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2015年04月20日

エイズ・メアリー/エイズ・ハリー

行きずりの異性と夜を共にした翌朝、相手は姿を消し「エイズの世界へようこそ!」というメッセージが残されていた、というもの。


【概要】

観光等で訪れた男性が行きずりの現地女性と一夜を共にする。翌朝起きてみると女性はいなくなっていた。身づくろいをしようと洗面台に向かうと鏡に「エイズの世界にようこそ!」と大きく口紅で書かれている、というのが基本的な筋である。舞台は海外であることが多いが、日本国内とされることもある。

感染原因が「女性と食事をしたから」「女性が咳をしたから」などのバリエーションも存在する。しかしこの場合は、実際には感染原因とはならないため、エイズに関する誤解を与える可能性が高い。

エイズ・ハリーと呼ばれる、この都市伝説の男性版も存在する。こちらの話では、一夜を共にした男性から「帰りの飛行機の中で開けてくれ」と言われて渡されたプレゼントの箱を女性が飛行機の中で開けると、上記のメッセージと棺桶型のブローチが入っていた、となっている。


【由来】

エイズウイルス感染者が他人を巻き込もうと行きずりの関係を持とうとする話や、海外旅行で行きずりの異性と一夜を共にして性病に感染するという話は実際に多く存在するため、それを下敷きとして作られた物語であると思われる。また、エイズ・メアリーという名称は、メアリー・マローンの事件が由来であるともされるが確証はない。

イギリス、オーストラリア、カナダ、アメリカの各州、スウェーデン、ドイツ、バーレーン等の国々では、エイズウイルス感染者であると自覚しながら相手にそれを明かさず感染予防をしない性行為をした人間を性犯罪者として取り締まっている。


【背景】

これらの話が誕生した背景には、エイズ及びHIV感染者に対する偏見・差別意識があると考えられる。

ちなみに、エイズ関連の都市伝説には「同性愛者に襲われた人が『僕はエイズだ(I am AIDS!)』といって逃れようとすると相手が『俺もだ(Me too.)』と返してきた」というものがある。こちらも「エイズ=同性愛者の病気」という誤解・偏見に基づいていると考えられる。
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