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2015年11月15日

ウズベク風ピーマンの肉詰め「ガルプツィ」のレシピ☆あったかいスープ仕立て

昨日は一日中雨でどこも出かける気がしなかったので、以前ウズベク人の友達に教わったガルプツィを作った。私が留学していたロシアでは、ガルプツィ=ロールキャベツだったが、ウズベキスタンではキャベツではなく、ピーマンを使って作るようだ。要するにピーマンの肉詰めである。


ガルプツィ_ピーマンの肉詰め_1.JPG
ガルプツィ

ガルプツィは2通りの作り方がある。1つは、ディムラマ(ウズベク風肉じゃが)のように、少量の水で蒸し煮する方法。もう1つは、水をたっぷり入れてスープにする方法だ。今回はスープ仕立てのガルプツィを作ってみた。


作るときには使うピーマンに注意して欲しい。ウズベキスタンのピーマンは大きいが、日本のピーマンは小ぶりだ。小さいピーマンだと扱いが結構大変なので、なるべく大きいピーマンを選ぶようにしよう。でもパプリカはお勧めできない。ウズベキスタンのピーマンは、日本のピーマンより皮が薄いので、パプリカでは皮が分厚すぎるからだ。


今日私が使ったピーマンは結構小さかったので、ヘタを取って中の種を取り出したり、肉を詰める作業にちょっと苦労した。猫の手も借りたい…。

猫の手も借りたい.JPG

ということで実際に猫の手を借りて、ガルプツィを作ってみた。












ガルプツィの材料 (4人分)




ピーマンの肉詰めの材料


  • ピーマン 12個
  • 牛ひき肉 300g
  • たまねぎ 1/2個
  • トマト 1個
  • 米 2/3合
  • クミン 小さじ2杯
  • 塩 小さじ1杯
  • ミント 少々
  • コショウ 少々

スープの材料


  • にんじん 1本
  • じゃがいも 3個
  • トマト 1個
  • パプリカ 1/2個
  • たまねぎ 1/2個
  • 水 1500cc
  • 塩 小さじ2杯
  • クミン 小さじ2杯
  • 油 適量

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ガルプツィの作り方




ピーマンに詰める肉の準備


  1. @ ボウルにひき肉、みじん切りにした玉ねぎとトマト、洗った米を入れ、細かく刻んだミントとその他の調味料を入れたら、良く混ぜる。

  2. ガルプツィ_ピーマンの肉詰め_作り方_1.JPG

    ピーマンに肉を詰める


  3. A ピーマンのヘタをくり抜いて、中の種を取り出し、良く洗ったら、中に@の肉を詰める。

  4. ガルプツィ_ピーマンの肉詰め_作り方_2.JPG

    スープを作る


  5. B 玉ねぎとパプリカは薄くスライス、にんじんは短冊切り、トマトはみじん切りにして、じゃがいもは4等分に切る。

  6. C あたためた鍋に油を入れて、玉ねぎ、にんじん、パプリカ、トマトの順に中火で炒める。

  7. ガルプツィ_ピーマンの肉詰め_作り方_3.JPG

  8. D じゃがいもと肉詰めしたピーマンを入れたら、水を加えて蓋をする。

  9. ガルプツィ_ピーマンの肉詰め_作り方_4.JPG

  10. E スープが煮立ってきたら、塩とクミンで味を調え、火を弱火にして、具に火が通るまでおよそ30分程煮たら完成。

ガルプツィ_ピーマンの肉詰め_2.JPG

こちらが完成したガルプツィ。父親が男の料理教室で作ってきたガーリックトーストと一緒にガルプツィを食べた。最近、父親が料理に目覚めて、週1でご飯を作るようになり、料理の腕がメキメキと上がってきている。私もうかうかしてたら越されてしまうかもしれない。ガルプツィはおいしいと家族に大好評だった(もちろんガーリックトーストもおいしかった)。お肉にミントが入っているので、臭みもないし、お米が入って柔らかく煮えている。寒い時期にちょうど良いスープだ。


ウズベキスタン料理_ランチ_お茶_ノン_ガルプツィ.JPG

ガルプツィは以前紹介したパティルというパンとも相性が良い。ウズベク人の友達とガルプツィを食べた時は、友達がスープにちぎったパティルを浸しながら食べていたのだが、これが最高の取り合わせで実においしかった。ぜひ試してみてほしい。


今回作ったガルプツィのレシピはこちらからダウンロード・印刷できる。
  ↓↓↓
ガルプツィ_レシピ_作り方_ピーマンの肉詰め_ウズベキスタン


ちなみに来週11月19日〜23日は東京外国語大学で外語祭が開催される。私が後輩たちに作り方を教えたマンティディムラマが中央アジア料理店で食べられるので、ぜひぜひ食べてみて欲しい。
(後輩たちにマンティとディムラマを教えた時の記事はこちら⇒https://fanblogs.jp/uzbekistancooking/archive/62/0)











【関連記事】
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バターとミルクたっぷりのパン「パティル」のレシピ

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Asalhon(アサルホン) 日本人。 学生時代にウズベキスタンを旅行し、その料理に魅了されたのをきっかけにウズベク料理のブログを始める。 Facebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の管理人。
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