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2017年02月08日
Deff Sound USB DAC & ヘッドホンアンプ DDA-DAC1U が送料無料の16,980円!
NTT-X Storeにて、「Deff Sound USB DAC & ヘッドホンアンプ DDA-DAC1U」がナイトセール割引で16,980円で販売されています。安い店でも18,000円台ですので、17,000円切りは特価だと思います。
本製品は Windows と Mac に対応したUSBバスパワーで動作するヘッドホンアンプですが、省電力ノートPCなどで電力パワーが十分でない場合は、背面にAC 5VのDC端子を利用して電力補助(ケーブル等は標準添付されています)して動かすことも可能です。搭載されている出力端子で主なものは、標準(6.3ミリ径)ヘッドフォン出力、ミニ(3.5ミリ径)、ライン(RCA端子)出力、Optical Out端子があり、切り替えでそれぞれ使用するものを選択します。一方入力は、モバイルモニター入力、USBポート、Optical In端子があり、本機の性質上USBからの入力がメインになると思います。本機は外見もこだわっており、トップに配置されているボリュームノブはアルミニウム削り出し、その軸受はボールベアリング内蔵型ですので、ボリュームを回す操作は病みつきなるほどしっくりくる、吸いつくような滑り出しです。また、本体そのものもCNC加工のアルミニウム削り出しで、筐体につなぎ目などありません。デザイン的な優位性よりも、その優れた制振性のおかげで一体型アルミニウムボディに基盤回路を固定して、外部の振動のみならず内部の振動り影響を極力受けないように設計されています。
対応音源はPCM形式で96kHz/24bit、DSD形式で2.82MHzですので、ハイレゾ再生可能です。
Windows では「Foobar 2000」が本機の奨励再生ソフトで、Mac だと「Audirvana」が奨励とのことですが、最新版の「Audirvana」は DSD 音源ネイティブ再生に対応せず PCM形式に変換してからの再生ですので、音質的には不利になります。
使用してみると、ノイズがほとんど感じられない、ホワイトノイズも聞こえず、出力切替を行った際のポップノイズすらでないので、回路設計はしっかりしていると感じます。少し調べてみると、左右完全独立のアナログ回路になっていて、しかも回路は左右対称設計のようです。この対称設計はピュアオーディオの基本思想ともいえるものですので、かなり本気のアンプなんだなと思います。本機ではカップリングコンデンサは控えられていて(一部使用されているらしいですが)、ヘッドホンインピーダンスセレクタを排除するなどの音質劣化に力点が置かれているようです。バスパワー駆動の2万円程度の製品として先入観があったので使、使用する前はさほど期待していなかったのですが、音を鳴らしてみると高音・低音もしっかり、残留ノイズも少なくパワー十分という優れものだということがわかります。音色も飾り気がないので、癖のあるヘッドフォンやスピーカーにも無難に合わせられそうです。高域がほとんど歪まないのは、バスパワー駆動アンプとしては大したもので、特に電子楽器類は自然に再現しているように思います。生楽器の方は、心持ち低域が控えめなのか電子楽器がエミュレーションしているように聴こえることもあるのですが、これも裏を返せばそれだけ解像感がしっかり出ているということでもあります。チャンネルせばレーションは素晴らしく、オーケストラの演奏などは立体感がそのまま耳に伝わります。どの音を聴いても清潔感を感じる粋な仕上がりです。ハイレゾヘッドホンを愛用していて、それを活かすためのコンパクトで使いやすい高音質アンプを探していた方には、イチオシの製品という感じでオススメです。
タグ:NTT-X
エレコム Bluetoothオーバヘッドヘッドホン LBT-OH05BK が2,138円!
エレコムダイレクトショップにて、「Bluetoothオーバヘッドヘッドホン LBT-OH05B>」が2,138円でアウトレット処分価格になっています。送料無料にするためには、税込2,160円以上の購入が必要なので、あと28円分何かを同時購入するのがおすすめです。
ここ最近のエレコムのヘッドホンは音のまとめ方がよくできていて、かつての安物感がありません。本ヘッドホンも価格を考えても音質・使い勝手ともに他社の同価格帯の製品より優位だと思います。Bluetooth 4.0 (power class1)対応、見通し約100mが最大通信距離で、最大登録可能台数は8台、NFCやマルチポイント(2台同時待受け)にも対応しています。対応BluetoothプロファイルはHFP、HSP、A2DP、AVRCPがあって、A2DPの対応コーデックはSBCと AAC、SCMS-TによるA2DPの対応コンテンツ保護もサポートされています。
筐体そのものは約98gの軽量型、ダブルジョイント構造を採用した装着時の耳への負荷を低減する設計になっていて、連続再生で最大16時間、連続通話の場合は最大15時間と実用性も兼ね備えています。スペックの方は上出来ということで、肝心の音質の方も、最近のエレコムらしくハデな誇張のない、ピュア再生を重視の各帯域バランス良好型で、苦手だろうと勝手に予想していた低音もよく出ています。ハイレゾ対応ではないので、解像度は普通です(高くはありませんが悪くもありません)。音の広がり、臨場感はハイレゾ対応機種には負けてしまいますので、高い解像度を期待されている方は注意してください。
実際に使用してみると、本ヘッドホンは使い勝手がよく、たとえば iPhone に接続すると、バッテリーや音量などが画面と連動します。バッテリーもよく持つ方で、頻繁に充電が必要になるということはありません。電話の待ち受けと音楽再生を同時にこの一台でできますので、Bluetooth ヘッドフォンとしては全体的によくまとまっています。さらに、ちょっと周りの音を聞きたい時など、ヘッドホンを首にかけて(外して)使うようなことをするかと思うのですが、そのまま多少走っても壊れるような作りではなく、見た目以上にしっかりしているので、鞄に雑に放り込むような使い方をしても大丈夫だと思います。通勤・通学用のしっかりした無線ヘッドホンを探していた方には、オススメですよ。