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2015年01月24日

まるでクリスマス!?ウズベキスタンのお正月の町並み

1月にウズベキスタンを訪れれば、至る所にクリスマスツリーを目にすると思う。1月にクリスマスツリー?と驚かれるかもしれないが、ウズベキスタンでは新年にクリスマスツリーを飾るのが普通だ。


ウズベキスタンの新年_1.JPG
ホテルウズベキスタンのお正月のロビー

そもそもイスラム暦では、1月1日は祝わないのに、ウズベキスタンで祝うようになったのは、ロシアの影響。ロシアではクリスマスは1月7日に祝われるため、1月にクリスマスツリーがあるのは、ごくごく普通のことである。これはロシア正教がユリウス暦を使っているためで、今のカレンダーより13日遅れている。ロシアでは新年を1月1日に祝うが、これとは別に1月13日にも旧正月を祝う。


以上のような背景から、ウズベキスタンでは、新年にクリスマスツリーを飾る。ロシアとは違って1月7日にクリスマスを祝わないが、サンタさんは12月31日の夜にプレゼントを置いていってくれる。12月24日の夜にサンタさんが世界中に来ると思ったら大間違い。やはりサンタさんも、1晩では世界を廻りきれないのだ。色々なところに「新年おめでとう!」という文字と共にサンタさんの絵が飾られている。日本人から見たら、かなり違和感があると思う。


ウズベキスタンの新年_2.JPG

日本では、12月26日にはクリスマスツリーがあっという間に片づけられるが、ウズベキスタンでは1月中旬まで飾られる。ロシアに至っては、片づけるのに時間がかかるためか、2月頃までツリーが飾られているところもある。日本は本当にツリーの片づけが素早いと感心するが、クリスマスが終わった瞬間にツリーが姿を消してしまうことに、少しさびしさを感じる。今年はじめて日本で年越しをしたウズベク人の友人は「日本はツリーがなくて、お正月がとてもさびしいです」と話していた。


ウズベキスタンの新年は、日本の静かなお正月と違って、町全体がお祭りモードになる。タシケントの独立記念公園では、巨大なクリスマスツリーが飾られ、子供向けのおもちゃやお菓子の出店がたくさん並んでいた。

ウズベキスタンのお店.JPG

町のあちらこちらでわた菓子を売っている人をよく見かけた。

わた菓子.JPG

12月末はお正月前の買い物で、スーパーやバザールは人でごったがえす。こちらはタシケントで最も大きいスーパーの1つのメガプラネットというところ。12月最後の週末は、お正月料理の材料の買い出しですごい人混みだった。


ウズベキスタンのスーパー.JPG








こちらはタシケントの中心地に近いアライバザール。新年用のくだもの籠のラッピングで、くだもの屋さんが大忙し。普段はこんな梱包はないので、新年にだけバザールで見られるものだ。牛肉のソーセージなどが入っているのもあって面白い。


果物.JPG

一方、1月1日、2日のバザールは、お店がほとんどなく、ガランとしている。お店の人が家で休んでいるのだろう。


元旦のバザール.JPG

ウズベキスタンでは1月1日のみ祝日で、2日から普通に働くと聞いていたが、今年から大統領の指示で1月2日も祝日扱いになったそうだ。それを知らずに、1月2日に美術館に行った私は、閉ざされたドアの前で意気消沈した。レストランやスーパーも閉まっているところが多い。お正月にウズベキスタンを旅行される方は注意して欲しい。


その後、アムルティムール広場に行って、ベンチでただぼーっと1時間座ってみた。今年ウズベキスタンは暖冬で、昼間は13℃ぐらいあり、良く晴れてぽかぽかしていた。上を向くと、空がとてもきれいだった。


空.JPG

「東京で何もしないでぼーっとすることなんてあるかな?」とふと考えた。平日は仕事があるし、休日は友達との予定やブログの更新で忙しい。(特にブログの更新が地味に時間かかる)。何もしないでぼーっと出来るなんて、何て幸せなことなんだろうと思った。私の他にも同じようにぼーっと座っているウズベク人が何人かいた。ここでは時間の流れがゆっくりしている気がする。


旅行中にタシケントの友達の家で、一緒にウズベク料理を作る約束をしていたのだが、その時の電話の会話がウズベク人の時間の感覚を象徴していると思う。


私「今日は何時にどこで待ち合わせしようか?」
友達「今、何してるの?」
私「今、○○ちゃんとお散歩してるよ。それで、何時にどこ?」
友達「分かった。じゃあお散歩が終わった頃に、また電話し合って決めよう。」
私「うん、OK」


電話しても何の解決にもならなかった。結局直前にならないと、何時に待ち合わせるのか決められない。「また後で電話しよう」はロシア留学中にも良く聞いたフレーズだが、しばらく聞かないうちに忘れていた。日本人は「何時にどこ」ってすぐに決めたがるけど、ウズベク人はオフィシャルじゃない予定に対しては、早くから決めるのは難しいみたい。日本に留学しているウズベク人の友達は、「日本人の時間の感覚に合わせて生活するのに、とてもエネルギーを使うから疲れる」と話していた。私は逆に、待ち合わせの時間が決まらないと少し不安になるが、ウズベキスタンのゆるい時間感覚もけっこう好きだ。


来週からは、タシケントの友達の家で習ったウズベキスタン料理の作り方を少しずつ紹介していこうと思う。









【関連記事】
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日本のお正月とは違う!ウズベキスタンの新年の迎え方



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Asalhon(アサルホン) 日本人。 学生時代にウズベキスタンを旅行し、その料理に魅了されたのをきっかけにウズベク料理のブログを始める。 Facebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の管理人。
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