2015年03月16日

ネズミはチーズが大好物

『トムとジェリー』などネズミとチーズの関係を描く作品は多数存在し、古くは『マザーグース』などにも登場している。しかし、実際にネズミにチーズを与えても積極的に食べようとはせず、また、種類や生息環境によって食性が異なることも確認されている。このようなイメージが生まれたのは、中世・近世のヨーロッパで保存食として貯蔵庫に置かれていたチーズが、そこに住み着いたネズミによってかじられる被害が続出したことによるものと考えられる。ただし、当時のヨーロッパに生息していた家ネズミは植物性を好むクマネズミであることから、餌としてではなく単純にかじる習性によるもの(近年では電気コードや通信ケーブルへの被害が知られる)と考えるのが妥当である。
これに関連して穴あきチーズの穴はネズミによるものと勘違いされることもあるが、実際は発酵ガスによる気泡が固まったものでありネズミと一切関係はない。
また、日本や中国では古くから米を好むとされるなど、地域によってチーズ以外のものが好物として伝えられていることもある。
posted by 都市伝説のまとめ at 07:47 | 生物
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