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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.44 走れゼファー編

短い停車時間を終え、カリフォルニア・ゼファー号はまたゆっくりと動き出しました。乗客を乗せるのは今、後にしたローズビル(Roseville)駅が最後、これから先の停車駅では降車だけで、乗車は出来ないのだそう。とことん長距離路線なんですね〜。



車窓からはまた牧草地が目に入ります。カリフォルニアの牧草って心なしか緑色が瑞々しくビビッドな気がしました。栄養ありそう・・・。



ゼファー号、このあたりは本当にすごい勢いで疾走していました。写真がブレブレなのは私の腕前だけのせいではありませんw



サクラメント(Sacramento)駅に到着。カリフォルニア州の州都です。とは言ってもアメリカの場合政治の中心地と経済や観光の中心地は分けてあるので(日本もそうあって欲しい)派手さは皆無。自動車博物館や州立の鉄道博物館があるらしいので興味のある方はどうぞ。



あっさりとサクラメントを後にして、しばらくすると大湿原帯が。雲の隙間から透ける夕日が色を添えて幻想的でした。

この調子でいけば日没までに終点エメリービル(Emeryville)に到着するのでは、と期待してしまう位の飛ばしっぷりでしたが、さすがにそこまで予定ダイヤに追いつくのは無理だったみたいで、日没の5pmは過ぎ、外はもう暗くなってしまいました。



ここはデイビス(Davis)駅。終点まで後3駅、1時間半後にはエメリービルです。


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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.43 カリフォルニアまったり疾走編

シエラネバダ(Sierra Nevada)を超えて、こんどこそ景色のクライマックスは終わりなのかと思いきや、車窓から見える風景はこれまで通り抜けたそれぞれの個性があったどの州とも違っていて、私がイメージしていたカリフォルニアのイメージとも違っていて、また窓の外を見入ってしまいました。雨が降ったり止んだりのあまり良い天気ではありませんでしたが、時折陽が射すこともあり、見ていて飽きませんでした。

あと数時間でいよいよ終点エメリービル(Emeryville)となったので、ビューラウンジを引き揚げ、ルーメットへ戻り下車の準備を始めました。


ルーメット車窓からの風景。このあたりはけっこう沼が多いです。

このカリフォルニア・ゼファー号、心なしかものすごいスピードを上げているように思えます。



やっぱり牛さん。本当にアメリカ中に牛がいるんですね〜



美術館に飾られている油絵のような光景も。



イメージ↑



3:30pm ローズビル(Roseville)駅に到着。時刻表によると定刻だと12:57pm到着でしたが、ここで、遅延が縮んで2時間半となったことに気づきました。雪の地域を抜けた途端かなり飛ばしてましたからね。うんうん。この調子だとひょっとして日が沈むまでにはエメリービルに着くかな〜(時刻表には4:10pm着と書いてあります)

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.42 カリフォルニアの陽光編

ドナー湖(Donner Lake)を過ぎ、カリフォルニア・ゼファー号が山を下り始めると周りに広がっていた白とグレーと深緑で構成されていた冬景色は、舞台芸術みたいにあっという間に緑と黄色の赤茶の風景に入れ替わりました。



食堂車で食後のコーヒーを飲みながら撮影。最後の州で時間も遅めだったので食堂車も空いていたので気分的にも写真を取りやすかったです。



下の写真は進行方向右側に座ったテーブルから、通路を挟んで左側のテーブルの窓を撮ったもの。ここでは山の斜面をなだらかに降りるよう横向きに走っていて、写真に写っている方が山側にあたるので緑に覆われた山肌が窓全体に広がってとても印象的です。



食堂車での最後の食事を終え、ビューラウンジへ。



乗客数が大分減ってきたのかビューラウンジの席も選び放題でした。これまでとは何か違う日差しの柔らかさに、カリフォルニアまでやって来た実感を感じました。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.41 クライマックス再び編

午後1時を過ぎ、お腹も空いたので食堂車へ昼食に。この食事が今回の旅で食堂車で食べる計6回の食事の最後になります。今回は今朝出会った日本人の旅仲間と一緒に。昨日の昼食べたチャウダーがあまりにも美味しかったのでリピートしました。彼女にも薦めます。テーブルの向かいには若者が二人。サンフランシスコに戻るところだそう。やはり時期的に帰省のUターンが多いです。向かいの席の若者に旅はどう?と聞かれ、列車での長距離旅行は初めてだけど景色がとても素晴らしかったと話していて、ふと窓の外を見ると雪化粧をした見渡す限りの針葉樹の中に巨大な湖が現れました。写真だとあまり大したことなさそうに見えかもしれませんが、実際には圧巻でした。



これはドナー湖(Donner Lake)というのですが、その名前の由来は、かつて大開拓時代にカトリックのクリスチャンとしての自由を求めてミズーリ州からにカリフォルニアに移住するために旅をしていた87人のドナーパーティ(Donner Party)という、ドナーさんを中心としたグループから来ています。彼らはちょうどここで冬を迎えてしまったがために深い雪のせいで身動きが取れなくなってしまったそうです。その末路は悲惨なもので、食料も底をつき共食いをして生き延びた者が救助された時には人数は約半数の48人になっていたそうです。怖いですね・・・



そんな曰く付きの場所ですが、まったくそんなおどろおどろしさは感じさせません。むしろ自然の偉大さに感動です。来てみるまであまり注目していなかった地点ですが、ここはこの路線のなかでもベスト景観スポットの一つだと思いました。スキーのシュプールもちらほら見られます。



カリフォルニア・ゼファー号はこの湖を囲むような山の頂上付近をぐるっとU字に走ります。

食事の方はというと、デザートは何にするか考えようとする前にウェイトレスにもうアイスクリームしか残ってないと宣告されてしまいました。しかもアイスもバニラは売り切れ、チョコ味に。あのエクレアをもう一度食べたかったのに〜。残念ですが、ビジネスを考えると終点には出来るだけ在庫をさばいて到着したいでしょうから仕方ないですね。皆さんもアムトラックで旅行される時は食べたいものはお早めに押さえた方がいいですよ〜。



このわずかのランチタイムが終わる頃には外の景色はすっかり変わりました。雪景色の中チャウダーを頬張っていたのに、チョコアイスとコーヒーをいただく頃にふと外を見ると雪がすっかり無くなって、赤や黄緑の世界が広がっています。旅仲間も私もびっくり!いったいいつの間に。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.40 カリフォルニアの雪景色編2

シエラ・ネバダ(Sierra Nevada)という山脈に入り、雪山が続きます。私が持つカリフォルニアのイメージは陽光・椰子の木・サーフィン・ローラーブレード(ベタやなw)なのですが、そんなイメージ通りのカリフォルニアはもっとさらに南西の沿岸沿いにあるらしいです。とは言え年中温暖な沿岸部からこのあたりはスノボやスキーに出かけられる日帰り圏というバラエティに富んだ気候がカリフォルニアの素敵な所です。ニューヨークだと冬は屋内から一歩出ればどこへ出かけても「寒い!!」の一言に尽きますからね〜。



実際に生で見るとすごく壮大な景色だったのですが写真だとその良さを表現できてないのでちょっとダウンロードしたてのPicasa3.9で加工してみました。とは言ってもcinemascopeというエフェクトを入れただけ、1アクションです。このPicasa3.9はこちらから無料☆でダウンロード出来ます。直感的に使えるようになっていて便利ですが、読んで字のごとくPicasa3の使い方というPicasaのファンサイトがさらにわかりやすく説明してくれています。



川も流れています。



見渡す限りの針葉樹に絶え間なく綿雪がはらはらと降り注いでいました。雪は降ったり止んだりでしたが雪が止むと外は時間が止まったみたい。



この景色に360°囲まれています。



このあたりで1時半を過ぎ、お腹も空いたので食堂車にランチに行くことにしました。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.39 カリフォルニアの雪景色編1

昼の12時を過ぎて少しした頃、そろそろ次の駅に到着するという情報が。車内放送が有るわけではないのですが、日がなビューラウンジでくつろいでいる鉄オタのおじさんとか、食堂車のクルーだとか、私の車両担当のJおじさんとか、閉ざされた空間で長時間一緒に過ごすためそういった情報はどこからともなく流れて来ます。かなりの過疎駅と思える所でもそれぞれ個性があったり、デザイン的にもどことなくかわいらしい感じがするので、すっかり「駅に到着する」ということが一大イベントになっています。次の駅はいよいよアメリカ横断最後の州、カリフォルニア州最初の停車駅です。

今回の駅は田舎駅というよりも郊外駅という感じ。町が見えてきました。



雪があるものの、気温はそこまで低くはなさそうです。



到着です。この駅がトラッキー駅(Truckee)。ネイティブ・アメリカンのパイユート族の言葉の「こんにちは(hello)」に由来しているとも、「善(good)」に由来しているとも言われています。タホ湖(Lake Tahoe)という、アメリカで2番目に深い、大きな湖へのゲートウェイでもあるそうです。タホ湖のあたりは一大リゾート地として開発されていて、映画ゴッド・ファーザーPART II でも別荘地として出てきました。



この色彩センス。日本の鉄道会社がやるとすごく下品になりそうですが、木製のカントリー感と共にかわいらしくまとまっています。



ここは停車時間も短かったので下車はできませんでしたが、街並みが西部っぽくって気に入ったので車内から撮ってみました。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.38 A Nice Meeting編

私を乗せたカリフォルニア・ゼファー号、今朝の時点での遅延は結局4時間半となりましたが、日中はサクサクと進んでいます。

この日も一人、ビューラウンジで移りゆく景色を眺め、写真撮影に精を出していたところ、「日本人の方ですか?」と日本語で話しかけてくる女性の声が。振り返るとどこかで見たよう美しい黒髪のロングヘアーの女性が。

どこで会ったっけ???と思っていたら、ニューヨークからシカゴまでのレイクショア・リミテッド号で隣にいたと教えてくれて気づきました。確かにその時隣にいた人です。その時特に会話をしなかったのが悔やまれます。日本人は乗車していないと思っていたこの鉄道の中で、こんな偶然があるなんて!話してみると彼女はアメリカへの留学を計画中で、下見を兼ねて候補地を巡っているのだそう。そして、ニューヨークからのルートは私と全く同じ便でサンフランシスコまで行き、数泊した後さらにカリフォルニアを南北に走るコースト・スターライト(Coast Starlight)号に乗り換えるのだそう。しかもこのルートは折り返した後の復路で、別のアムトラック線でシアトルからニューヨークまで移動した後だとか。いや〜、活動的ですねぇ。そんなこんなですっかり彼女と意気投合し話し込んでしまいました。

そしてようやくリノ(Reno)に到着。本当なら8:36amに到着予定でしたが、もうお昼です。でもここに到着する時点で少し遅延は縮まり、4時間程度に戻りました。



この駅がネバダ州最後の駅。「世界で一番大きな小都市(The Biggest Little City in the world)」というのがキャッチコピーらしく、州内ではラスベガスに次ぐカジノで知られているみたいです。



記念写真。

10分程度の長めの停車時間を終え、カリフォルニア・ゼファー号は再び西へと進んで行きます。



もうすぐカリフォルニアだというのにまた雪景色。



すぐ先の州境にはシエラ・ネバダ(Sierra Nevada)という山脈が南北に走っているため、ここからまだその山越えがあるのです。



カリフォルニアの陽光差しこむ地域に着くまでにもう一山(脈)です。盛りだくさんだわー。





   
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