2017年05月23日
新卒時代をいかに過ごすか
このブログの紹介文にもあります通り、私は、以前は企業の大手進学塾に勤め、教室長も任せていただいておりました。
そして、当たり前ですが、入社していきなり教室長になったわけではありません。もちろん、新卒として右も左もわからない中、上司や先輩に迷惑をかけながらも、日々奮闘していた時期がありました。
入社してすぐの頃は、衝撃を受けることが多かったです。社会人としてのイロハも知らない状態だったので、「締め切りへの意識」や「結果に対する意識」など、あらゆるものが大学生のバイトレベルから、プロレベルへ引き上げねばならないことを痛感しました。
そんな中で1番衝撃を受けたのが、「授業の質」でした。大学生のアルバイト時代にそんなに悪評を受けた覚えはなかったので、そこそこの自信はあったのですが、見事に粉砕されました。誇張ではなく、自分が「お話にならないレベル」だということを教えられました。
・知識
・言葉遣い
・導入
・説明するときの具体例の重要性
・板書するときの縦書きと横書きの違い
・板書するときの分割方法
・最後にまとめるときまでの道筋
・話すときの目線
・説明する相手として意識する学力レベル
…本当に、本当に、学ぶべきことが多かったです。それまで「経験者」と言っていたのが恥ずかしくなるくらいに。私の予想では、アルバイトをしていた塾と、入社した塾が別なので、企業ごとに授業に対する意識の差が存在するのだと思います。(もしかしたら、アルバイト時代の塾が、「アルバイトだから」ということで大目に見てくれていたのかもしれませんが。)
今まで積み上げてきたものを否定されるような(実際に、積み上げてなどいなかったのですが)新卒時代を過ごしましたが、それでもへこたれずに頑張っていました。その中で意識していたのが、「上司も先輩も忙しい中で、自分を育成してくれているのだから、恩返しをしなくては。せめて、自分で代替がきくものは、進んでやろう。」ということです。具体的には、<掃除>です。本来なら、校舎に所属の職員全員で掃除をするのですが、それをできる限り、1人で掃除するようにしていました。所要時間は1時間くらいでした。
このことを話すと、「すごい」とか「大変そう」とか言われたりしますが、不思議とマイナス感情はありませんでした。むしろ、「自分に時間を割いてもらっている方々にお礼をしなくては」「何とか役に立たないと」という意識でしたので、変な使命感すら感じていましたので。
当然、校舎の職員の方々もそれを知り、すごく喜んでもらえたのを覚えています。(私は喜んでもらえたのを、喜んでいました。)
そのときの教室長には、すごく褒められました。「3年以内に教室長になりなさい。」とまで言ってもらえたのもうれしかったです。
実は、その教室長とは今でもつながりがあります。
私よりも先に独立し、ノウハウも蓄積していたその教室長は、私が独立するときに全面的に協力してくれました。まさに、「情けは人のためならず」。
今となって分かることですが、新卒だろうが、どんな立場だろうが、本当に頑張っていれば、必ずわかってくれる人はいるものなのです。(もちろん逆も然りです。)
そして、当たり前ですが、入社していきなり教室長になったわけではありません。もちろん、新卒として右も左もわからない中、上司や先輩に迷惑をかけながらも、日々奮闘していた時期がありました。
入社してすぐの頃は、衝撃を受けることが多かったです。社会人としてのイロハも知らない状態だったので、「締め切りへの意識」や「結果に対する意識」など、あらゆるものが大学生のバイトレベルから、プロレベルへ引き上げねばならないことを痛感しました。
そんな中で1番衝撃を受けたのが、「授業の質」でした。大学生のアルバイト時代にそんなに悪評を受けた覚えはなかったので、そこそこの自信はあったのですが、見事に粉砕されました。誇張ではなく、自分が「お話にならないレベル」だということを教えられました。
・知識
・言葉遣い
・導入
・説明するときの具体例の重要性
・板書するときの縦書きと横書きの違い
・板書するときの分割方法
・最後にまとめるときまでの道筋
・話すときの目線
・説明する相手として意識する学力レベル
…本当に、本当に、学ぶべきことが多かったです。それまで「経験者」と言っていたのが恥ずかしくなるくらいに。私の予想では、アルバイトをしていた塾と、入社した塾が別なので、企業ごとに授業に対する意識の差が存在するのだと思います。(もしかしたら、アルバイト時代の塾が、「アルバイトだから」ということで大目に見てくれていたのかもしれませんが。)
今まで積み上げてきたものを否定されるような(実際に、積み上げてなどいなかったのですが)新卒時代を過ごしましたが、それでもへこたれずに頑張っていました。その中で意識していたのが、「上司も先輩も忙しい中で、自分を育成してくれているのだから、恩返しをしなくては。せめて、自分で代替がきくものは、進んでやろう。」ということです。具体的には、<掃除>です。本来なら、校舎に所属の職員全員で掃除をするのですが、それをできる限り、1人で掃除するようにしていました。所要時間は1時間くらいでした。
このことを話すと、「すごい」とか「大変そう」とか言われたりしますが、不思議とマイナス感情はありませんでした。むしろ、「自分に時間を割いてもらっている方々にお礼をしなくては」「何とか役に立たないと」という意識でしたので、変な使命感すら感じていましたので。
当然、校舎の職員の方々もそれを知り、すごく喜んでもらえたのを覚えています。(私は喜んでもらえたのを、喜んでいました。)
そのときの教室長には、すごく褒められました。「3年以内に教室長になりなさい。」とまで言ってもらえたのもうれしかったです。
実は、その教室長とは今でもつながりがあります。
私よりも先に独立し、ノウハウも蓄積していたその教室長は、私が独立するときに全面的に協力してくれました。まさに、「情けは人のためならず」。
今となって分かることですが、新卒だろうが、どんな立場だろうが、本当に頑張っていれば、必ずわかってくれる人はいるものなのです。(もちろん逆も然りです。)
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