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2015年02月12日

「競馬」と「乗馬」の「動物福祉(愛護&虐待)」のお話(ちょっと深イイお話)

(この記事は2011年7月11日にアメブロに掲載した記事を修正した物です。)


本日は、勤めている乗馬クラブの関係で
「動物取扱責任者研修」に行って参りました。
(…ま、読んで字のごとくの研修です。)


そこで「日本動物福祉協会」の「山口千津子先生」による
「動物福祉」についてのお話を聞きました。


「動物福祉」
聞き慣れない言葉ですが…


“動物福祉が満たされている状態”
とは
「人間と接する動物達が、精神的、肉体的に十分健康で、環境とも調和している状態」
の事で、
つまりは
「人間の動物に対する“感情”の問題ではなく
“行動”の部分がどうですか?」

という事らしいです。


主に、
ペットとしての「犬」や「猫」、そして乗馬クラブの「馬」などの
「虐待」についてのお話でした。


「虐待」といっても
動物に対する「暴力」や「酷使」だけではなく、
健康管理や病気などの“放置”、
つまり「やらなければならない事をやらない」
(=「ネグレクト」という。)
といった事を含めて「虐待」というそうです。


また、
「私はこの犬を愛しています!」
だからその犬にケーキや好きな物ばかり食べさせて歩けない位の肥満犬に!
・・・これも「虐待」になるとの事。
(実際にあったそういう事例を紹介されました)


さて、
そこで、
僕の“生活や人生の一部”である「競馬と乗馬(=馬)」はどうだろう?
と考えました。


よく
「『競馬』は無理やりムチで叩かれて、走らされて、“動物虐待”なんじゃないか?」
なんて言う方がいます。

今の僕の仕事「乗馬」だって、
もしかしたら、無理やり「レッスン」に使われたり、「障害」を跳ばされたり・・・?
同じような物なんじゃないか?


・・・考えました。


でも僕は、
「競馬人(騎手)時代」や今の乗馬クラブにて、
「動物虐待」なんて思ったことはありませんよ・・・


・・・さらに色々考えて、

ひらめきました


そーか、
僕ら「馬に触れている人」
『“馬”を見てる』から「虐待と思わない」んだ!

つまり
「“馬の状態を見ながら”馬に触れている」から、
馬が痛みを訴えていれば分かるから無理させないし、
馬のストレスも馬の状態や表情を見ればなんとなく分かる。


いつも、馬と一緒に居ればなおさらだし、
逆に言えば、
もしその馬たちに万が一のことがあれば、
本当に悲しいです。



『競馬』が「虐待」という人達は、

多分(大きな意味での)『競馬』しか見てないからだと思うな。



『馬』を見ていない(触れた事が無い)。


そもそも、『競馬』自体は日本より動物愛護(福祉)に厳しいヨーロッパが発祥の地だし。
(ヨーロッパでは動物愛護の観点から「ムチの使用回数制限」などあります。)


でも逆に言えば、
これからも、ちゃんと『馬』を見てあげながら接していかないと、
「虐待」と言われても仕方ない

という事ですね。


幸いな事に、
今、僕が働いている乗馬クラブの馬達を見ると
「ストレス」は無いように思います。
(“逆の状態”を知っているのでなおさらそう思うのです。)


今回の「動物福祉」のお話を聞いて、
これからも馬たちが「単なるお金儲けの道具」にならないように、
馬と人がいつも幸せでいられる様に、

そして、
少しでもその力になれるように頑張っていきたい!

と思った次第でございました。


(※投稿当時(2011年/7月)は乗馬クラブで働いておりました。)






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