2021年05月04日
報告書紹介@ グローバル新時代の新しい生産技術者像の構築
今回は2013年3月に日本機械工業連合会で発行された生産技術員の海外出向者にフォーカスした報告書について超簡単に要約し、紹介します。今回は個人がどのようにアクションを取るべきかにフォーカスしていくので、会社がもつ課題については紹介のみとします。
@何故生産技術員の海外出向者にフォーカスしたのか、今抱えている課題はなにか
近年のグローバル化によって海外売上の比重が高まっています。その中で、営業/調達/経営企画/設計/製造/品管と密接に関わる生産技術員が、海外拠点への技術『展開力』と海外生活が問題なく送れる『滞在力』の2つの力を駆使して企業戦略を実現するためのキーマンとなります。
しかし現状3つの課題を挙げています。
1.生産技術員の技術レベルが不足
2.生産技術員が足りない
3.生産技術視点の将来構想検討量の不足
まず、国内の生産量が減ってきていることから国内での実務経験を得る機会も少なくなってきていることが技術レベル向上しにくい理由となっています。
また生産技術という分野は企業の外に出ない特性の情報のため絶対的なBMC量が足りません。自社の生産技術力が国内外の競合と比較してどのレベルにいるのかの検討量が不足しています。それにより生産技術視点の将来構想検討は明らかに不足しています。
A私たち生産技術員はどうすべきか2点
この報告書で述べられているのは主に企業体がどうすればいいかが述べられていますので、ここでは私の解釈で個人としてはどうすべきか考察していきます。
1.海外出向者の生産技術員の体験談を読む
そもそもその記事自体がすくないのですが、記事を読み疑似体験を繰り返しておくことが重要です。生産技術員が直面する課題としこうさくこがBMCできて自分のレベルが客観視できるようになります。
2.ナショナルスタッフとの相互理解に努め、その場所にあった生産技術を選んで適用していく。
高度な生産技術の展開は、その技術を使いこなすナショナルスタッフとのコミュニケーションが不可欠です。どんな速い車も優秀なドライバーがいなければその車の本領が発揮できないのと同じです。
いつも高度な生産技術の展開をすべきと一般的には考えられますが、維持管理面では見送った方が良いことも多々あります。その国の考え方やり方に沿った生産技術適用を心がけてください。時には本社からの圧力もあると思いますが、動じず自分がよいと思ったことを進めて下さい。
今回は報告書と私の解釈を交えて紹介しました。私が得た経験談や教訓の紹介の動機付けになっています。ご質問やご意見などございましたらお気軽にコメント下さい。
海外出向準備のためゴルフ始めました。サブブログもよろしくお願いします。
https://fanblogs.jp/golfinindia/
@何故生産技術員の海外出向者にフォーカスしたのか、今抱えている課題はなにか
近年のグローバル化によって海外売上の比重が高まっています。その中で、営業/調達/経営企画/設計/製造/品管と密接に関わる生産技術員が、海外拠点への技術『展開力』と海外生活が問題なく送れる『滞在力』の2つの力を駆使して企業戦略を実現するためのキーマンとなります。
しかし現状3つの課題を挙げています。
1.生産技術員の技術レベルが不足
2.生産技術員が足りない
3.生産技術視点の将来構想検討量の不足
まず、国内の生産量が減ってきていることから国内での実務経験を得る機会も少なくなってきていることが技術レベル向上しにくい理由となっています。
また生産技術という分野は企業の外に出ない特性の情報のため絶対的なBMC量が足りません。自社の生産技術力が国内外の競合と比較してどのレベルにいるのかの検討量が不足しています。それにより生産技術視点の将来構想検討は明らかに不足しています。
A私たち生産技術員はどうすべきか2点
この報告書で述べられているのは主に企業体がどうすればいいかが述べられていますので、ここでは私の解釈で個人としてはどうすべきか考察していきます。
1.海外出向者の生産技術員の体験談を読む
そもそもその記事自体がすくないのですが、記事を読み疑似体験を繰り返しておくことが重要です。生産技術員が直面する課題としこうさくこがBMCできて自分のレベルが客観視できるようになります。
2.ナショナルスタッフとの相互理解に努め、その場所にあった生産技術を選んで適用していく。
高度な生産技術の展開は、その技術を使いこなすナショナルスタッフとのコミュニケーションが不可欠です。どんな速い車も優秀なドライバーがいなければその車の本領が発揮できないのと同じです。
いつも高度な生産技術の展開をすべきと一般的には考えられますが、維持管理面では見送った方が良いことも多々あります。その国の考え方やり方に沿った生産技術適用を心がけてください。時には本社からの圧力もあると思いますが、動じず自分がよいと思ったことを進めて下さい。
今回は報告書と私の解釈を交えて紹介しました。私が得た経験談や教訓の紹介の動機付けになっています。ご質問やご意見などございましたらお気軽にコメント下さい。
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