2014年02月10日
うさぎの避妊手術と去勢手術
こんにちは。
今回は「去勢手術」と「避妊手術」のメリット・デメリットについてです。
ご存知の通り、去勢・避妊手術は、オス・メスの繁殖能力をなくす手術です。
生殖器官をとり除くことによって、生殖器官の病気にかかりません。
また、性ホルモンの分泌が行われませんので、攻撃性の緩和やマウンティングやオシッコ飛ばしなどの
問題行動を抑えられます。
最近では、問題行動抑制のために手術を決める飼い主さん達も多いようです。
★メリット
♂:
・精巣の病気を防ぐことができる。
・希望しない繁殖を防ぐことができる。
・縄張り意識からの攻撃行動を抑えることができる。
・スプレー行為(オシッコ飛ばし)を抑えることができる。
♀:
・卵巣の病気や子宮疾患を防ぐことができる。
・希望しない繁殖を防ぐことができる。
・縄張り意識からの攻撃行動を抑えることができる。
・偽妊娠(妊娠してないのに、妊娠した時のような行動をとる)を防ぐことができる。
★デメリット
・繁殖させることができなくなる。
・手術によるリスクはゼロではないこと。
・手術前と同じ食生活のままだと太りやすくなると言われている。
以上のようなことが挙げられます。
この手術の検討については、オスよりもメスの方が深刻で、
メスの場合、子宮系の病気にかかる確率が
4歳以上で50%以上!
5歳以上で80%以上!
と言われています。
この確率は妊娠を経験していない♀のものです。
子宮の病気の原因は、妊娠を経験しなことによって徐々にホルモンバランスが崩れていくためです。
病気にならなくても、このホルモンバランスの乱れが、攻撃性を高めたり、うさぎにストレスを与えることになります。
はっきり言って、メスの場合は、妊娠をさせる気がないのであれば
避妊手術を受けさせてあげることが一番だと思います。
しかし、なかなか決断を下せない飼い主さんも多数いらっしゃいます。
ペットのうさぎさんの寿命統計でメスよりもオスのほうが長生きなのはおそらくこれが理由でしょう…
また、避妊手術に関しては、病院によって
・卵巣のみ摘出
・卵巣と子宮の全摘出
の二通りの方針があるようです。
手術を受けて、もちろん子宮も摘出しているだろうと思い込んで、うさぎが子宮がんになって手遅れになったという
事例も報告されています。
なのでそのへんの確認はお医者さんとしっかりしましょう。
★手術に適した時期
オス・メスともに、生後5ヶ月〜1年くらいまでの間が好機とされています。
もちろん、それ以降でもダメではないですが、いずれにせよ、お医者さんと要相談です。
専門家に聞くことで安心も得られますし、そのお医者さんが本当にうさぎに詳しいか、経験があるかも見極められます。
また、適した季節というものもありまして、それは春と秋です!
気温もうさちゃんたちにとってはちょうどいいからです。
夏は最悪で、ただでさえ手術後は体力の消耗などで本調子に戻るまですこし時間がかかるのですが、
夏は余計に食欲が落ちやすい時期なのですごく体調を崩しやすいです。。。
できるだけ、夏は避けてくださいね!
★費用
去勢手術:2万円〜2万5千円
避妊手術:3万円程度(既に腫瘍などが出来てしまっている場合はこれより高くなると思います。)
(※健康なうさぎの場合の値段です。)
病院探しについて(ほんとに)簡単にご説明します。
まずは、出来るだけ犬・猫以外の小動物を診ている病院を探します。エキゾチックペット専門病院などがあれば尚良し。
見当をつけたら、ネットでクチコミなども探してみましょう。
そして、まずは健康診断に行きましょう。
病院の雰囲気や、先生との相性など見るためです。
手術前の検査がすごい多い病院もあります。検査の多さがうさぎさんのストレスになる場合がありますので、
検査が多いと言ってもそれだけで安心できるものではありません。うさちゃんにとっては逆効果の場合もあります。
大事なうさちゃんのため、また飼い主さんも安心して通える病院を見つけてください♪
P.S.
関西近辺の方で、大阪にも足を運ぶことが可能な方がおられましたら、
大阪の南部の堺というところの「浅香山動物病院」をお勧めします♪
こちらの病院はうさちゃんに凄い熱心に取り組まれていますので、非常に信頼がおけます。
大阪ではここしかないんじゃないか、というくらいです。
浅香山動物病院のホームページへ
今回は「去勢手術」と「避妊手術」のメリット・デメリットについてです。
ご存知の通り、去勢・避妊手術は、オス・メスの繁殖能力をなくす手術です。
生殖器官をとり除くことによって、生殖器官の病気にかかりません。
また、性ホルモンの分泌が行われませんので、攻撃性の緩和やマウンティングやオシッコ飛ばしなどの
問題行動を抑えられます。
最近では、問題行動抑制のために手術を決める飼い主さん達も多いようです。
★メリット
♂:
・精巣の病気を防ぐことができる。
・希望しない繁殖を防ぐことができる。
・縄張り意識からの攻撃行動を抑えることができる。
・スプレー行為(オシッコ飛ばし)を抑えることができる。
♀:
・卵巣の病気や子宮疾患を防ぐことができる。
・希望しない繁殖を防ぐことができる。
・縄張り意識からの攻撃行動を抑えることができる。
・偽妊娠(妊娠してないのに、妊娠した時のような行動をとる)を防ぐことができる。
★デメリット
・繁殖させることができなくなる。
・手術によるリスクはゼロではないこと。
・手術前と同じ食生活のままだと太りやすくなると言われている。
以上のようなことが挙げられます。
この手術の検討については、オスよりもメスの方が深刻で、
メスの場合、子宮系の病気にかかる確率が
4歳以上で50%以上!
5歳以上で80%以上!
と言われています。
この確率は妊娠を経験していない♀のものです。
子宮の病気の原因は、妊娠を経験しなことによって徐々にホルモンバランスが崩れていくためです。
病気にならなくても、このホルモンバランスの乱れが、攻撃性を高めたり、うさぎにストレスを与えることになります。
はっきり言って、メスの場合は、妊娠をさせる気がないのであれば
避妊手術を受けさせてあげることが一番だと思います。
しかし、なかなか決断を下せない飼い主さんも多数いらっしゃいます。
ペットのうさぎさんの寿命統計でメスよりもオスのほうが長生きなのはおそらくこれが理由でしょう…
また、避妊手術に関しては、病院によって
・卵巣のみ摘出
・卵巣と子宮の全摘出
の二通りの方針があるようです。
手術を受けて、もちろん子宮も摘出しているだろうと思い込んで、うさぎが子宮がんになって手遅れになったという
事例も報告されています。
なのでそのへんの確認はお医者さんとしっかりしましょう。
★手術に適した時期
オス・メスともに、生後5ヶ月〜1年くらいまでの間が好機とされています。
もちろん、それ以降でもダメではないですが、いずれにせよ、お医者さんと要相談です。
専門家に聞くことで安心も得られますし、そのお医者さんが本当にうさぎに詳しいか、経験があるかも見極められます。
また、適した季節というものもありまして、それは春と秋です!
気温もうさちゃんたちにとってはちょうどいいからです。
夏は最悪で、ただでさえ手術後は体力の消耗などで本調子に戻るまですこし時間がかかるのですが、
夏は余計に食欲が落ちやすい時期なのですごく体調を崩しやすいです。。。
できるだけ、夏は避けてくださいね!
★費用
去勢手術:2万円〜2万5千円
避妊手術:3万円程度(既に腫瘍などが出来てしまっている場合はこれより高くなると思います。)
(※健康なうさぎの場合の値段です。)
病院探しについて(ほんとに)簡単にご説明します。
まずは、出来るだけ犬・猫以外の小動物を診ている病院を探します。エキゾチックペット専門病院などがあれば尚良し。
見当をつけたら、ネットでクチコミなども探してみましょう。
そして、まずは健康診断に行きましょう。
病院の雰囲気や、先生との相性など見るためです。
手術前の検査がすごい多い病院もあります。検査の多さがうさぎさんのストレスになる場合がありますので、
検査が多いと言ってもそれだけで安心できるものではありません。うさちゃんにとっては逆効果の場合もあります。
大事なうさちゃんのため、また飼い主さんも安心して通える病院を見つけてください♪
P.S.
関西近辺の方で、大阪にも足を運ぶことが可能な方がおられましたら、
大阪の南部の堺というところの「浅香山動物病院」をお勧めします♪
こちらの病院はうさちゃんに凄い熱心に取り組まれていますので、非常に信頼がおけます。
大阪ではここしかないんじゃないか、というくらいです。
浅香山動物病院のホームページへ
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