2016年07月18日
トルコと世俗主義
トルコで反乱があって、鎮圧されましたね。
なんでも今回の一件で警察を含む公務員9000人が解雇されるらしい…。
あまりの手際の良さに、陰謀論も出てきてます。
さて、今回の反乱。背景には何があったのでしょう。
少し調べてみたので、簡単に説明します。
まず、このトルコという国。
反乱はそう珍しくないみたいなんです。
2.30年に一度こういう事が起こるらしく毎回だいたい同じ理由です。
トルコの政府と軍の衝突が原因で、それには世俗主義という考え方が大きく関係しています。
世俗主義とは簡単にいうと、政府は宗教等に影響されてはいけないというものなのですが、
トルコの場合は軍がこの考えなのです。
普通は政府がそういう考えのような気がするので、面白いですね。
今回はエルドアン大統領政権がイスラム色を強め、権力を持ちすぎた為に起こったと考えられています。
結局、今回エルドアン政権の勝ちに終わった事で、軍の反乱因子は一斉粛清され、
一層権力の一極集中を促す結果になりました。
日本はトルコとは仲良しなので、ここは静観するのが得策かなと思います。
近頃はテロが起こったと思ったら反乱がすぐ起こり、なんだか世界情勢が不安定な状況ですね。
こういう事があるたびに、日本に産まれて良かったと思います。
タグ:日々のブログ
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