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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.52 サンフランシスコ駆け足観光編1

お腹も満たした所で早速観光に。午後1時には空港へ向かわなければいけないので急いで目ぼしいところだけ回ろうと決めたので、善は急げです。一度チェックアウトに戻ってくることにしたので、前半はケーブルカーを使ってフィッシャーマンズワーフへ。乗ってみたかったので嬉しい(^o^)



ホテルを出てすぐのところに乗り場が。ターミナルです。サンフランシスコのケーブルカーは世界中から集められたビンテージな車両が使われていて本当に素敵です。絵になるんだ、これが。



出発進行♪ 少し並びましたが、待ち時間はそれほどでもなかったです。右側にSAKS FIFTH AVENUEという、NYに本店のある大手デパートが見えます。でも慌ただしいNYと違って漂う空気がゆる〜い感じ。



丘の上から右手を望んで。



ここをまっすぐ行った突き当りの岸辺が終点です。海が見えてきました〜。爽やかな朝だ♪
本当にこれが北半球の1月とは思えない素晴らしい気候です。



大きな船が見えます。写真中央より少し右上の島は、かのマフィアの大親分のアル・カポネも収容されていた、凶悪犯を収容する刑務所があった所として有名なアルカトラズ島です。アルカトラズ刑務所といえば数々の映画や小説の題材として使われていますね。今は刑務所ではなく国立公園化されているので、(私は行きませんでしたが)ツアーもあるそうですよ。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.51 サンフランシスコの日の出編

夜が明けて、サンフランシスコに朝が来ました。飛び地のアラスカとハワイを除けばアメリカで一番遅い夜明けですね〜。



空が白んできた日の出直前に目が覚めました。

この日は午前中サンフランシスコ観光をしたあとは午後のフライト(そう、帰りは飛行機でひとっ飛びです)でNYに戻るため、早速朝食に。



朝食がついてくるパッケージなので、ペントハウスの一つ下の31階にあるラウンジへ。ここでこじんまりとしたビュッフェ式の朝食をいただきます。



日が登ってきました〜。天気予報によると今日は晴れです。



あの太陽の方から来たんだなぁ・・・

アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.50 サンフランシスコの夜は更けて編

PARC55 のロビーはコンテンポラリーモダンデザインが効いていてとてもオサレでした。ホテルの顔ですからね。



エレベーターをおりるとそこは写真を撮りまくるのが恥ずかしいほどの洗練された佇まいだったのでチキンな私は写真を撮るのを遠慮してしまいほとんど写真を撮れずじまいでした。



その中でも撮った一枚。白いアートワークに赤いバルセロナチェアがアクセントになってます。

というわけでロビーを少しばかりウロウロしたあと外に出ました。遅い時間ですが気温はあまり下がらずニューヨークの冬の夜の厳しい寒さと対照的です。

人通りもうるさくないほどにあって、治安も良い感じだと思いました。日曜の夜だったので開いているレストランは少なめでしたがホテルの近所に24時間オープンのレストランを見つけてあるので他になければそこで食事をとるか、最悪デリでサンドイッチでも買って食べることが出来るので(まずいだろうけど)そこは気にせず、遅くなり過ぎる前に散歩を続行することにしました。

とりあえずは丘を上がっていくように北へ。穏やかな住宅街が続きます。丘の頂上まで行けば夜景が見れるかな・・・なんて考えながら歩きます。可愛いビクトリア風の家が点在してとてもかわいらしい街です。



意外にも街のあちこちに煙草屋があります。酒屋も多かったのですがそこはカリフォルニアワインの土地柄想像がつきましたが、ヘルスコンシャスなイメージのサンフランシスコにこんなに堂々と煙草屋があちこちに存在するのが意外でした。値段も5〜6ドル位? ニューヨークだと12ドル位しますので半額です。びっくり。

このあと10時頃までウロウロしていましたが飲食店がすっかり閉まってしまい、結局当初目星をつけていた24時間営業のレストランでサーモンのクリームパスタとカリフォルニアワインの白を飲んで部屋に戻りました。サービスもあまり良くもなく味も普通、使えると表記のあったwifiも使えず残念尽くしでしたが日曜のこの時間に外食出来たのは有り難かったのでまあOKでした。それにしてもサンフランシスコの夜は更けるのが早かったです。眠らない街ニューヨークのペースに慣れてしまったからそう感じるのかもしれませんね。






アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.49 サンフランシスコ夜景編

ホテルの部屋もアメニティも(クローゼットの中も)チェックしたので、やはり折角28階の部屋を取ったからには夜景も気になる所です。

ジャーン



写真だと大したことないように見えますがそれなりに素敵な夜景でした。でも、サンフランシスコは海の街だけに、どうしても周囲を取り巻く海の部分が暗くなってしまうのでNYのゴージャスな夜景と比べると多少の格落ち感は仕方ありません。(NYのホテルの28階なんてお値段もセレブすぎてとても泊まる気にはなれませんけどね・・・)



そう言えば昔まだ多少お金持ちだったころに泊まった香港の高層ホテルからの夜景は壮観でしたが、あのエコを完全に無視したギラギラ感を除けば港街同士、すこし似てるかも。サンフランシスコの夜景の方が地味ですが垢抜け感がありますね。色味とか・・・

夜景を楽しんだ所で、チェックインしてから早くも一時間近く過ぎている事に気づき、随分遅くなってしまいましたが外へ散策に行くことにしました。今日はまだ夕食を食べていないので食事もしたい所です。



ホテルのエレベーターの中にあったボタンですが、何か違うと思いませんか? これ、上の階のボタンが一番下に、行き先下の階になればなるほど上の方にボタンがあるんです。扉をはさんで左右にそれぞれボタンがありますが、もうひとつはいわゆる普通の並び方でした。こうすれば背の低い子供や、車椅子で移動する人もどの階のボタンも押せますね。気が効いてます。


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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.48 Parc 55お部屋チェック編

そんなわけでたどりついたWyndham Parc 55 Hotel (ウィンダム パーク フィフティファイブ ホテル)ですが、早速写真撮影。散らかす前にねw


ベッドサイドから。


窓側から。奥が入り口で、その手前左がバスルーム。


バスタブも清潔に保たれています。バスタブが無い部屋もあるそうなので、バスタブにこだわる人はリクエストしておいた方がいいでしょうね。


厚手の白いタオルもいっぱいあります。アメニティにはアメリカのリミテッド(Limited)グループ傘下のファッションボディケアブランド、バス&ボディワークス(Bath & Body Works) のトゥルーブルースパ(TRUE BLUE SPA)シリーズが使われていて、柑橘系の爽やかな香りでリフレッシュしてくれます。リミテッドグループはスーパーモデルを起用した派手なファッションショーでお馴染みのランジェリーブランドのビクトリア・シークレット(Victoria's Secret)や高級デパートメントストアのヘンリ・ベンデル(Henri Bendel)なども展開している大企業です。だけど実はバス&ボディワークス(Bath & Body Works)ってどこにでもあってしょっちゅうセールやってるおかげでセールプライスだと庶民の私のお財布にも優しいチェーン店だと思ってたのでこんな所に使われているなんてちょっと意外でした。バス&ボディワークスではお気に入りのクリームタイプのモイスチャライジングハンドソープが私の定番アイテムだったのでトゥルーブルースパシリーズは初めて使ったけど香りも使用感も気に入りました。もっと早く知っていれば。









 

アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.47 サンフランシスコの激安ご褒美ホテル編

旅行中の宿泊先にはとてもこだわりがある私ですが、そのこだわりはまったくホテルの星の数とは関係ありません。私にとって押さえておきたいのはインテリアのセンスに加え、費用対効果、バリューです。そんなわけでいつもはホテル探しのポータルサイトで引っかからないようなマイナーホテルを探したりB&B(ベッドアンドブレックファスト)にしてみたりしています。

だけど、今回のホテルはココ。

Wyndham Parc 55 Hotel (ウィンダム パーク フィフティファイブ ホテル)

サンフランシスコ中心の一等地に位置する4つ星超高層ホテルです。

ニューヨークでの貧乏学生暮らしがすっかり板につき、4つ星ホテルに泊まるのはかれこれ10年ぶり位?

でも。このホテル、サイバーマンデーセールでたったの$111.30だったのです♪2010年当時のレートだと日本円で1万円程度です。この値段で27F〜32Fの高層階のクラブ・ルーム(Club Room)のお部屋に泊まり、朝食付きです。インテリアデザインについては、ロビーはシンプルモダン、各部屋のインテリアはこのホテルは特に凝ってはいません。無難でシンプルないわゆるホテルらしいインテリアです。平凡と言えば失礼でしょうか。でも、リノベートしてあるので決して野暮ったくはないし、それなりに垢抜けていてこのバリューは気に入りました。

ところでサイバーマンデーって?という方に説明します。この日はアメリカのインターネットショッピングがとてもオススメなんですよ。

サイバーマンデー(Cyber Monday)とは、アメリカのサンクスギビング・デー(Thanksgiving Day)すなわち感謝祭という、アメリカ版お正月のような大きな祭日のある週(11月の第4木曜日)の次の週の月曜日の事です。

サイバーマンデーを説明するにはまず、その元となるブラック・フライデーについてご紹介します。感謝祭の木曜日の翌日の金曜日はブラック・フライデー(Black Friday)という、各実店舗での大バーゲンが恒例となっている日で、オン・シーズンの商品や人気商品が、数に限りはあるものの、日本では考えられないようなびっくりするような気前の良い値下げで大バーゲンになる日です。この日は夜が明ける前から並んで店が開くのを待つ人の行列が出来る程で、多くのアメリカ人はこの日にクリスマス用のギフトを購入するとされています。

これに対してサイバーマンデーは、ブラック・フライデーやその後に続く週末にプレゼントや欲しいものを「買いそびれちゃった(泣 どうしよう・・・」という人達のために、そして大バーゲンは逃したくないけど「折角の休みの朝っぱらから寒空の下に並びたくないよ・・・」という人達のために、そして、「あたしゃその日は働いてたわよ!押し寄せる買い物客をさばいてたのはア・タ・シ!」なんて人達のための、サイバーの、つまり、インターネット上での大バーゲンセールがある日なのです。インターネットショッピング自体の歴史もまだ新しいですが、サイバーマンデーは更にここ数年の新しい慣習なので、アメリカ人でもインターネットに詳しくない保守的な人ならまだよく知らない人がいる程なのですが、実は!このサイバーマンデーはと・て・もオトクな掘り出し物が見つかるので私はすっかり気に入ってしまいました。

まだ随分先の話ですが、ちなみに今年2012年のサイバーマンデーは11月26日。サイバーマンデーのおすすめポイントは、インターネット上のセールだということ。言い換えればブラックフライデーと違って日本にいながらでもそのメリットを享受できるということです。日本からのアクセスだと時差があるので26日月曜日の午後から27日の火曜日の午前中くらいまでに気になるアメリカのショップのウェブサイトにアクセスするか気になるアイテムやサービスとCyber Monday Saleとをキーワードにして検索してみれば超オトクなセールに出会えるかも、ですよ。



ちなみにこれが私が泊まった部屋。朝日を拝みたいので東向きの部屋にしてもらいました。



写真には写ってませんがベッドにウェルカムチョコレートが置いてありました(^−^)こういうの好き♪

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東北とニューヨークがアートで繋がります

あれから一年が経ちました。私事ながら長いニューヨーク暮らしを終え、日本へ帰国したこともあり、目まぐるしい早さで時が過ぎたような気もするし、あのショッキングな、とても現実とは思えない映像を、ニューヨーク市の地元ニュースを放送するテレビ局の、めったにない割り込み速報ニュースで目にしてまずは自分の目を疑い、つぎに新作映画の不謹慎なキャンペーンかと疑り、CNNで同じ映像を見て、初めてその映像がまぎれもない現実だと思い知らされたあの日からまだ1年しか経っていないのかという気もします。

私は関西出身なので大震災といえば阪神・淡路大震災がどうしてもすぐに思い浮かび、比較してしまうのですが、阪神大震災の時、復興が進むにつれて震災は多くの人の関心から消し去られ、それでもなお震災の傷跡が癒えない部分が残っている多くの人たちはもうあと少しの支援が受けることができず苦しみました。今回の東北関東大震災ではその学びを生かし、より多くの人や企業やコミュニティが継続的に支援を続けていけるといいですね。

忌まわしい震災から1年、ニューヨークは東北を応援しています。ニューヨークからの便りで以下のイベントを紹介いただいたので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。

めぶくアート展覧会
宮城県気仙沼とニューヨークの両方で開催される復興応援プロジェクトで、人と人の輪を少しずつ大きくしながら長期的に継続していくプロジェクトがとうとうニューヨークまで届いたそうです。今回の被災者でもある美術学生を含む日本からのアーティストとニューヨーク在住のアーティスト達の共同出品のアート展です。

ニューヨーク展開催期間は既に始まっていますが、4月中旬まで開催されるそう。
場所:JaNet会館アートスペース
住所:2 W 47th St. 7th Fl., New York, NY 10036

気仙沼展開催期間は、2012年3月17日(土)〜31日(土)
場所:復興屋台村気仙沼横丁(屋台内外、屋外)
住所:宮城県気仙沼市南町4−2−19
および
場所:気仙沼プラザホテル内ロビー
住所:宮城県気仙沼市柏崎1−1

詳しくは
http://www.nyniche.com/archives/5399
https://www.facebook.com/events/356185447745816/

人と人との繋がりが沢山芽吹きますように。

アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.46 サンフランシスコ上陸編

サンフランシスコ・ベイ・ブリッジを抜け、いよいよ市街地へ。バスはまずベイサイドを沿うようにフェリービルディング(Ferry Building)という所で一旦停車し、ここで降りる乗客を下ろした後は道なりに走り、フィッシャーマンズ・ワーフ(Fisherman's Wharf)のピア39へ。カリフォルニア・ゼファー号で出会った旅仲間はここで降りるのだそう。窓からは黄色いライトに浮かび上がった錨や舵などのモチーフなど港らしい佇まいとたくさんの観光客が見える。彼女とはここでお互いの無事と元気を祈りお別れする。バスは進路を変え街の内側へ。次の停車場所はサンフランシスコショッピングセンター(SF Shopping Center)。サンフランシスコきっての繁華街です。カリフォルニア・ゼファー号の時刻表にはご丁寧に住所835 Market St.が書いてあり、地図と照合しやすい。私はここで下車。バスはこのあとカルトレイン駅(Caltrain Station)まで行くようです。



街に降り立ち、早速目に入った路面電車。レトロです。サンフランシスコで走る路面電車の車両には世界中から集められたビンテージ車両が使われていて、サンフランシスコの美しい景観作りに一役も二役も買っています。素敵〜!



街はひんやりした風が吹いてはいるものの、冷たいというよりも涼しいと言ったほうが正しい位。1月とは思えない暖かさです。ニューヨークとは大違いでした。サンフランシスコに住んでいたことのある知人達は口を揃えて「あそこは一年中そんな感じだよ」と言います。街を歩く人のコートもニューヨークに比べるとずっと薄手。11月の大阪よりも暖かいくらいで素晴らしい気候でした。

街の雰囲気も穏やかで治安もよさそう。ホテルはここからすぐなので早速チェックインして荷物を置いて夕食へ出かけよう。





アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.45 バスに乗り換えハッスル編

デイビス(Davis)駅を出てからは、外の景色が暗いこともあり部屋の撤収作業と忘れ物の無いようチェックをバッチリ済ませ、軽く調べておいたサンフランシスコ(San Francisco)情報とホテルまでの道順をおさらいしていたので時間を持て余すこともなく過ごしました。途中で車両サービス担当のJさんが案内がてら挨拶しに来てくれました。そうそう、チップの準備も。忘れないようにしないと。

6:20pm とうとう到着しました。終点エメリービル(Emeryville)。とはいってもここは終点であって終点でないのです。どういうことかと言えば、この旅で使ったアムトラックのカリフォルニア・ゼファー号の終点はエメリービルなのですが、このチケットの終点はサンフランシスコなのです。ここからはチケット代金に含まれるバスに乗り換えて、サンフランシスコの中心地まで入ります。



結局最大5時間あった遅延が約2時間まで縮まりました。よく頑張った!

Jさんにお礼の言葉と共にチップとして$20払い、車両を後に。相場が知れ渡っているレストランのチップと違い、寝台車のサービスパーソンに対するチップの金額は頭を悩ませるところでした。インターネットで調べても、払わないという人もいれば、一泊$5で計算する人、寝台車を使ったのなら$20が最低ラインだ、という人、バラバラです。私はサービスがあまり気に入らなければ$10、まあまあなら$15、快適に過ごせたら$20と決めていました。彼のフレンドリーなサービスが感じ良かったのと、狭いとは言え二人用のルーメットを一人で使ったのでこれで良しとしました。



駅を出たところでバスに乗り換えられると教えてもらいましたがすぐわかるかどうか不安でした。が、それは私だけでなく、その辺にいる人に聞いても誰も乗り換えのバスがどれなのか知りませんでした。カリフォルニア・ゼファー号の時刻表に載っているだけでも少なくともここにはサンフランシスコ行きと、オークランド行きのバスがいるはずなので間違えないようにしないと・・・近くに駅員さんなど教えてくれそうな人もいないので不安に思いながらも、車内で出会った日本人の旅仲間と再合流。二人で止まっているバスに聞きに行くも「このバスじゃない、サンフランシスコ行きは知らない」とそっけなくあしらわれ、さらに待つこと15分。まさに駅の目の前に止まったバスから降りてきた運転手が「サンフランシスコ行き〜!」と叫んでいる。とても原始的でシンプルだけど分かりやすい。

さっそくバスに乗り込もうとするとここで問題発生。乗り換えのバスに乗るには、カリフォルニア・ゼファー号のチケットを運転手に見せます。チケットは飛行機の航空券と同じタイプで、大きな左半分と小さな右半分がくっついていて、片方が自分の控えとなります。シカゴでカリフォルニア・ゼファー号に乗り込んだ時、車両サービスのJさんがチケットを切り取り、私がを受け取ったのは右側の小さい方。それを運転手に見せると、「それじゃねぇ。もう一つのほうだ!無いなら乗せねぇ」と怖い顔。「(゚Д゚)ハァ?どっちでも関係ないっしょ」とも思ったのですが、旅仲間の半券を見ると確かに大きい左側を持ってます。周りにいた他の人の手にも大きい半券。そんなぁ!大きい半券を渡してしまった以上、この小さい半券で乗せてもらうしかないので、「けど、もう一方の大きい半券はサービスマンが持っていったんだから私はこれしか持ってないの!私の非じゃないでしょ。彼はの名前は◯◯だから、問題あるんなら彼に聞いて!」とまくし立てたところ、運転手は「あんたらは一緒(に旅している)なのか?」と、今日出会ったばかりの旅仲間と私に聞いてきたので彼女がすかさず「イエス!」と答えてくれ、ようやく「OK、入りな」とバスに乗せてもらえ事無きを得ました。ふぅ。

このトラブルはアムトラックにこれから乗ってみたい人の気持ちに水を差してしまうかもしれないので、ブログに載せるかどうか悩みましたが、やはり注意するポイントが分かれば対策も出来るので書いておくことにしました。私自身はこんなことがあろうがアムトラックの旅は本当に素晴らしかったし、絶対にまたアムトラックで旅をしたいと思っています。問題の原因を作った車両担当にも特に怒りは無いです。でも、もしこれを読んでくださった方でトラブルを体験をされた場合、仮に英語が苦手でも泣き寝入りはしないで出来る限り主張したほうがいいです。私の場合でも、サービス担当の所へ戻ればチケットを交換してもらえたかもしれないですし、パスポート等の身分証明書を見せてそのチケットの正式な所有者だと証明も出来るし、周りには恐らく親切でおせっかいな善良なアメリカ人の一人二人がいて助け舟を出してくれたかもしれないし、きっと何とかなったと思います。だけどここで言いなりになると、極端な話、ゴミ漁りをして見つけたチケットの半券でバスに乗り込もうとする卑しいアジア人と思われても仕方ないとされます、この国では。色んな人がいて色んな事が起こるのもアメリカの面白い所です。



バスに乗り込めばすっかり気を取り直し、ほんの15分ほどでサンフランシスコ中心地の夜景が見えてきました。この写真は市街に入るためのベイ・ブリッジ(Bay Bridge)という橋を通っている時に撮ったものです。写真には写せませんでしたがトレジャー・アイランド(Treasure Island)という島を右手に通りぬけました。宝島です。そしていよいよサンフランシスコ・ベイエリアへ。

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アムトラックで行く、アメリカ大陸横断旅行記 Vol.44 走れゼファー編

短い停車時間を終え、カリフォルニア・ゼファー号はまたゆっくりと動き出しました。乗客を乗せるのは今、後にしたローズビル(Roseville)駅が最後、これから先の停車駅では降車だけで、乗車は出来ないのだそう。とことん長距離路線なんですね〜。



車窓からはまた牧草地が目に入ります。カリフォルニアの牧草って心なしか緑色が瑞々しくビビッドな気がしました。栄養ありそう・・・。



ゼファー号、このあたりは本当にすごい勢いで疾走していました。写真がブレブレなのは私の腕前だけのせいではありませんw



サクラメント(Sacramento)駅に到着。カリフォルニア州の州都です。とは言ってもアメリカの場合政治の中心地と経済や観光の中心地は分けてあるので(日本もそうあって欲しい)派手さは皆無。自動車博物館や州立の鉄道博物館があるらしいので興味のある方はどうぞ。



あっさりとサクラメントを後にして、しばらくすると大湿原帯が。雲の隙間から透ける夕日が色を添えて幻想的でした。

この調子でいけば日没までに終点エメリービル(Emeryville)に到着するのでは、と期待してしまう位の飛ばしっぷりでしたが、さすがにそこまで予定ダイヤに追いつくのは無理だったみたいで、日没の5pmは過ぎ、外はもう暗くなってしまいました。



ここはデイビス(Davis)駅。終点まで後3駅、1時間半後にはエメリービルです。


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