兎おっさん、映画を観る

皆さんはジョナ・ヒルという俳優をご存じでしょうか？



ちょっとおデブちゃんでして、そのルックスを活かした役が非常に魅力的な俳優です。

そんな彼が一躍有名になったのが「スーパーバッド　童貞ウォーズ」という未公開映画です。



ジャド・アパトーとセス・ローゲンが制作している映画なので、下ネタ炸裂のおバカ映画なんですが、
彼らの映画からメジャーに進出する俳優も大勢いるので注目すべき制作チームです。

この映画でのジョナ・ヒルはタイトル通りの童貞くんでして、同じく童貞の友達となんとか頑張って、
女の子たちに良い所をアピールし、童貞卒業を狙うというおバカ映画です。

そんなオタクっぽいルックスと体型を活かしたキャラで様々な映画に出演したり、
独特の声を活かして声優としても活躍している万能おデブちゃんです。

そんな彼がコメディ界だけでなく、全世界の映画ファンから注目されるきっかけになった映画があります。



それがブラッド・ピット主演の2011年の「マネーボール」ですね。

なんとジョナ・ヒル君、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたのでした！！！
これには驚きましたね。たしかに憎たらしい演技力は凄いと思っておりましたが、まさか
助演男優賞に選ばれるとは・・・彼にとってはキャリアアップの良い機会だったのでしょうか？

ちなみに2011年の助演男優賞はクリストファー・プラマーです。さすがに勝てるわけはないですね。

その後もレオナルド・ディカプリオと共演した「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などなど、
大物俳優、大作映画への出演が続いておりますね。

余談ですが、「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クインを演じているマーゴット・ロビーが
出演しており、魅力的なセクシーシーンが多くございます。



話が脱線しましたが、どんどん演技力がアップしているジョナ・ヒル君。
新しい映画に出るたびに気づいておりましたが・・・なんと確実に痩せているではないか！
　こんなに大変身→！！

最初はタイトル通りの感想でした。「何故痩せた？君は太っていたから面白かったんだろ？」と。

そんな彼がインタビューで答えていたんですが・・・

「もうじき30歳になるんだ。いつまでも下品でおバカな事ばかり言っているような
10代の子供じゃあないんだぜ。真剣に俳優として仕事をしていきたいんだよ。
僕はコメディアンじゃない、俳優なんだ」

正直、自分が恥ずかしくなりました。ファンと自惚れていました。もし彼が40歳過ぎても
同じことをやっていたら、きっと「バカだな〜いつまでやっているんだよ」と笑ったことでしょう。

彼はファンが抱いている自分へのイメージを分かった上で、そのイメージからの脱却を図っているん
ですね。それはとても勇気がいる気がしますし、今の彼にはそれが出来る自信と演技力があるの
でしょう。彼のステップアップを最初から祝ってあげることが出来ない自分が酷い奴みたいに
思えてしまったという記事でございました。

ジョナ・ヒルさん、これからも応援していきますぞ！！

ちなみに痩せるために優秀な栄養士の力を借りたそうですが、
その時に勧められた食事はなんと「日本食」だそうです。ちょっと嬉しいですね♪



　





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