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2018年10月27日
ただ、カモメのジョナサンになりたかっただけなのに・・
とっちゃんです
人生に関わる名言は数多くあります。
今回は、ちょっと考えさせられる面白い言葉をご紹介します。
◆もっとも高く飛ぶカモメはもっとも遠くを見通す◆
リチャード・バック(米国の作家『かもめのジョナサン』著者 / 1936〜
これは、皆さんも耳にしたことがある名言かもしれませんし、作者より著書の方が有名かも知れません。
■ざっくりと解説してみます■
この本は、1970年にアメリカで出版されていますが、本格的には1972年6月以降に大ヒットしています。
同年後半にニューヨークタイムスのベストセラーリストの1位となっているほどです。
その後なんと38週もの間 1位を保ちつづけたそうです。
また、1973年には当作品を原作とする映画も制作されています。
そして、1974年10月時点(映画が日本で公開された時点)で、米国では『風と共に去りぬ』を抜いて1500万部の大ベストセラーとなっています。
全世界では、なんと驚きの4000万部が売れている超絶大ベストセラーです。
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日本では1974年6月20日に新潮社より五木寛之の訳で出版され、(当時)120万部のベストセラーとなり、270万部を超えるロングセラーとなっています。
実は、ストーリーとしては少し現実離れした感が否めませんがとても面白いです。
カモメとして飛ぶという行為を徹底的に追究してみたり、変わり者扱いされた挙句、生きることの意味を仲間たちに伝えようとしたりで、ともかくすべての発想が一風変わっています。
そして、やがて「瞬間移動」を伝授され超能力を身につけていくというストーリーの流れは、哲学的かつ宗教的であり、私達の日常生活からは少しかけ離れた奇抜な世界が描かれていると言えます。
したがって、私は、この言葉は「より高い志(こころざし)とより広い視点を持て」との教えであると理解しました。
それにしても、よく売れています。
さて、もうひとつはゴルフの名言です。
これは皆さんの仕事や私達の生き方にも通じる考え方です。
それはこの言葉です。
◆ベストをつくして打て。その結果がよければよし、悪ければ忘れよ◆
ウオルター・ヘーゲン
ほぼ同時代にプレーしたボビー・ジョーンズが生涯アマチュアを貫いたのに対して、ヘーゲンはプロゴルファーとしてキャリアを送った。
敬称として「ザ・ヘイグ」(The Haig)と呼ばれた。
プロスポーツ選手として、生涯に100万ドル以上を稼いだ選手はヘーゲンが最初だと言われている。
メジャー大会の優勝回数は11勝。
これはジャック・ニクラスが1973年の全米プロゴルフ選手権でメジャー大会12勝目を挙げるまで、44年間にわたりゴルフ界の歴代1位記録であった。(Wikipediaより)
■とっちゃん流解説■
こんな生き方ができたら、誰も苦労しないだろうに・・
ともかく凄すぎる選手だからこそ言えた言葉かもしれません。
これを私は男性が女性と上手に付き合っていく際のコツに置き換えてみました。
こうです!!
ベストをつくして謝れ。その結果、機嫌を直してくれればよし、そうでなければさっさと逃げよ
うーむ、なかなかの出来栄えですね!!
女性は何故かこちらが何も悪い事をしていないのに機嫌が悪いことがあります。
どうも、特に彼氏や夫のやる事なす事のすべてが気に入らない時があるようです。
とかく女性は理性より感情で動くと昔から聞かされてきました・・
したがって、男性の皆さんは自らを変えていく必要があります。
そうです、カモメのようにもっともっと高く飛ばなければなりません!!
そうすればするほど遠くが見えてくるはずです。
カモメではなくヤモメになったとき苦労しないように。
まあ我が家もシンガポール旅行から帰ったばかりなので今のところ小言は少なくなっていますが・・
ふー、良かった、ヨカツタ、ヨカツタ・・
今回もいいまとめ方で終われたぞ!!
ハイ、今日はここまで・・・
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posted by 戸崎史朗 at 06:00
| 社会や経済そして生きる事
2018年10月09日
ゴルフに同じスイングが無いように、人にも同じ生き方は無い!!
とっちゃんです。
本日は、改めて私たちの生き方を考えてみるキッカケとなるゴルフの名言をご紹介します。
ゴルフ・スイングは指紋のようなものだ。
二つとして同じものはない。すべてが独特の形をしている
(ジェームズ・ロバートソン)
この言葉は、私が常に感じていることと一致します。
もっとも、多少なりともゴルフの経験がある方は同感かもしれません。
いや、もっと言えば、野球でもテニスでも多くのスポーツに同様の事が言えるのかも知れません。
逆に不思議に思いますね、何故同じだと感じるスイングがないのだろうかと・・
しかもプロの世界でも一流になればなるほど独特のスイングをします
■分かり易い例としては青木功と尾崎将司との違い
青木プロのスイングは、前傾を深く保ち、一見すると手打ちのように見えます。
しかし、捻転は左肩から深く入っており、ややフラットなスイングプレーンを描いています。
パットにも大きな特徴があって、コッキングを使ったいわゆるタップ式といわれるパチンと当てる打ち方だと、私は理解しています。
流し込む打ち方よりも、ラインに負けない打ち方です。
パットの名手として世界でも絶賛されていますね・・
一方の尾崎プロは、プロ野球出身者です。
ピッチャーのリリースとゴルフのダウンスイングにはひじの使い方に共通点があると言われており、その通り球を遠くに飛ばす技術と繊細な小技でゴルフ界をリードしてきました。
実際に彼は徳島の海南高校から西鉄ライオンズに入団しています。
青木功は2004年に、そして尾崎将司は2010年にともに世界ゴルフ殿堂入りしています。
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また、アメリカツアーで活躍している松山英樹は、トップでタメを作り少し間をおいてからダウンスイングを開始していく特徴があります。
あの独特の間は真似をしてもなかなかできるものではありません。
私などが真似をすると、上半身と下半身のバランスがうまく取れたときはヒットしますが、トップで溜めてしまうために右手で打ちに行こうとして、右肩から突っ込んでしまいます。
結果はほとんどの場合、左への引っかけボールとなってしまいます。
あるいは、下半身が流れたり身体が早く開いてしまうとスライスボールとなります。
やはり強靭な下肢を備えていないと難しいスイングといえます
■人の生き方も同様に、自分の特徴が出るもの
●世渡りの上手な生き方
●不器用でお世辞のひとつも言えない生き方
●ひたすら我が道を信じて真っ直ぐに生きる方
●自分に対する周りの評判や評価ばかりを気にして生きていく方
まだまだあるでしょうが、おおまかに言えばこんなところでしょうか・・
要約すれば、この言葉は誰のどのスイングがいいとか、あるいは、悪いとかを指摘している言葉ではありません
十人十色と言いますが、人はそれぞれ体格も体質も体力も違うものです。
ゴルフにおいては、自分の体力や体格、年齢、性別にあったスイング。
そして人生においては、各々の身の丈にあった生き方が好ましいもの、と私には聞こえます。
したがって、憧れるのは仕方ないにしても真似をしたからといってうまくいく保証はどこにもありません。
■まとめ・この言葉は多様な考え方を学ぶためのもの
ゴルフに関する名言の多くは、アーナルド・パーマーやジーン・サラゼン、ジャックニクラウスなど名プレーヤーのものが多く紹介されています。
しかし、このジェームズ・ロバートソンはイギリスの俳優(1949年 〜 1969年)です。
ついでながら調べてみると、彼が出演した映画の中で人気NO1は「チキ・チキ・バン・バン」という作品でした。
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うーん、だからでしょうか、プロゴルファーではないところに、逆に人生の深みを感じてしまいます。
いずれにしても、先述の通り、ゴルフや生き方に上手い下手はあるにせよ、決して他人を恨んだり、貶めたりしてはなりません。
顔や指紋が違うように、似ていても人はやはりそれぞれ違うものなのです。
私達の人生においては、選択と判断が絶え間なくやってきます。
そんな中で肝心なことは、何を選択するかではなく、自分が選択した道を悔いのないように精一杯生きてみる事です。
正にこの言葉は、少し目線を変えただけで多様な解釈ができる人生の指針のような言葉です。
言い換えれば、私達の生き方を改めて考えてみるキッカケとなる稀有な名言ではないでしょうか・・
ハイ、今日はここまでです!!