し、うち1人は2ラウンドでイグレシアス劣勢としたものの、 (79-73, 78-74, 80-72)の3対0で判定勝利した。

世界王者イグレシアスの今回のプロ勝利は、7月22日のラサロ・アルバレスの出場の序章となった。

世界王者で五輪銅メダリストのアルバレスは、ボリビアのサンタ・クルース・デ・ラ・シエラでのスーパーフェザー級8回戦で、アルゼンチン人選手アレクシス・トーレスと対戦する。

(JITの情報による)

Roniel Iglesias consigue segunda victoria en el boxeo profesional
http://www.cubadebate.cu/noticias/2022/07/02/roniel-iglesias-consigue-segunda-victoria-en-el-boxeo-profesional/
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2022年06月28日

キューバボクシング連盟 アンディ・クルース選手の不法出国企図について発表

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JIT、2022年6月28日

キューバボクシング連盟は、アンディ・クルース・ゴメス選手の不法出国企図への関与について把握していることを発表する。

わが国のスポーツ規則における重大な規律違反に該当する本件は、対応する分析が行われることなっており、適時報告される。

クルースは、プラヤヒロン全国トーナメント前のトレーニング期間を欠席し、その大会の会場に現れなかった。

それ以前には、その明らかなモチベーション不足により、キューバボクシングのプロサーキットデビューの代表チームに選ばれなかった。


Federación Cubana de BOXEO 🇨🇺 se pronuncia sobre ANDY CRUZ

Federación Cubana de Boxeo informa sobre atleta Andy Cruz
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=374913
タグ:Andy Cruz boxeo
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2022年05月15日

キューバボクシング プロデビュー戦出場メンバー変更 アンディ・クルース降格

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オスベル・カバジェーロ(左)

JIT、2022年5月15日

キューバボクシングチームのプロボクシングサーキットでの公式デビューとなる、5月20日のメキシコのアグアスカリエンテス市での試合での代表メンバーの最終調整で、五輪王者のアンディ・クルースが含まれないことが決定された。

キューバボクシング連盟は、今週末のトレーニングを経て技術スタッフが、今月初めに明らかになったリストに関する変更として、世界大会銅メダリストのオスベル・カバジェーロを含めることを決定した、と発表した。

また、残りメンバーは、五輪二連覇のフリオ・セサル・ラ・クルースとロニエル・イグレシアス、世界選手権三連覇のラサロ・アルバレス、世界王者のヨエンリス・エルナンデスであり、すべて6ラウンドの試合である。

このキューバチームはきょう(5月15日)の午後に旅立つが、サン・マルコス・フェア闘牛場での試合予定は以下の通り。

試合予定

スーパーフェザー級: オスベル・カバジェーロ (キューバ) vs.ジョシュマン・レジェス (メキシコ)

スーパーライト級: ラサロ・アルバレス (キューバ) vs. フランシスコ・メルカド (メキシコ)

スーパーウエルター級: ロニエル・イグレシアス (キューバ) vs. ブランドン・ペレス (メキシコ)

スーパーミドル級: ヨエンリス・エルナンデス (キューバ) vs. オクタビオ (メキシコ)

ライトヘビー級: アルレン・ロペス(キューバ) vs. フェルナンド・ガルバン(メキシコ)

クルーザー級: フリオ・セサル・ラ・クルース (キューバ) vs. デイビス・カセーレス (コロンビア)

ライトヘビー級 (10ラウンド): ホセ・ボリビータ・ウスカテギ (ベネズエラ) vs. フェリペ・インディオ・ロメロ (メキシコ)

Domadores de Cuba varió su nómina para tope profesional
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=333696
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2021年11月06日

フリオ・セサル・ラ・クルース 世界選手権5度目の優勝 キューバ今大会3個目の金メダル

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フリオ・セサル・ラ・クルース

JIT、2021年11月6日

五輪二連覇を達成して3か月後、フリオ・セサル・ラ・クルースはきょう(11月6日)、ベオグラードでの大会で自身5度目の世界選手権優勝を果たし、キューバチームの金メダル獲得を締めくくった。今回の大会では、同僚アンディ・クルースとヨエンリス・エルナンデスも金メダルに輝いた。

ラ・クルース(92kg級)は、イタリアの Aziz Abbes Mouhiideneの身長とリーチによる攻撃を乗り越える名人芸を見せ、試合が進むにつれて相手を追い詰めていき、見事に締めくくり、4対1で判定勝ちした。

こうしてカマグエイのスター選手ラ・クルースは、91kg級を6度制覇し世界大会史上最多優勝を誇る同じくキューバ選手のフェリクス・サボンの記録にあと1回に迫った。

セルビア首都での今大会から始まった13階級制のフォーマットにより、東京五輪で戦ったときの体重から1kg増やすことを強いられたラ・クルースは、ほぼ比類のない、パンチし、かわし、動きまわる力を維持している例外的な存在であることを証明した。

ラ・クルースにとって今回のスターク・アリーナでの優勝は、2019年のエカテリンブルク大会で逃した王座との再会となり、史上80個目の金メダル獲得となった。

きょう土曜日は、アンディ(63.5kg級)も複数の理由でニュースになった。トルコのKerem Ozmenを完封する有効な働きにより5対0の判定で勝ち、世界選手権3度制覇を果たし、今大会の最優秀技術選手賞を受け取った。

同じく五輪覇者であるマタンサスのアイドル、アンディ・クルースは、実績あるスター選手たちのなかでの自身の安定性を確実なものにし、世界選手権で3度の優勝を果たした6人目のキューバ選手となった。

この土曜日の歓喜は、昨日のカマグエイのヨエンリス・エルナンデスによる金メダル獲得に続くものである。エルナンデスは、銅メダルを獲得したオスベル・カバジェーロ(57kg級)とエリク・ルイス(86kg級)など、さらなる能力を示した初出場選手たちのリーダーになった。

ハバナから出発する直前に判明した新型コロナウイルス感染の結果、人数を減らして戦う必要があったキューバチームでは、初出場のケビン・ブラウン(67kg級)と、ベテランのロニエル・イグレシアス(71kg級)、ラサロ・アルバレス(60kg級)だけがメダルなしで帰国することになる。

残りのメダルは、カザフスタン(金2銀2銅1)、米国(金2銀2銅0)、日本(金2銀0銅0)、ロシア(金1銀2銅2)、アゼルバイジャン(金1銀0銅2)、フランス(金1銀0銅2)、ウクライナ(金1銀0銅0)が獲得した。


決勝 フリオ・セサル・ラ・クルース対Aziz MOUHIIDINE(2021年11月6日)


フリオ・セサル・ラ・クルース 優勝インタビュー

Quinta “Cruz” de Julio y trono cubano en Mundial de Boxeo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=259457
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2021年11月02日

キューバ メダル5個を確保 世界ボクシング選手権

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アンディ・クルース(右)

JIT、2021年11月2日

セルビアのベオグラードで開催中の世界ボクシング選手権でキューバはきょう(11月2日)、6個の銅メダルのうち5個を確保した。

キューバチームのスター選手たちと今大会初出場の選手たちの組み合わせが、金・銀・銅の各メダルを一つずつ獲得した2019年のエカテリンブルク大会でのメダル数を上回る今大会の成績を生み出した。

一方に五輪王者のリオ・セサル・ラ・クルース(92kg)とアンディ・クルース(63.5kg)、他方に初出場のオスベル・カバジェーロ(57kg)、ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス(75kg)、エリク・ルイス(86kg)を擁し、ロランド・アセバル率いるキューバチームは今大会23戦して21勝に到達した。

2人の審判がアンディを負けとみた判定をしたようだが、現実はキューバチームの明らかな優位を明らかにし、キューバは明日の短い休息のあと、木曜日に決勝進出を目指す。

きょうの唯一の否定的なポイントというと、ケビン・ブラウン(67kg)に関係したものであり、彼は前の試合で被ったカットにより課せられた制限を伴って自身の目標に立ち向かったにもかかわらず、その夢を目指して決してあきらめることがなかった。

きょう(11月2日)の結果

57 kg: オスベル・カバジェーロ(キューバ) 5-0 ミゲル・ベガ (メキシコ)

63,5 kg: アンディ・クルース(キューバ)3-2 Nujibillo Turzunov (ウズベキスタン)

75 kg: ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス (キューバ) 5-0 Gabriejel Veocic (クロアチア)

86 kg: エリク・ルイス(キューバ) 5-0 ブラク・アスキン (トルコ)

92 kg: フリオ・セサル・ラ・クルース (キューバ) 5-0 マゴメドフ・サダム (セルビア)

67 kg: ラシャ・グルリ (ジョージア) 3-2 ケビン・ブラウン(キューバ)

木曜日(11月4日)準決勝

56kg: オスベル・カバジェーロ(キューバ)対 Serik Temirzhanov (カザフスタン)

63,5kg: アンディ・クルース(キューバ)対 Somchay Wongsuwan (タイ)

75kg: ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス (キューバ)対 Salvatore Cavallaro (イタリア)

86kg: エリク・ルイス(キューバ)対 ロレン・アルフォンソ (キューバ)

92kg: フリオ・セサル・ラ・クルース (キューバ) 対 Madiyar Saydrakhimov (ウズベキスタン)


57kg級 オスベル・カバジェーロ(キューバ)対 ミゲル・ベガ(2021年11月2日)


63.5kg級 アンディ・クルース(キューバ)対 Mujibillo TURSUNOV(2021年11月2日)


67kg級 ケビン・ブラウン(キューバ)対 Lasha GURULI(2021年11月2日)


75kg級 ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス(キューバ)対 Gabrijel VEOCIC(2021年11月2日)


86kg級 エリク・ルイス(キューバ)対 ブラク・アスキン(2021年11月2日)


92kg級 フリオ・セサル・ラ・クルース(キューバ)対 マゴメドフ・サダム (2021年11月2日)

Cuba aseguró cinco bronces en Mundial de Boxeo
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