サラリーマンでも行けるファーストクラスの旅 〜ニューヨーク〜

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やっとマイルで特典航空券が予約できた。
贅沢だと思ったが帰りもファーストクラスの余韻に浸りたかったので往復だ。

次はと考えたときにやっぱりホテルだ。
ファーストクラスでニューヨークに行くのが目的だったのでホテルは節約しようと考える。
一人旅なので少し奥さんと娘に対しての罪悪感を緩和する為にも、安いビジネスホテル選びから始めた。

このことがど素人の浅はかな考えだと、すぐに思い知らされる。

エクスペディ、トラベルコ、スカイチケット等、検索サイトで一番安いホテルを選ぼうと思っていたが、あらっ・・安いホテルが無い。
何か間違えた？
そもそも何も考えずにニューヨークのタイムズスクェアの近くに1泊10000円ぐらいで宿泊しようと思ったのが無謀だった。
いや世間知らずだった。

少し考えれば世界の中心都市で安いはずがないと少し考えればわかりそうだが、ファーストクラスチケットが取れたことで舞い上がってしまっていた。

初めてのマイルでの特典航空券（国際線）の予約を行う。
過去に特典航空券（国内線）を予約したことがあるので簡単かなと安易に考えていたが、現実は、ファーストクラス往復になるとなかなか席がとれない。

往路は取れても復路がエコノミーや乗り継ぎが発生したり、スターアライアンスの別航空会社であったり、希望通りのANAファーストクラス往復アメリカもしくはヨーロッパで水曜日か木曜日出発はない。
サラリーマンであるため、さすがに月曜日出発は年休が5日以上になるために避けたい。

エコノミーやビジネスクラスと比較してファーストクラス特典航空券の厳しい洗礼を受け少しモチベーションダウン。

気を取直してニューヨークの半年〜1年後を検索するが、なし・なし・なし・めげる。

半端あきらめながらも日課となった、ファーストクラス特典航空券の検索をしていると、
2019年6月某日になんと予約可の日があるではないか、それも往復。

半年も先の日程だったが、とにかく予約をする。

入力後、最後に予約のクリックするときは、突然仕事が入ってキャンセルになったりしないかなど、少し不安と葛藤はあったが、仕事の調整などは、後回しだ。

クリック。

160,000マイルと燃料サーチャージと45,420円なり。

ついにできた！
ANA：成田〜ニューヨーク予約完了。
一歩前進ではあるが、まだまだこれからが本番であった。

16万マイルが貯まりはしたが、いったいどこに行きたいのだろう。
ANAのファーストクラスがある路線は、ロンドン・ニューヨーク・フランクフルト・ロサンゼルス・シンガポール・・・

苦節4年せっかくのチャンスなのでなるべく遠距離を乗ろうとすると必然的にシンガポールは候補から外れる。
なにも根拠はないが、ニューヨークのブロードウェイでCHICAGOを見てみたい。
映画も見たので、ストーリーはわかるので英語でもなんとかなるだろう。

大晦日のカウントダウンで大盛り上がりのタイムズスクエアにも惹かれた。

しかし、なによりも学生時代から英語コンプレックスの私は、心の何処かで世界の中心であるニューヨークへの憧れがあったのだと思う。

よしニューヨークが第一候補、第二候補はビックベンが見たいからロンドン、第三はフランクフルトとロサンゼルスに決定。
なんだか俗物的な判断だけど。
明日から、とりあえず予約をしてみよう。
どうなることやら。

一般的な目安では、年間100万円カード決済で1万マイル相当のポイントになる。
私の場合、全ての決済をANAアメックスに一元化することに年間2万マイル相当のポイントを得ることができた。
公共料金の支払い・スーパーでの買い物・出張費、100円以上の買い物は全てカード決済。
最初は、おじさんが数百円の商品をクレジット払いにすることに気恥ずかしさもあったがファーストクラスの夢を実現するために根気よく実践。
奥さんに言わせると誰もそんなこと気にしていない、自意識過剰と一刀両断。

年に1回程度の家族旅行と月に1回あるかないかの国内出張（もちろんANA利用）
あまり無理をしないで、できる範囲の中でゆるりと貯めていくことができた。
確かに、モッピーやGポイント等のサイトで取得ポイントが高い（5000〜）クレジットカードを複数作ればもっと速くマイルが貯まるのだが、めんどうなのと個人情報の拡散からあまり利用は、しなかった。

このようなことをやりながら4年経過、ANAアメックスのポイントが10万マイル分達成。
買い物マイルが多いように思われるかもしれませんが、全ての公共料金・食材購入・出張精算等を集めると年間200万ぐらいの決済になった。
20,000マイル以上/年間、確保。

また別途、旅行・出張マイルが6万マイル、合計16万マイル。
ついに具体的な旅行プランを考えれるようになる。

マイルについては、色々なものに交換できるが、10,000マイルを10,000ポイントのTポイントや楽天ポイントやポンタポイント等に変えるのは、絶対的に損である。
単なる等価交換になってしまう。

やはりマイルは、特典航空券、それもエコノミーよりビジネス、ビジネスよりファーストクラスが得である。
16万マイルで150万〜200万円する航空券に変えれるということは、10,000マイルが10万円以上の価値になる。

マイルを各ポイントに交換したときの10倍以上の価値を生むことを、お忘れなく。

さらっと書きましたが、もっと詳しく知りたい方はコメントを頂ければ、お答えします。

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マイレージランキング

まず最初にマイルをためるのに最適なクレジットカードの選定から始めた。
みなさんご存知の通り、マイルは最大3年（例外はあるが）有効期限がある。
普通のサラリーマンが3年で海外旅行にいけるマイルを貯めることが可能なのか。

私の場合、どうせならファーストクラスでアメリカかヨーロッパに行くと非常に難易度が高い目標を立てたために15万マイル以上が必要になる。

結論、3年では無理だ。
では、マイルの有効期限をなんとか長く延ばす方法はないか調べたら、意外に簡単に見つけることができた。
マイルで貯めるのではなく、ポイントで貯めて、目標ポイントが貯まった後にマイルに変換する。
これなら時間はかかるがいつか必ずマイルは貯まる。

そこでANAでポイント無期限のクレジットカードはないか、調べたところありました。
ビンゴ、それは「ANAカードアメックス」年会費は他のクレジットカードより高いが（年会費7000円＋ポイント移行コース6000円）私の知る限りマイルを長期間貯めるには最強のクレジットカードだと思う。



準備はできた、あとは実践あるのみ。


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クレジットカードランキング

若い頃より漠然と海外に行きたい。
海外で働いてみたいと思っていたが、現実は仕事・結婚・子育て・親の介護に追われて、気付くと定年退職までカウントダウン。

お金はないが、歳をとったせいで仕事と子育てにひと段落したいまこそ、若かりし頃に漠然と夢みた、海外にファーストクラスで旅行にいくことをなんとか最小限のお金で実行できないのかを考えた。

最近、色々なブログで芸能人がビジネスクラスやファーストクラスで海外に行ってきましたとの幸せアピール。
別世界の出来事とあまり気にしていなかったが、突然ある雑誌に「死ぬまでにやりたい50の事」と言う特集を目にして。
そうかいつかは死ぬんだと改めて思い考えたときに、他人の目なんかどうでもいい。
やりたい事をやれるときにやるんだと衝動的に思った次第。

とは言ってもまず何をすれば良いのか。
とりあえず海外に安く行こう。
それには、マイルでも貯めるか。
このいかにも安易な発想がその後、4年にわたるマイル積立大作戦のスタートであった。


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