クレジットカードの支払い方法として、分割払いとリボ払いがあります。 分割払いは商品の購入時に支払い回数と支払額を決め、その時点で金利も計算されます。リボ払いの場合、カードを作る際に毎月の支払い額を決めます。買い物をした時にそのカードを提示して「リボ払いで」と指定すれば、毎月の支払いの中に組み込まれる仕組みです。 例えば１０万円の買い物をするとします。５回の分割払いにした場合１０万円に 5 か月分の金利を加算した額を 5 回に分割して支払います。更に翌月同じような買い物をした場合には、前月の買い物の支払いとは別にまた新たに分割払いの金額が加算され月々の支払いの負担が大きくなります。 一方同じ買い物を毎月３万円のリボ払いでした場合、毎月の支払い額は全ての支払いが終了するまで 3 万円で済むことになります。金利は常に残額にかかり、支払い期間は長くなりますが月々の負担額という点から考えるとリボ払いの方が楽だし、金額が明らかだという面で家計の管理もしやすくなるでしょう。 ただし、ここで考えておきたいのが金利の設定です。いくら毎月の支払い額が一定で済むから楽だといっても、残額に毎月金利がかかっていることを忘れてはいけません。 大きな買い物をしたにもかかわらず、毎月小額の返済で済むということはその分長い期間金利を払い続けているということなのです。毎月の返済が小額であるというのはとても魅力的なシステムではありますが、だからといって無計画に買い物を続ければ、結局いつの買い物のものだかわからない利子をずるずると払い続けることになりかねないのです。

今、数え切れないほどのクレジットカードが世の中に溢れています。 それぞれ魅力的な特典が付いていて、それらはみんなカードを使えば使うほど得をするものばかりです。 クレジットカードの主流となった特典のひとつはポイント制度。百貨店などに多いこの制度はクレジット利用だけでなく現金での買い物でもそのカードを提示すればその金額に応じたポイントが付くというものです。 中には来店しただけでポイントが付くものもあります。もちろん、他の店でのクレジット利用にもポイントが付くので、知らず知らずのうちにどんどん貯まります。 そのポイントはほとんどが買い物券に交換することができるようになっているので、お気に入りの百貨店のカードが一枚あればお得な割引制度として利用できるのです。 携帯電話やインターネットのプロバイダ料金の支払いをクレジットカードにすればその分ポイントが加算されるシステムも一般的になってきました。 カーディーラーやガソリンスタンドと連携したカードでは、ガソリンを入れるたびにポイントが付いたり、提携の店や施設が割引料金で利用できる制度もあります。 家族旅行の時など、レジャー施設での割引はありがたいものですね。最近利用客が増えてきたＥＴＣの利用と連携したポイントサービスを受けられ、高速料金が割引になるカードもあります。 あなたのたんすの中に眠っていて、年会費だけ支払っているカードはありませんか？ 毎月利用明細書と一緒に送られてくる小冊子を細かく読んでみたら、知らなかった特典がまだまだたくさんあるかもしれません。ただ支払いの時だけ使うのではもったいない、使わなければもっともったいない、お手持ちのカードをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。 自分のライフスタイルに合ったカードを見つけてどんどん活用すれば、使う楽しみ、買う楽しみもどんどん増してくるでしょう。