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2019年01月09日

ユリスベル・グラシアル インタビュー ソフトバンク・ホークスに戻りたい

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ユリスベル・グラシアル

GirónNoticias、2019年1月9日、 Arestuche Fernández記者

「ほら、あれがグラシアルだよ。マタンサスのチームの野球選手で、いまは日本のソフトバンク・ホークスの一員だ」、と個人的にはグラシアルを知らない人たちが語る一方、彼に近づいて挨拶をし、直接彼の口から日本での活躍に関する逸話を聞いたファンの人たちもいた。マタンサス市のプラサ14フェスティバルでのことである。

「私のホークスへの復帰についてはまだ何も決められていない。可能性はあるから待たなければならないだろうが、現在まで何も具体的になっていない」、と強打者グラシアルは説明した。日本リーグでのグラシアルは、初期の負傷から回復したあと、ペナント終盤で際立った活躍を見せた。

グラシアルが来季に向けたソフトバンクチームのメンバーから外れたというニュースは、キューバの野球ファンを落胆させた。グラシアルのリーグ終盤のパフォーマンスはソフトバンクが優勝するために欠かせないものだったからである。特に広島カープとの最終戦において2対0と点差を広げた本塁打は、優勝を決める決定的なものになった。

グラシアルの言によれば、その強力なコンディションをアルフレド・デスパイネやリバン・モイネロと共にふたたび発揮するために足を踏み入れる扉は開かれているようだ(日本野球で2年を過ごしたあと同じく自由契約選手となったモイネロがふたたび契約すれば)。

しかしグラシアルの契約の場合は状況が異なる。彼の契約は1年のみであり、それが終わって自由契約になった。そのため彼は、ソフトバンクかその他のチームが、キューバの交渉グループを通じて彼を招集するかどうか、待たねばならない。しかし今週月曜日(1月7日)まで何も決まらなかった。

「日本のプロ野球には高度な質があると思う。米国の大リーグに次ぐ世界第二のレベルにあり、高い知識と経験を持つ選手がたくさんいる」、とグラシアルは話した。

カナダと米国の両国で毎年おこなわれているカナディアン・アメリカンリーグへの参加は日本リーグに向けた準備として役に立ったものの、グラシアルにとって日本でプレーすることはひとつの挑戦になった。

「うん、日本の野球に適応するための期間は必要だが、そのあとトレーニングと実戦によって、結果が出始める。ただ序盤での負傷でグラウンドに出れなくなったが。」

「ビッグなチームがもたらしてくれた可能性に満足している。そこでプレーし、最大限の結果を出すことによって、また新たなチャンスが生まれるのだから。」

グラシアルはソフトバンクで54試合に出場し打率.292、54安打、6二塁打、1三塁打、9本塁打を記録した。また30打点、29得点、15四球、34三振という数字を残した。

「ソフトバンクに復帰することが希望だが、これは自分が決められることではない」、とキューバ代表としての活動も含めシーズンを通してレギュラーとして活躍したグラシアルは締めくくった。

YURISBEL GRACIAL: ≪ESPERO VOLVER A LOS HALCONES≫
https://gironnoticias.wordpress.com/2019/01/09/yurisbel-gracial-espero-volver-a-los-halcones/
posted by vivacuba at 09:55| Comment(2) | TrackBack(0) | beisbol
この記事へのコメント
連盟はどういうつもりなのか。MLBとの協定を盾にして法外な要求でも始めたのか。
Posted by デスパインいいね! at 2019年01月14日 08:04
モイネロってホークスと5年契約を結んでるはずでは…
Posted by at 2019年01月12日 20:37
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