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2017年02月13日

「マーシャルロー」デンゼルワシントン、ブルースウイリス、

1998年製作のアメリカ映画「マーシャルロー」はニューヨークで大規模テロを起きたことを想定した作品である。

主演はデンゼルワシントン。FBI捜査官アンソニーハバード(デンゼルワシントン)は、バスジャック事件の

人質を解放しようと説得をこころみる。犯人はアラブ系のテロリストで、子供や老人が人質にされていた。

ハバードの必死の呼びかけに犯人も心を開いたのか子供たちを開放した。安堵したハバードは続いて老人

たちを開放するよう要求するが甘かった。テロリストの目的はテロを起こして、騒乱状態を起こすことで

次の瞬間人質ごとバスは爆破する。

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爆風でハバードは吹き飛びケガをするが、テロリストのリーダーをなんとしても捕まえようと決意する。

そのころCIAの工作員エリース(アネットベニング)もテロリスト対策のためにアラブ系の人間と接触し

情報を収集していた。しかし海外と国内組織の縄張り争いもあり、ハバードとことあるごとに対立していたのだ。


そしてエリースには秘密があった。かって中東に潜入して現地で工作員を要請し、爆弾の作り方をはじめ

破壊活動を指導していたのだ。そしてそのときの協力者のサミーをインフォーマーとして使っていたのだ。

だがサミーとエリースの間には肉体関係まであったのだ。

そうしているうちにアメリカ政府は事態を重く見て軍隊が出動させ、ブルックリンは戦車や装甲車で埋めつく

された。指揮官はタブロー将軍で(ブルースウイリス)は強権を用いてアラブ系住民を手当たり次第に

強制収容所に入れていく。そしてハバードの同僚でアラブ系捜査官の息子が逮捕されたことから

タブローとの対立も深まっていく。しかしテロのリーダーはは意外なところにいた・・・

イスラム国の世界を席巻している現在アラブのテロリストは珍しくないが、この映画が製作されたのは1998年で

あの2001年のアメリカ同時多発テロの以前のことから考えると驚きである。

現実を先取りしたような内容に驚くが、映画というものはある勢力が何か起こすときに犯行声明のように

創ることもあるのだ。ここでは深くは触れないがニューヨーク同時多発テロ事件はインサイドジョブである疑い

が濃いのである。

それはともかく面白い作品なのでおすすめの作品である。主演のデンゼルワシントンも役によってころっと

変わるがそれだけ演技がうまいのだろう。

邦題のマーシャルローとは戒厳令のことである。

原題はThe Siege  監督はエドワードウイック





posted by ハヤテ at 17:17| 政治映画
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