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2015年11月04日

ソールの経年劣化

登山靴のソールが使用しておるうちにすり減るのは、「次の山行までに交換に出そう」とか「次の山行を最後にして交換に出そう」とか計画的に対応できます。

車のタイヤを交換するのと同じで、「そろそろヤバイ」事を事前に知ることができます。

登山靴で怖いのはソールの経年劣化です。
登山靴のミッドソールは(クッション部分)は素材のクッション性(耐衝撃性)からポリウレタン素材が採用されています。

このポリウレタン素材はまったく使っていなくても経年により劣化します。
また、アッパーとソールを貼り合わせる接着剤も劣化します。

実際の例としてソールが突然、まさにパカっと剥がれます
山行の途中や山小屋で、ソールを応急処置している場面を見ることは珍しくはありません。

ポリウレタンの劣化原因にはいくつかの要素があります。

・水分や湿気
・カビやバクテリヤ
・温度の上昇(高温)
・紫外線

なるべくこれらの影響を受けにくい場所に保管する必要があります。

玄関の下駄箱にしまわれているのがありがちですが、これは靴にとっては劣悪な環境と言えます。
自身の部屋に保管することが望ましいです。
人が過ごしやすいと感じる環境は、靴の保管にも適しています。

保管環境の適さない場所に長期間放置された場合は短期間で寿命を迎えます。

良い環境で保管したとしても登山靴の寿命は5年程度と考えましょう。

またポリウレタンは放置よりも使用したほうが長持ちします。
靴にとっては、どんどん履かれて劣化する前にすり減ってソールを交換してもらうのが嬉しい事でしょう。

ふらふらパカっと剥がれたら

管理人の場合、季節、日数、山域に関わらず必ず持っていく装備の中に、結束バンド、ビニールテープ、針金、細引き(※)が入っています。靴底の修理だけのために持っているわけではありませんが、応急処置には利用できます。

ソールを応急処置している場面を見ることは珍しく無いことは先に述べましたが、自力で応急処置できない人を見ることも珍しくありません。単独、パーティに関わらず、「入山から下山まで人に頼らず自己解決」が登山の基本です。

応急処置ができたとしても、例えばテープはすぐに擦り切れます。登山を継続することはできません。速やかに下山しましょう。


※物を縛ったり張り綱だけを想定する場合は5mm以下で十分ですが、せっかく持つのであれば、万一の空中懸垂等も想定して5mmから8mmをお勧めします。(強度や品質等は十分に把握して購入しましょう)

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posted by ヘロヘロハイカー at 16:07 |
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