2018年06月17日
ダイエット効果があるプロテイン
先日、ジムで後輩がHMBプロテインの事を言っていました。
調べてみると、HMBとプロテインとBCAAは似て全く異なるものだからです。
本サイトでは違いと、HMBのベストな摂取方法、各生活リズムに合わせたサプリメントの選び方等、プロレベルの知識を解説しています。
もし今現在、HMBのサプリメントの購入を迷っている方は、最後までお読みいただければHMBに関しての知識だけではなく、今後のワークアウトや身体づくりが全く変わってくると確信しています。
ここから体系的にHMBを解説していきますが、もしHMBのサプリの種類で迷っている方は注目
1996年アメリカ。
ボディメイクにおける歴史的な発見が成された年です。
そう、20年以上前のアメリカでHMB(HMBカルシウムのこと)という成分が発見されたのです。
実はHMBの歴史は古く、日本でも10年以上前からあるサプリでなんです。
皆さんはなぜ今頃になってHMBが人気なのか理由をご存知でしょうか?
20年前からある古いサプリがなぜ今頃日本で爆発的に売れているのか?
まずはその理由からお話しましょう。
アメリカから遅れること13年、日本では2009年の食薬区分改正で「非医薬」に新規収載されたHMB。
元々は、海外のボディビルダーが使用している筋肉サプリの一つでしたが、2010年以降、日本を代表するボディビルダー山本義徳氏により紹介、その後日本でも販売が始まりました。
現在日本でも一般のトレーニーやアスリートにも普及しており、非常に多くの業者がHMBサプリの販売に力を入れています。
その結果、日本では多くの怪しいサプリメント会社が立ち上がりました。
彼らによる過剰なプロ―モーションが皆さんを困らせる根本の原因だろうと考えています。
実際に「HMB おすすめ」「HMB ランキング」などで検索すると、トレーニング経験がない人物が書いているケースがほとんど。
例えば、
・プロテインよりも筋肉が付く
・BCAAよりも良い
・何もしなくても筋肉が付く
これらは大きな間違いです。
ボディーメイクの根本的な秘訣は、それぞれの栄養素の働きを理解し、適切なタイミング、環境で摂取することにあります。
決してHMBだけで筋肉が付くことはありません。
但しこれだけは覚えておいてほしいのが「HMB自体は紛れもなく良い栄養素である」という事です。
まるで魔法!?HMBの効果とは?
HMBは簡単に言うと「たんぱく質を使い効率的に筋合成を行ってくれる栄養素」です。
HMBには大きく分けると二つの効果があり「筋合成を効率よく行う効果」と「体脂肪を燃焼する効果」に分けられます。
その筋合成能力はプロテインの20倍とも言われています。
更にHMBは筋細胞中の脂肪酸の酸化を増進させる効果もあるため、体脂肪も燃焼してくれるという、確かに一見すると魔法のような栄養素なのです。
HMBのベストな飲み方、摂取のタイミング、他のサプリとの組み合わせを解説していますのでご参考下さい。
HMBとプロテインやBCAAとの違いは?
先ほどHMBは「たんぱく質を使い効率的に筋合成を行ってくれる栄養素」とご紹介しました。
この「たんぱく質を使って」という部分が皆様が良く勘違いをされている点です。
実はHMBそのものが筋肥大を増進させる訳ではありません。
実際に某知恵袋でも以下のような質問が多く散見されました。
「HMBを摂取するとプロテインは必要ないのか?」
「HMBとプロテインのどっちを摂取すればいいのか?」
これに関して言うとどっちも摂る必要があります。
プロテインで純粋なたんぱく質の量を確保し、HMBにより効率よく筋合成を行うという仕組みを頭でイメージすると分かりやすいと思います。
上記のように、プロテインはHMBやBCAAを摂取されている方であっても、日常的に摂取する必要があります。
あくまで身体づくりに於いてはたんぱく質の量を最低限摂取することが最も重要なのです。
その上でそのHMBサプリの特徴(内容物の組み合わせ)を知り、適切なタイミングで摂取する必要があります。
HMBとは簡単に言うと「プロテインやBCAAの最終分解物」です。
ではプロテインとBCAAの違いをご存知でしょうか?
BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)はプロテイン(たんぱく質)が分解された後に出来る必須アミノ酸(EAA)の中の3種類を抜き出した総称です。
ではなぜ必須アミノ酸の中でもBCAAだけを優先して飲む必要があるのでしょうか?
筋肉の分解を防いでくれるから?
正確には違います。
実はアミノ酸(たんぱく質)の吸収率は9種類ある必須アミノ酸の最低値に制限されます。
つまり、9種類のアミノ酸の中で一番摂取量が低いアミノ酸数値に全ての吸収が抑えられるという事でもあります。
BCAAはそんな9種類のアミノ酸のどれにでも変化出来るという特徴を持っているのです。
言ってみればアミノ酸界のカメレオンのようなものとお考えください。
BCAAの特徴まとめ
・BCAAを摂取することにより、アミノ酸の吸収率を増加させることが出来る
・BCAAを摂取することにより、乳酸濃度が薄まりハードなワークアウトが可能になる。
➔結果的に長時間、筋肉の分解を防いでくれるという訳です。
HMBとBCAAの違いは?
BCAAはプロテインの分解物であるという事まではお分かりいただけたかと思います。
HMBとは、実はBCAAの一種であるロイシンの更なる分解物なんです。
「じゃあBCAAを飲んでおけば大丈夫じゃん」と普通は思いますが、実際にロイシンからHMBに変化する割合はわずか5%と言われています。
つまりHMBを飲むべき理由は通常の食事やたとえBCAAを摂取していても、HMB自体を十分摂取出来ないというところにあります。
これがHMBサプリを摂取する理由です。
HMBはすでにロイシンが代謝された状態のものなので、筋力アップを目的とした短時間でのトレーニングに効果を発揮します。
逆にBCAAは長時間のトレーニング時に効果を発揮します。
お分かりでしょうか?
このHMBとBCAA、どちらを優先して飲むかはそれぞれの事情により変わってくるという事が、、、
毎日ワークアウトを行っている方は勿論、仕事や家庭の関係で時間を取りづらい方にとってもHMBは心強いといえます。
なぜならHMBは短時間の筋肉の分解を防ぐ効果がBCAAよりも高いということが判明しています。
このため、トレーニング時間を十分に取れない方は高負荷をかけて、かつ短時間で行われるような筋トレ+HMBが一番手っ取り早く筋肉が付く「科学的な組み合わせ」となります。
BCAAとHMBを摂取する場合は、運動前はBCAA、運動直後はHMBが推奨です。
BCAAには乳酸濃度を抑える働きがあるので摂取のタイミングはトレーニング前に向いています。
・運動前はBCAA→乳酸濃度を抑える働きがあるから
・運動直後はHMB→損傷した筋肉を効率よく修復するから
以上から簡単に言うと、
「BCAAと比較して、HMBはより筋肉の生成に働きかける力が強い」と言えます。
本サイトでご紹介しているHMBサプリは全て2000mg以上のHMBを配合している上、BCAAも高配合されているものなので「高い筋合成」と「筋分解の抑止」の両方を期待できるでしょう。
HMBはトレーニングを十分に行えない方にとってこそ最大限力を発揮する
実は日常的に働いている十分なトレーニング量を担保することが出来ない方にこそ、HMBはうってつけです。
HMBは、もともと筋トレをしていて、既に筋肉隆々の人とは相性が悪く、飲んでもあまり効果が感じにくい事が分かっています。
これはすでに身体が成長する過程で筋合成能力が発達しているからだと言われています。
逆に、HMBはまだあまり筋肉がついていないトレーニング初心者が使うと効果が高く、相性がとても良いと言われています。
つまり、まだ筋肉があまりついておらず、これから筋肉増強・肉体改造を目指す人ならHMB。
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